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【三重・奈良・和歌山への移住はアリ?ナシ?】紀伊半島に移住した3人のリアルトークから見えたヒント

  • 2026.1.30

農作物の栽培、自然に囲まれた暮らし、働き方の見直し、なんとなく別の土地で暮らしてみたいなど、地方移住を考える理由は千差万別。移住先選びや環境の変化に不安を抱えることもあるでしょう。今回は、都市部から三重・奈良・和歌山にまたがる紀伊半島へ移住した3人のトークイベントを取材しました。彼らの物語が移住のヒントになればと思います。

紀伊半島「キーエッジ・チャレンジ」とは

三重・奈良・和歌山にまたがる日本最大の半島・紀伊半島。海と山、深い森と清らかな川に囲まれ、熊野三山をはじめとする神仏への信仰と文化が息づく場所です。そんな紀伊半島で移住し挑戦する人々を応援するプロジェクト「キーエッジ・チャレンジ」が東京・八重洲で開催されました。

都市部では得られないチャンスや、地方だからこそ生まれる挑戦の面白さを知ってもらうことを目的にしたプロジェクトで、副題の「挑戦の最前線は、地方にある。」が示す通り、各地では新しい挑戦が生まれています。

左から森重良太さん(和歌山県田辺市へ移住)、木村航さん(奈良県五條市へ移住)、豊永翔平さん(三重県多気町へ移住)の3名が移住体験を語ってくれました

2025年12月5日(金)と2026年1月23日(金)には移住した5名によるトークイベントが八重洲「POTLUCK YAESU(ポットラック ヤエス)」にて行われ、筆者は2日目の回に参加しました。

起業したい人、別の地で暮らすことに興味を抱く人の参考になる盛りだくさんの内容をお届けします!

Q.移住先の人間関係に溶け込むために気をつけたことは?

和歌山県に移住、“年間300日飲む人”と言われる森重良太さん

森重さん

僕の場合はプロジェクトをきっかけに移住したため、縁もゆかりもなく「初めまして」からのスタート。水先案内人の方を通じて地域の方々を紹介していただき、“年間300日飲む人”と言われるほど、観光関係、ワーケーション関係、農家さん、漁師さん、学校関係者などと会い、みなさんの思いや課題を聞いてきました。

大切にしたのは「東京色を消す」こと。東京風を吹かせている、どうせ2〜3年でいなくなるんでしょと思われることを予期した上で、まずはみなさんの話を徹底的に聞き、自分の思いも丁寧に伝えてきました。地域では資料よりも感情や関係性が人を動かすので“論理より情理”を意識しています。

「自分が地域を変えてやる!」という入り方はマイナスのイメージになりやすいですね。地域を這いずり回っている姿が「今日も頑張ってるな。空港から地域がよくなるのでは」とみなさんの目に映るようになり、少しずつ人のご縁がつながっていきました。

「横文字のカタカナ言葉を使わない」「いきなり名刺を渡さない」「東京のビジネスマンのように資料を作り込んで説得しない」ことも心がけました。プロジェクトの内容よりも「君がそう言うならやってみよう!」という反応になってきたとき、自分が役に立ってきた、信用を得られるようになってきたと手応えを実感できました。

都会とは全く人との距離感が違います。最初は想像と違って驚きましたが、今ではその近さが心地よいですね。仕事とプライベートの境界もほとんどなく、地域の人が喜んでくれるので仕事は楽しいし、そもそも仕事を“仕事”と思っていません(笑)。究極、給料がなくても続けたいと思えるくらいの感覚で、東京で働いていた頃とは別次元。この生き方そのものが楽しいですね。

東京とは違う人とのつながり方を大切にしていたら、気づけば同い年の地元の同窓会に参加していたほど。僕のことをみなさん移住者と思っていないみたいです(笑)。

Q.移住先の決め手は?

