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懐かしくて新しい、デスクに迎えたい“日本レトロ”名作文具15

  • 2026.2.4
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デジタルに囲まれる日常だからこそ、ふと触れる文房具には、温もりや情緒を感じるものを選びたい。日本に古くから伝わる職人技や、どこか懐かしさを覚える意匠。そんな「レトロ」な空気感をまとったアイテムは、デスクに置くだけでその場を特別な空間に変えてくれる。

長く愛される定番から、伝統の美を今の感性で楽しむ新作まで。素材の質感や色使いが美しい、デザイン性の高い日本の文具を集めた。機能的でありながら、オブジェのような佇まいを持つ名品たち。お気に入りの一つを、あなたのデスクにも。

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「プラチナ万年筆」の“#3776 CENTURY セルロイド べっ甲柄”

1919年の創業以来、日本の筆記文化を支えてきた「プラチナ万年筆」。その旗艦モデルである“#3776 センチュリー”のセルロイドシリーズは、板材を巻いてパイプ状にする独自の製法により、半年もの歳月をかけて一本ずつ丁寧に成型される。素材特有の複雑な色混ざりが生むべっ甲柄は、深みのある艶が美しい。インクの乾燥を防ぐ最新の“スリップシール機構”を搭載するなど、1919年の創業から培われた知恵と科学の粋が、この一本に凝縮されている。

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「京都鳩居堂」の“いろはにほへと付箋”

1663年に京都で創業したお香と筆記具の老舗「京都鳩居堂」。2026年の新商品として提案する“いろはにほへと付箋”は、かつての歯磨粉や印香のパッケージ意匠を現代に蘇らせた意欲作だ。伝統を守り育てるという気概が宿るレトロなグラフィックは、全16種類。写真の柄をはじめ、多彩なバリエーションがデスクに知的な遊び心を添えてくれる。自分用にはもちろん、大切な人への贈り物にも選びたい。

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「ツバメノート」の“B5大学ノート”

“日本レトロ”のの象徴とも言える「ツバメノート」の“大学ノート”重厚感漂う表紙デザインは、現代のデスクにおいても格調高い存在感を放つ。創業者・渡邉初三郎の気概を示す“H.W”の金箔押しが、その品質の証だ。本文には、目に優しく書き味滑らかな最高級のフールス紙を使用。黒澤明監督が愛用し、アニエス・bも絶賛したというこの一冊は、丈夫な糸綴じで仕立てられ、デスクに置くだけで、日々の思索の時間がより豊かなものにしてくれる。

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「榛原」の“横書き蛇腹便箋レターセット 唐草”

1806年に日本橋で創業した和紙舗「榛原」。かつて万国博覧会で称賛され、世界の美術館にも収蔵されたその審美眼は、現代の“横書き蛇腹便箋”にも息づいている。生命力の象徴である唐草模様をあしらった便箋は、折り目ごとにミシン目が入り、書き終わった位置で切り取れる合理的な設計が魅力。厚手の紙質なので特別な日のカードとしても。

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「薫玉堂」の“ふみ香 お西さん”

安土桃山時代の創業から、一貫して香りと向き合ってきた「薫玉堂」。その美意識が凝縮された“ふみ香 お西さん”には、西本願寺の紋である下り藤をイメージする藤の絵柄があしらわれ、中には名所を描いた美しい香が収められている。白檀をベースとした上品な薫りは、手紙を受け取る相手への贈り物としてはもちろん、財布や本に挟んで自分だけの香りを愛でるなど、用途は幅広い。

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「トラベラーズカンパニー」の“クリップ ナンバー”

“旅するように毎日を過ごすための道具”を提案する「トラベラーズカンパニー」。真鍮の質感が懐かしいこのクリップは、デジタルとは無縁の時代、異国のホテルで掲げられていたルームプレートをイメージして作られた。真鍮製の本体には1から12までの数字が型抜きされ、インデックスとしてノートの表情を豊かに彩る。

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「TAjiKA」の“copper”

兵庫県小野市で四代に渡り鋏を製造する「多鹿治夫鋏製作所」から生まれた「TAjiKA」。“copperシリーズ”は、鋼に銅メッキを施し、特殊な加工で使い込まれたような風合いを表現している。裁鋏の技術“裏すき”と職人の手研ぎを活かした切れ味は、紙だけでなく布も切れるほどに鋭い。使い込むほどに深まる銅の色調を楽しみながら、修理を経て永く付き合える。

