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オリジナリティを楽しもう!「旅のしおり」ワークショップレポ

  • 2016.6.19
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これまで、3回にわたってご紹介してきた旅のしおりの作り方。 先日開催された“旅のしおりワークショップ”では、講師にコラージュ作家の永岡綾さんを招き、参加者の皆さんが思い思いの旅のしおりを作成しました。ワークショップの様子と、編集部で実際に作ってみた旅のしおりを紹介します。

永岡綾さん×ことりっぷ。しおり作りのワークショップ

コラージュ作家の永岡綾さんを講師に迎えて開いた、旅のしおり作りのワークショップ。前回のしおり特集で、永岡さんが提案してくれたポストカード型の旅のしおりを、参加者の皆さんに作ってもらいました。

このしおり作りで、もっとも熱が入るのが、やはり地図を描くところです。想定する旅の日程によって地図の縮尺が違ってくるため、うまくまとめるのは難しいところですが、かなり広範囲の地図も、色鉛筆を使って絵を描くように上手にまとめている人も。

また、表紙は、永岡さんの見本を参考に、ステッカーを貼ったり、スタンプを押すなどし、大人っぽくシックなデザインに仕上げた人が多いようでした。

そのほかにも、お土産リストのページに、雑誌の切り抜きを貼ったり、柄物の厚紙を切り抜いて模様のように貼ったりと、旅のわくわく感を上手に表現したしおりが出来上がりました。

最後に参加してくれた皆さんに感想を聞いてみると、「作っていくうちに、どんどんこだわりたくなってくる!」という声や「これからは旅の前に自分で作ってみたい」という声も多く聞かれ、しおり作りの楽しさを実感できるワークショップでした。

編集部が作った、ポストカード型の旅のしおりとは?

編集部内でもしおり作りにチャレンジしてみました。まずは、永岡綾さんに提案してもらった「ポストカード型」の旅のしおり。女子2人旅で長野県小布施町に行くためのしおりです。あまりスケジュールを詰め込まず、小布施の町をぶらぶらする気楽なお散歩旅になる予定。

表紙の装飾は楽しい旅のイメージで、ポップなドット柄のマスキングテープをセレクト。それだけだと、少しおとなしいデザインだったので、カラフルな風船のステッカーもあしらって、わいわい楽しく旅するイメージでとにかく賑やかにしてみました。

次に、ガイドブックから、行ってみたいお店などをピックアップ。小布施といえば栗で有名な町。老舗の和菓子屋さんは外せません。「小布施堂本店」で名物の生栗菓子をいただくのが一番のお目当てです。

そこで、地図のページは、駅から小布施堂本店までの道のりを中心にして描いてみました。その周辺にあるお店やギャラリーなども調べ、興味の湧いたものはどんどんマスキングテープで目印を付けていきます。お得な情報は切り抜いたり、プリントアウトしてポケットに入れました。

こうやって地図を作っているだけで、どんどん旅のイメージが膨らんでいきますね。

たくさんお店巡りをしたい旅におすすめ。編集部が作ったポケットファイル型の旅のしおり

次に作ったのは、クラフト作家エボニー・ビジズさんに教えてもらったポケットファイル型の旅のしおり。こちらは、週末の2日間で、横浜のグルメ、買い物、エンターテインメント…と、行きたい場所をすべてを満喫するためのもの。そのため、しおりも1日目はみなとみらい、2日目は馬車道、山下公園とエリアを分けて作りました。

今回このしおり作りに使ったのは、ラッピング用の包装紙や文房具などを数多く扱うラップルで購入した、裏表に別の柄がプリントされている厚紙。女友達との旅なので、ハートの形をあしらったポップでガーリーな柄を選びました。

中面には、中古封筒などで作ったポケットを貼り付けましたが、そこにカラフルなマスキングテープやステッカー、シールなどをたくさん貼ってデコレーション。この時、あまりバランスなどは意識しすぎず、思うがままに貼っていったほうが、結果的に良い感じに収まります。渋めの色とポップな色を組み合わせるように意識しました。

また、ステッカーやシールは、ほとんど100円ショップで調達したもの。最近の100均のクオリティの高さには脱帽です。

このしおり、切って貼るだけなので、不器用な私たちでも、特に難しい点はありませんでした。

今回、しおりを作ってみて感じたのは、しおり作りをすることによって、旅へのテンションも上がるということ。詳しく下調べをすると、旅へのわくわく感が増します。ぜひ、皆さんも、一緒に旅に出る友達同士で集まって、しおり作りを楽しんでみて下さいね。

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