奈良県五條市に移住し、人財育成を目指した学習塾などを運営する木村航さん

木村さん

私は北海道出身で、大学進学を機に京都へ来ました。在学中にはすでに内定も決まっていましたが、知人から「五條市で新しく会社を立ち上げるので働かないか」と誘われ、楽しそうだなと思って、リスクしかなかったのに内定していた企業を全部断って移住しました。

周りの移住者の決め手を見ると、1番分かりやすいのは「縁があって来た」という理由。この10年間で、市内の五條新町通りで起業した人は30〜40代で3〜4人います。ある人は東京で起業した後に地元へ戻ろうと考えたとき、移住してきた誰かが何かやっているぞ(木村さんのこと)と興味をもって移住したり、地方で暮らしたいと思ったときに「おじいさんが五條市出身だったから」という理由だったり、何かしらの“縁”がある人が多いんです。

ゆっくり過ごしたい移住と、挑戦したい移住はまったく違うし、どんな価値基準で選ぶかは人それぞれ。全国1,740の自治体の中から1ヶ所を選ぶなんて、よほどの理由がない限り難しいでしょう。たまたま出会って「いいな」と思った場所に来る、そんな偶然とご縁が理由なんだと思います。

ただ、移住先は地元が第1の選択肢であってほしいし、戻らなくても地域に貢献したいと思う気持ちを抱いていてほしいと願います。

豊永さん

カンボジアで遺跡の発掘をするなど考古学者を夢見ていましたが、農業をするために初めて三重県多気町へ移住しました。多気町は、“文明が生まれたライン”とも呼ばれる北緯34度32分線(太陽の道・レイライン)に位置していて、かつて農業と⽂明が始まった場所で事業を行っていることにも面白さを感じています。

森重さん

プロジェクトをきっかけに移住したので、移住の決め手は特にありません。1時間後には東京に行ける距離なので、月に1週間は東京に通っていました。2018年9月に移住し、10月から現地で働き始めましたが、その前の1年間は東京から通う“2拠点生活”でした。

移住の目的は人それぞれで、大学生向けのインターンシップをきっかけに移住する人もいます。僕の周りにもふらっと移住してくる人がいて、その人はテレワークで地元の仕事をしているわけではないけれど、地域のイベントやコミュニティに積極的に参加しています。移住者にしかできない役割もあり、周りからの期待もありますが、自分にできることをすることで地域の方に喜んでもらえる。それが自分の居場所になっています。

観光地として好きなのか、仕事として行くのか、最初のきっかけはご縁。移住した後に“自分の居場所があるか、そこに居続けられる理由があるか”、それが大切ではないでしょうか。

Q.準備資金ゼロでも移住できる?生活コストは?

森重さん

移住には行政も加わっているので資金ゼロでもできると思います。もちろん仕事は見つけなきゃいけないけれど、現地でなくてもリモートで生活している人も多いです。僕は東京では中目黒や代官山に住んでいましたが、今の家はその倍の広さで家賃は半分。通勤も車で約15分、海と山を眺めながらストレスもないです。移住してとても心地よい暮らしをしています。

白浜には和歌山で一番の飲み屋街があります。人口は少ないのに駅前には約200店舗が並ぶ大繁華街があり、地元の人たちでにぎわっていますね。自分は3次会、4次会まで沼のように飲むので、1次会で終わることはまずありません(笑)。

スーパーも安い。みかんや魚はいただくもの。食べ物はおいしくて、交通や人の混雑もなく、夜は満天の星空が広がる。20代から暮らした東京のにぎやかさも好きですが、今は自然豊かな暮らしを楽しんでいます。自宅には温泉やサウナもそろっているので「東京で今と同じ環境を得られる場所はない」と思えるほど、この暮らしが自分に合っています。移住して15kg太ってしまいましたが、毎日が楽しくて幸せです。

木村さん

安いです。家賃はもちろん全然違いますし、移動には車が必要になりますが、維持費等を考えて東京や京都と比べても、生活コストは全然安いと思います。

豊永さん

生活コストも家賃も、安いです。1軒屋を4軒借りています。ただ、信頼がないと空き家は貸してもらえません。お米や食べ物をいただくことも多いですね。

Q.移住先での子育てについて思うことは?