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「FUTAGAMI」の“テープカッター”

明治時代から続く仏具メーカー、二上が手がけるブランド「FUTAGAMI」。真鍮無垢の鋳物で作られたテープカッターは、そのどっしりとした重みにより、片手でスムーズにテープを切ることができる。手作業で削り出された真鍮の刃や、同素材のローターなど、細部まで素材の美しさが宿る。

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「göbëstamp」の“スタンプ”

大正13年創業の印鑑店を引き継ぐ3代目が、女性ならではの感性で提案する「göbëstamp」。伝統の製法で一点ずつ手作りされるスタンプは、国産ならではの繊細な陰影が美しい。写真の「シマちゃんセット」は、しま猫や積み木のお城など、遊び心溢れる4種を収めたもの。多彩なラインアップの中からお気に入りを選び、自由に組み合わせることで、身の回りの小物が自分だけの特別な一品へと変わる愉しみを味わいたい。

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「廣田硝子」の“切子模様文鎮“

1899年創業、東京で最も歴史ある硝子メーカーの一つ「廣田硝子」。透明度の高い光学ガラスに伝統の江戸切子を施した“切子模様文鎮”は、会津塗の技術を掛け合わせることで、通常の切子とは一線を画すミラーのような光の屈折を実現している。魚子や菊繋ぎなど、古くから愛される5つの紋様は、どんな景色にも馴染みながら書斎に知的なアクセントを添えてくれる。桐箱に収められているので、贈り物としてもおすすめ。

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「岩鋳」の“文鎮“

茶の湯とともに発展した盛岡の鉄器文化を継承する老舗「岩鋳」が手がける、手のひらサイズの文鎮セット。小さな体に鉄の量感を宿し、デスクワークの合間にふと心を和ませる愛嬌がある。一体でも、もしくは寄り添うように2体並べても絵になるその姿は、書斎の品格を高めるだけでなく、玄関先を彩るしつらえとしても相応しい。暮らしに幸せを運ぶ縁起物として、年月をかけてその質感を育てる愉しみを味わいたい。

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「シュロ」の“丸缶”

“人とモノとの心地よい関わり”を大切にする「シュロ」が提案する“丸缶”は、熟練した職人が一つひとつ手作業で作り上げることで、どこから見ても凹凸のない美しいラインを実現している。あえて表面に残された研磨の跡に空気や手の油分が入り込み、ブリキはマットに、真鍮や銅はアンティークのような深い色合いへと育っていく。日本特有の侘び寂びを感じさせるその趣きは、デスクの小物を整えながら、道具を自分色に育てる愉しみを教えてくれる。

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「公長斎小菅」の“The Plateau Collection トレイ”

1898年の創業以来、竹の新たな価値を追求し続ける「公長斎小菅」が手がけるオーバル型のトレイは、日本の風景を映したかのような落ち着いた印象を与える。竹の集成材を用いることで一点ごとに異なる節や模様が浮かび上がる、自然素材ならではの豊かな表情を楽しみつつ、スタッキング可能な機能美によって、散らかりがちなデスク周りの小物もスマートに収め、空間を端正に整えてくれる。

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「SIWA 紙和」の“トレーA4ふた付き”

1000年の歴史を誇る和紙の産地、山梨のメーカー「大直」とプロダクトデザイナーの深澤直人が手がける「SIWA|紙和」。和紙の風合いを活かしつつ耐久性に優れた素材ナオロンを用いたデスクトレーは、コピー用紙500枚を収納できる実用性を備え、フタを分離してトレーとしても活用できる柔軟な設計が特徴。書類や筆記具を分類して収めることで、雑多なデスクをすっきりと整理し、落ち着いた環境を作り出す。

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「白木屋傳兵衛商店」の“テーブル用小箒 小”

1830年の創業以来、京橋で江戸箒の伝統を今に伝える白木屋傳兵衛商店。テーブル周りにちょうどいいこの小箒は、長年培われた技術指導が息づく上質な素材を用いており、穂先の柔らかな当たりと絶妙なコシによって、力を入れずとも塵を軽やかに掃き出せるのが心地よい。電気も音も使わない環境負荷の少ない道具は、デスクに立てかけておくだけで今の空間に溶け込み、ワークスペースを心地よく保ってくれる。

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