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松井玲奈「“あたため信者”なので、現場では“湯たんぽおばさん”してます(笑)」

  • 2026.2.3

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「私とフェムケアの話」。エッセイ集「ろうそくを吹き消す瞬間」を発売するなど、執筆も積極的に行う俳優の松井玲奈さん。多忙な日々で見つけた、不調との向き合い方とは?

女性特有のつらさはひとりで抱えず、共有できる関係性を

松井玲奈

現場では“湯たんぽおばさん”してます(笑)

17歳でアイドルグループに所属し、第一線を走り続けてきた松井玲奈さん。グループ卒業後は俳優として活躍しながら、2018年には小説家デビューも果たした。「子供の頃から自律神経が乱れやすかった」が、多忙な日々を送る中で、年齢に応じたカラダの不調にはその都度、対策をとってきたそう。

「お仕事を始めると、毎日違う場所に行きいろんな人と会い、覚えることもたくさん。環境の変化に追いつけなくて、10代後半で一時期生理が止まってしまったことがありました。でも当時は、なんなら楽ちん、ラッキーぐらいに思っていて。ほかの不調もあったとは思いますが、気力で乗り越えていたんでしょうね。いま振り返ってみると、カラダのSOSを無視していたなんてとんでもないことだったと思います」

経験や知識から、少しずつ心とカラダのコントロールができるようになっていったという。

「私の場合、不調が起こるとカラダよりもメンタルが大きく変わってしまう。だからまずは不調の原因となる自律神経を乱さないように、規則正しい生活を送ることを心がけています。ショートスリーパーですが睡眠時はなるべくリラックスできるように、湯船に浸かりながらカラダをしっかりほぐしたり。ストレスが溜まるとわーっと食べたくなる時がありますが、それも自律神経が乱れる原因なので気をつけています」

それでも30代では、ホルモンバランスの乱れを感じるようにも。

「普段気にならないような細かいことが気になったり、なんでこんなことができないんだろう…と落ち込むことも増えました。その変化はショックでしたが、深く考えることも大事だけど、それでは前に進まないし解決しないということに気づいたんです。それからは次のステップに進むために気持ちを切り替えられるように。その方法の一つが“ジャーナリング”。毎朝頭にあることをノートにすべて書き出すことで頭をカラにして、新しい情報が入りやすい状態で一日をスタートしています。前日にうまくいかなかったことを書くことで現在地を確認できるし、自分を整えられます。もしカラダの不調を感じたら“今日はホルモンバランスが悪いです”と書くだけで、諦めもつくんです(笑)」

“諦め”は執筆活動の助けにも。

「生理前など、どうしても筆が進まない時は、思い切ってやめちゃう。外に出て映画を観たり、喫茶店に行って気分を変えます。カフェとは違う喫茶店の席の絶妙な距離感はぼーっとするのに最適ですし、周りの井戸端会議がふと耳に入るのが意外と刺激的で。あとはとにかくカラダを冷やさないこと。お味噌汁にチューブの生姜を入れて飲んだり、最近はお土産でいただいたスリランカのお茶がお気に入り。生姜、クミン、ヒハツなど10種類以上のスパイスとハーブが入っていて、そこに蜂蜜を加えて飲むとカラダがポカポカに。また低温カイロも重宝しています」

現場にしんどそうな女性がいると、積極的に声をかけるという。

「“あたため信者”なので、ペットボトルや氷嚢にぬるめのお湯を入れて渡したりして“湯たんぽおばさん”してます(笑)。女性特有のつらさはひとりで抱えず、共有できる関係性をみんなで作っていけたらいいですよね。助け合いの精神で一緒に生きていきましょう」

お話を伺った方

松井玲奈

まつい・れな 1991年7月27日生まれ、愛知県出身。俳優、小説家として活躍中。毎週月曜22:00~放送中のドラマ『夫に間違いありません』(カンテレ・フジテレビ系)に九条まゆ役で出演。新刊『ろうそくを吹き消す瞬間』(KADOKAWA)が1月30日に発売。

リング ¥14,850(リフレクション/THE PR TEL. 03-6803-8313) その他はスタイリスト私物

写真・谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト・船橋翔大(Dragon Fruit) ヘア&メイク・菅井彩佳 取材、文・若山あや

anan 2481号(2026年1月28日発売)より

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