海水や湿度でのトマト栽培など、三重県で新しい農業技術に取り組む豊永翔平さん

豊永さん

デジタル脳の影響で、農業ができるセンスのある人はどんどん少なくなっています。ファームづくりをしてきて、“感覚知能”「変化を感じる、変化を表現する、予測する、異変を感じて立ち止まる、その変化を待つ」という力がデジタル脳世代では弱くなってきていると感じています。

デジタル脳世代は自分で判断できる人が少なく、2次元観察はできても3次元観察ができない。即時フィードバックに慣れてしまっているので「待つ」ことができない。体感が育たないのは、小さい頃の住環境にも影響があると思います。「子育ては田舎がいい」と思えるほどです。

こうした人たちは今後も増えていくので、そういう子に「がんばれ、やりきれ」と言うのではなく、これからは“そんな人たちでもできる受け皿”を作っていく必要があると感じています。

木村さん

京都で結婚生活をした後、五條市へ移住し2人の子どもが生まれました。子育てをする上で、京都は選択肢が多い一方、分かりやすく“競争社会”で生きていかなければならないというプレッシャーもあります。

地方では“人としての在り方”が求められ、知識よりも「知識をどう使うか」を考えることが大事。非認知的な教育がしやすい環境として、地方はとても魅力的だと感じています。

大切なのは、子ども自身に意思がある状態で考え決定させること。その尊重がなければ、子どもは自分の意思すら分からなくなる。僕らの運営する塾では、仲間意識を持ってもらうために、その価値観を保護者に伝えて大人も巻き込んで取り組んでいます。ただ、学びたいという選択肢や環境がなければ、そこで終わってしまうので、都会と地方、どちらが子育てによいかは一概には言えません。

東京・地方問わず不登校対策は必要で、学習塾のほか、不登校支援をオンラインで行い、企業誘致の一環として地方でフリースクールの計画も進めています。教育委員会の方々も一緒にプロジェクトを担って、新しい刺激として受け取ってくれています。

森重さん

都会の子どもたちは、知らない人に声をかけられたら無視しなさいと言われますが、地域では大人も子どもも当たり前のように挨拶をします。ゲームをする子もいますが、遊びは自然主体で、山や海をめぐって遊んだり、都会の子がドン引きするような虫を捕まえて遊んだりしています。田舎にはまだまだそういう環境が残っているんですよね。

都会で進学校に進むより、地方で最前線の現場に飛び込んだ方が学べることが多いかもしれません。10年後を見据えると、人間にしかできない仕事、感覚的なもの、農業関係、対人関係の調整力など、AIがどれだけ進化しても代わることができない領域は確実に残ると思っています。

探求型の学び、人と距離が近い環境、農業を含めた自然との共生など、地方にはこれからの時代に必要な要素がそろっている。AIは情報整理には便利ですが、例えば豊永さんの「海水でトマトを育てる」といった発想はAIには生み出せないし、東京でもできない。そういう“人間にしかできないこと”こそ、これからの時代に残っていくのだと思います。

Q.地域でキャリアや事業を伸ばす際やってよかったことは?

奈良県五條市で人財育成を目指した学習塾などを運営する木村航さん

木村さん

「地域のキーマンと関係を先につくること」が大切。移住した当時、すでに地域に事業者さんがいる中で学習塾が始動したため、ある意味、外から来た人が急に市場に入り込んできたと見られることもありました。でも、長く地域のまちづくりをされているキーマンと一緒に学んでいると伝えると、地域の方々が応援側に回ってくれました。誰と組むかがすごく大事だと気づかされましたね。

「地域の歴史を意識する」ことも大事だと感じています。自分のやりたいことだけを理由に移住すると、地域の方からすると「なんで?」となってしまう。地域の歴史や背景を理解した上で、自分のやりたいことと紐づける。そこを意識するかしないかで差が生まれるので、そのマインドはとても大事です。

森重さん

移住者ならではの「地域にはない都市部の目線と経験」が、今の仕事に大きく役立っています。南紀白浜は年間300万人が訪れる昔ながらのできあがった観光地なので、ある程度の施策はやり尽くされている。だからこそ“地元の方がまだ手をつけていない部分はどこか”を移住者の視点で考え、東京から移住してきた自分の強みを活かして、そのギャップを埋められていると感じています。

また、「逃げないこと」「キーマンと出会うこと」もやってよかったことです。地方に来る人は数年で戻ることが多い中、私は最初から在住は最低20年でした。住民票も移したので、「この人は帰らない人だ」と信頼してもらえたのだと思います。地域の水先案内人(キーマン)のような存在とうまく関係を築くことで、地域の方々との輪も広がっていきます。

