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坂口健太郎が中野量太と初タッグ!フランスとの共同製作で描くヒューマンサスペンス『私はあなたを知らない、』2026年晩夏公開

  • 2026.2.3

坂口健太郎が主演し、中野量太が原案、脚本、監督を手がける映画『私はあなたを知らない、』が今年の晩夏に公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルが到着した。

【写真を見る】坂口健太郎は主人公の孤独な青年期から40代までを演じる

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本作は『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)以来、10年ぶりの完全オリジナル脚本となる中野が主演に坂口を迎え、フランスのPyramide Productionsとの共同製作で描くユーモアと愛情に満ちたヒューマンサスペンス。人を愛すること、そして罪と贖罪、赦しをテーマに、中野とは初タッグとなる坂口が髪を短くカットし、イメージをガラリと変えた姿で1人の男性の孤独な青年期から40代までを演じる。

ただ粛々と働き、自分のなかで決めたルーティンだけで生活を送り、たった一人のその環境を寂しいとも感じずに生きてきた、天涯孤独の西山夕平(坂口)。職場に新しくやってきたシングルマザーの女性との出会いが、家族を渇望していた夕平の心を解放していくのだが、思いもよらない展開が待ち受ける。

台本について坂口は「複雑ですごく難しいなと思いましたが、それと同時にとても愛おしいストーリーだと思いました」と語り「夕平がした選択は肯定できるものではないけれど、そこに至るまでの彼の心の動きや気持ちは理解できる気がしたし、すごく人間らしい。それを丁寧に描いた作品だと感じました」と分析。監督の中野については「監督の演出は楽しかったです。一緒に夕平を作り上げていきましたし、いまのどうかな?と思ったときはすぐに相談していました」と撮影時について振り返っている。

既成概念にとらわれない“家族の形”を描き続けている中野は、初の商業長編映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が国内賞レースを席巻。続く『浅田家!』(20)は、国内のみならずフランスでも大ヒットを記録した。そんな彼が本作で描くのは、罪と贖罪、そして赦しだ。「自分の映画で、初めて、人を殺めるシーンを書きました。殺人を肯定するつもりは一切ありませんが、そこに至るまでの人の複雑な感情、そうせざるを得なかった人間らしさ、を描きたいと思いました。世界中で紛争が絶えず憎しみの連鎖がやまないこの時代に、人を赦すこと、を描かなければと思いました」と語る。

このたび解禁となったティザービジュアルは「天涯孤独になった私に、13年前、半年間だけ、父親みたいな人がいた。私を、本当の娘のように、狂おしいほど愛してくれていたという。私は会いに行く。母を殺めて服役中のその人に――」というリードに加え、坂口演じる夕平が、万国旗がはためく芝生に色とりどりのカラーコーンが散らばっている保育園らしき場所にたたずむ姿と、真正面を見据えた彼のなにかを訴えかけているような表情が収められている。

すでにフランスでの配給も決定しているという本作。気になる共演者などの情報は今後の続報をチェックしてほしい!

<コメント>

●坂口健太郎(西山夕平役)

「最初に台本を読んだ時は、複雑ですごく難しいなと思いましたが、それと同時にとても愛おしいストーリーだと思いました。夕平がした選択は肯定できるものではないけれど、そこに至るまでの彼の心の動きや気持ちは理解できる気がしたし、すごく人間らしい。だけど、彼のなかの方向がちょっとだけずれてしまう瞬間が点在していて、どこかで掛け違いが起きてしまったんだろうなと。愛に救われた男だと思うけど、最後は愛にとらわれてしまった瞬間があったんだろうなと、それを丁寧に描いた作品だと感じました。中野監督の演出は楽しかったです。一緒に夕平を作り上げていきましたし、いまのどうかな?と思ったときはすぐに相談していました。監督が夢中で撮影していた姿を見ていたので、すごくステキなものが撮れていると思います。完成を心待ちにしています。監督へのハードルを上げているということではないですが(笑)。愛情は国とか言語、人種を超えるものだと思います。夕平が犯してしまった罪はあるけれど、そこに至るまでの感情は、多くの人たちに理解してもらえるだろうし、様々な国の人々に響く作品だと思っています。彼の選択と彼が生きてきた軌跡を見てくれたらこの映画は成功なんじゃないかなと」

●中野量太(監督)

「映画作りに正解はなくて、時代とか普遍とか、色々なことを考えながら、書いては直し、考えては迷い、いつも作っています。でも、映画を観た人に心から楽しんでもらいたい、その思いだけは頑なに変わりません。僕にとって、10年ぶりの完全オリジナル作品である今作のテーマは、人を愛すること、そして、人を赦すこと、だと考えています。自分の映画で、初めて、人を殺めるシーンを書きました。殺人を肯定するつもりは一切ありませんが、そこに至るまでの人の複雑な感情、そうせざるを得なかった人間らしさ、を描きたいと思いました。世界中で紛争が絶えず憎しみの連鎖がやまないこの時代に、人を赦すこと、を描かなければと思いました。この映画を一言で説明するのは難しかったのですが、脚本を読んだ友人が言ってくれた言葉がズバリで、【いままで見たことがない愛情深いユーモアあるサスペンス】まさに、そういう映画を僕は撮りたかったのです。主演である孤独な青年役は、柔らかさと強さ、屈託のない笑顔と憂い、相反するものを持ち合わせている稀有な俳優だと感じていた、坂口健太郎さんにお願いしました。現場では、オリジナル作品の無限の自由さを楽しみつつ、坂口さんとは常にお互いの意見を交わし合いながら、主人公のキャラクターを作り上げていきました。その分、いままでの現場のなかで、最も多くのテイクを重ねたと思います。クランクアップの日まで、坂口さんと作り上げた主人公と一緒に、笑って泣いて苦しんで、毎日、興奮しながら撮っている自分がいました。現在、完成に向けて、最後の段階に入っています。一つ言えることは、いままでに見たことがない俳優、坂口健太郎が、この映画のなかにいます」

文/サンクレイオ翼

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