1. トップ
  2. グルメ
  3. 旅暮らし系ライター佐野知美の世界一周さんぽ vol.1~マレーシア・クアラルンプールへ~

旅暮らし系ライター佐野知美の世界一周さんぽ vol.1~マレーシア・クアラルンプールへ~

  • 2016.6.19
  • 3488 views

世界一周旅行中のライターが、旅先で出会った女性に現地での暮らしや観光スポット、おすすめグルメなどをインタビューする特集が始まります。旅人は佐野知美さん。

これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』の編集長を務める佐野さんは、もともとことりっぷの読者だったことがきっかけで、ことりっぷ×灯台もと暮らしのコラボイベントを企画したこともある人なのです。 それでは、ここで、佐野さんにバトンタッチ。

住んでいるからこそ知っている、穴場情報を取材します!

初めまして!佐野知美です。株式会社Waseiの会社員として、ウェブメディア『灯台もと暮らし』の編集長をしています。

文章を書くことが大好きな私が、じつは人生を通して辞められないのが、旅! これまで毎年2〜3カ国ずつ、短期の旅を繰り返していましたが、2016年4月から念願の世界一周に行くことを決めました。期間は8ヶ月間。仕事も妻も(既婚者なのです!)続けながら、果たして海外で一人旅を満喫することはできるのか……?

『灯台もと暮らし』の記事とあわせて、ちょっとディープでリアルな情報をお届けできればと思います♪

vol.1~マレーシア・クアラルンプールへ~

旅のはじまりはマレーシア・クアラルンプールから。アメリカ人男性と国際結婚し、現在は一児の母。現地で日英通訳・ライフコーチとして活躍するポルカウスキー陽子さんにお話を聞きました。

■ポルカウスキー陽子さんについての詳しいお話が知りたい方はこちら。

「クアラルンプール」の街の魅力は“多様性”

佐野知美(以下、佐野):こんにちは、陽子さん。クアラルンプールへは初めて来ました。都会で交通機関が発達していて、けれど緑の多い素敵な町ですね。

ポルカウスキー陽子(以下、陽子):こんにちは。クアラルンプールは私の大好きな町です。H&M、MONKIなどの海外ブランドはもちろんのこと、ユニクロや無印良品、ダイソーやイオン、伊勢丹など日本のお店もたくさんあります。最近ではおしゃれなカフェやレストランも増えました。

でも、私が一番素敵だなと思うのはこの町の多様性を受け入れてくれる点。家の隣はインド出身の家族が暮らしていますし、町を歩けばマレー系、中国系、マレーインド系などさまざまな文化・歴史背景を持った方々に出会えます。毎日が視野を広げる発見に満ちていることが、この町で暮らす一番の魅力かもしれません。

おすすめの観光スポットは「チャイナタウン」

佐野:おすすめの観光地を教えて下さい。

陽子:いまやクアラルンプールの象徴ともなっている、452メートルの超高層建築物「ペトロナスツインタワー」! ……と言いたいところですが、私のイチオシはパサール・セニ駅から徒歩すぐの「チャイナタウン」。

とにかくカオスなんです(笑)。偽物のブランド物が売っていたり、道端で食べ物を焼いて売っていたり、たくさんの車が周囲を行き交ったり……まさに「元気なアジア」と言われて思い浮かべるイメージそのもの。

チキンライスの美味しい「南香」や、亀ゼリーが有名な「恭和堂」、おしゃれな雑貨が見つかるショップ「ピーターホービヨンド」など、食べ歩きやショッピングも楽しいエリアです。

センスのいいお土産がみつかる「イスラミックアートミュージアム」

陽子:時間があったら、チャイナタウンからタクシーですぐの「イスラミックアートミュージアム」もぜひ訪れて。世界各国のイスラム建築のミニチュア、美術品などの展示物のみならず、カフェ、お土産ショップのセレクトもセンスの光るものが多いから、ついつい長居してしまいます。

マレーシアの国教はイスラム教。一度足を運ぶとイスラム教へのリスペクトが強まって、歴史や背景、文化をもっと理解したいという気持ちが芽生えるかも。

佐野:へぇ……! 行ってみます!

○イスラミックアートミュージアム(Islamic Arts Museum Malaysia)

[所]Jalan Lembah Perdana, 50480 Kuala Lumpur, Malaysia

[TEL]+60 3-2274-2020

[時間]10:00~20:00(併設のカフェは月曜休業)

[定休日]不定休

[URL]

グルメ情報も要チェック! 必食は「ナシ・レマ」

佐野:クアラルンプールの必食グルメが知りたいです。

陽子:クアラルンプールはグルメ天国。多民族国家ですから、マレー、インド、中華、ニョニャ、はたまたフレンチ、イタリアン、和食と選択肢はさまざまです。

何を食べても美味しいけれど、私のおすすめはマレー料理の「ナシ・レマ」「カリーラクサ」「チャー・クェイ・ティオ」。どの料理も街中で簡単に出会えます。

ちなみに私のイチオシの「ナシ・レマ」は、先日知り合いと一緒に訪れたバングサエリアのローカル食堂「Baba Low's 486」のもの。金額は、日本円で400円くらいでしょうか。サイドメニューの「パイ・ティー」やデザートの「チェンドル」も美味しいですよ。

○Baba Low’s 486

[所]11, Lorong Kurau, Lucky Garden, 59100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia

[TEL]+60 3-2284-8486

[時間]7:00~22:00

[定休日]不定休

カフェ探訪なら、ちょっとハイソな「バングサエリア」へ♪

佐野:おしゃれなカフェに行きたいのですが、どこがよいでしょう?

陽子:最近見つけたバングサエリアの、カフェ&ショップ「DR.Inc」がおすすめ。1階がこだわりのコーヒーと食事を提供するカフェ、2階がオリジナルのシルクスクリーンアイテムなどを売るショップになっていて、とってもフォトジェニックな場所です。

佐野:こちらのカフェ、Wi-Fi・電源完備のカフェなので、街歩きの休憩スポットにも使えそうですね!

陽子:そうなんです♪ まだ地元でも名の知れていない、知る人ぞ知る穴場カフェでまったりしつつ、お土産探しなんてどうでしょうか。

○DR.INC

[所]8, Jalan Kemuja、Bangsar、59000 Kuala Lumpur、Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia

[TEL]+60 3-2283 4698

[時間]9:00~19:00

[定休日]不定休

「クアラルンプール」なら気軽な週末旅もできる

佐野:なるほど! 陽子さん、ありがとうございました。

陽子:クアラルンプールは、知れば知るほど魅力が深まる街だと思います。日本からは飛行機で7時間。直行便も出ているから、気軽な週末旅にもおすすめです。2泊、3泊といわず長く滞在して、ぜひ暮らすようにこの街を楽しんでみてください。

あ、ただし女性の一人旅なら、夜道は歩かない、歩道の端っこを歩くなど安全には十分配慮してくださいね♪

■ポルカウスキー陽子さんについての詳しいお話が知りたい方はこちら。 次回はインドネシア・バリ島に単身移住、アジアの色鮮やかなテキスタイルを使って女性に人気の「sisiバッグ」を作る、起業家の生島尚美さんにお話を伺います。お楽しみに!

の記事をもっとみる