豊永さん

スタートアップ企業で社歴などが短いので「地域にある歴史やストーリーの延長線上に事業化する」こと、そして「信頼がないからこそ地域の方の力を借りながら事業化する」ことが重要です。

立ち上げから8〜10年経った今、逃げなくてよかったと強く感じています。途中で辞めてしまう人も多い中で、地域の方が見ているのは“優秀かどうか”ではなく“逃げない人かどうか”。大変なことばかりでしたが10年間諦めなくてよかった。今からがスタートだと思っています。

Q.これから力をいれてチャレンジしたいことは?

森重さん

和歌山が「ワーケーション聖地化」を掲げる中で、“自分が最前線に立つ、人を育てる”というよりは、地域コーディネーターというハブとして、次世代の20〜30代や、外の視点を持つ移住希望者や一度地元を離れた方たちが、もっと活躍し挑戦できる場を広げていけるようにお手伝いしていきたいと思っています。

木村さん

挑戦する仲間を増やしたい。地域のことは内側から見ていても新しいものはなかなか生まれないので、地域の外から来る人は大事です。実際、五條市では30代の移住者が起業し、地域の方も「五條が変わってきている」と言ってくれます。自分たちの会社に入ってほしいというよりも、同じ地域で一緒に盛り上げてくれる人が集まれる環境を作っていけたらと考えています。

豊永さん

気候変動の影響で日本中で夏に作物をつくることが難しくなってきているので、「真夏の産地・三重県」というイメージを作れたらいいと考えています。企業や大学に三重県へ研究所を作ってもらい、三重発祥の技術が世界に広がって、世界中から研修生が集まる中心地であり続けたい。その一方で、これを“特別な物語”にしないことも大切。一部の熱意ある人だけでできる市場ではなく、いかに地域に静かに落とし込み、根づかせていけるかを考えなければならないと感じています。

3人の共通点は「キーマン」と出会うこと

豊永さん

キーマンを探すには“運”もあるかもしれないですが、移住当時、支援してくれる人には「1番厳しくしてくれる人・正直に言ってくれる人」を選びました。最初の5年間は「褒めてくれる人とは一緒にしない!」と決めていたほどです。

木村さん

僕らは地方で活動する中で出会ったのが、たまたま地域のキーマンでした。この10年で自分たちと同じ世代の企業も増えてきているので、彼らが地域に来たときに動きやすいよう、最初にキーマンを紹介しています。僕らは偶然出会えましたが、結局はそのような方を見つけられるかどうかが大事。人間の話なので“運”も大きいですね。

森重さん

“水先案内人”と言われる、地域で信頼されている方に紹介してもらうことは大切です。東京ではアポイントを取って商談するのが一般的ですが、僕はほとんどその方法を使っていません。まずは知り合いを通じて飲んだり、イベントの場で知り合ったりして、自分の人となりを知ってもらう。つながりができてから仕事の話をするというアプローチに自然と切り替わっていました。

まとめ:移住を考える人へ

今回お話を伺った移住者3人のお話から見えてきたのは、「しなやかな情熱」と「地域の尊重」でした。

朗らかな人柄で人と人のよきめぐり合わせを生み出す森重さん。大人を巻き込みながら未来を担う子どもたちの人間力を育む木村さん。2100年の未来を見据えて、人々が静かに幸せに暮らせるようにと文明が生まれたラインで農業と研究に取り組む豊永さん。

まるで神様が采配していたようにふわっと舞い降りて、地域に寄り添いながらしっかりと根を張ってきた、そんな姿が印象的でした。

農作物の栽培、自然を満喫する暮らし、アウトドアなど、人によって地方移住でしたいことは様々。現地のキーマンとなる誰かと出会えれば、縁が紡がれてゆく。地域で必要とされる仕事を柔軟に担い、地域のイベントに参加し、教わりながら何でも一緒にやってみる、そんな素直な関わり方が信頼と助け合いにつながって、いい流れが生まれていくのでしょう。

明確な目的や完璧な準備はなくてもいい。自分の居心地のよい場所を求めて、少しの勇気をもって一歩を軽やかに踏み出してみる。最初はそれだけでいいのかもしれないと感じました。

登壇者3人のプロフィール

森重良太さん

森重良太さん(福岡出身、和歌山県田辺市へ移住)

2018年、日本で最初の赤字空港の「民営化プロジェクト」をきっかけに移住し、南紀白浜空港を拠点に企業と地域をつなぐ地域コーディネーターとして活動。和歌山県南部は温泉・ビーチ・(以前はパンダ)など観光資源が豊富な一方、夏以外や平日は人が少ないという課題があります。平日閑散期の底上げを目標に、観光客ではなく“ビジネス客(企業)”に注目し、大手旅行代理店では扱えない自然体験や、熊野古道など地元の人しか知らないご当地体験を商品化。一般的な旅行代理店とは異なる形で地域の魅力を届けています。

和歌山県がワーケーション(ワークとバケーションを組み合わせた働き方)を立ち上げたタイミングと重なり、ワーケーションのコンシェルジュとして事業がスタート。観光よりも“地域の課題解決や新しい価値づくり”に関心のある企業が多いため、合宿や研修などを通じて地域と企業の受け皿となる役割を担っています。

結果、利用企業の8割が首都圏、7割が平日利用、8割がリピーターで、事業開始から7年間で200社4000件を達成。森重さんは白浜町の夏の制服であるアロハシャツを着て、“年間300日の飲み会”を通じて地域の人と信頼関係を築き、新しい地方創生の形を地域の方々と丁寧につくり続けています。

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木村航(わたる)さん

木村航さん(北海道出身、奈良県五條市へ移住)

京都の大学に在学中、奈良県五條市で働かないかという知人の誘いにのって内定を辞退し、株式会社GOJOチャレンジを創業。2016年には「五條しんまち塾」を開校し、「“考える力”を身につけ“社会で活躍できる人間に。”」を目標に、従来の受け身の学習ではなく、子どもたちが自立して学べるような勉強法を指導されています。子ども自身が“自分は何をすべきか”を考え、方向性だけ示せば自分で走れるようになり、分からなくなったときだけフォローするというスタイルで勉強の楽しさを伝え、保護者からは「いろんな生き方があっていいんだよと、子どもに夢を与えてくれる存在」と高く評価されています。

2017年にはG&Cコンサルティング株式会社に入社し、2020年に代表取締役社長へ就任。民間企業として地域と都市をつなぎながら、各地でワーケーション事業などに取り組み、持続可能な地方創生に貢献されています。

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豊永翔平さん

豊永翔平さん(愛知県出身、2017年三重県多気町へ移住)

早稲田大学で考古学者を目指していた頃に、カンボジアで遺跡の発掘や景観・文化保存の活動に携わる中、その周囲で進む環境破壊や、産業がないために若者が都市へ流出していく現実を知ったと言う豊永さん。「遺跡を守るだけでは地域は守れない。地域に産業をつくる必要がある」と気づき、2016年に環境保全と産業づくりを両立させるためにCultivera LLCを設立。独自の特許技術「モイスカルチャー」を開発し、通常では育たない環境でも作物を育てられる仕組みをつくり上げ、海水や湿度でトマトを育てる栽培に成功。

2017年には農業を本格的に実践するために、伊勢神宮にも近い三重県多気町へ移住。同町は“気候・日照・風土が高品質な農産物を育てる条件を備えていて、世界レベルの農業ができるポテンシャルを持つ土地”と捉え、農業法人Pomona Farmの運営を開始。研究開発と実践を重ねながら“未来の農業”の形を追求されています。

YouTube「紀伊半島チャンネル」密着動画

「キーエッジ・チャレンジ」

公式YouTubeチャンネル「紀伊半島チャンネル」: @kiihanto_channel

(参考)

三重県

「美し国みえ 移住相談センター」公式X(旧Twitter):@chiiki64969680

「日々三重」公式Instagram:@hibimie

奈良県

「奥大和移住定住交流センター engawa」公式Facebook:つながる奈良 『奥大和・おくやまと』

「奈良県 奥大和」公式Instagram:@nara_okuyamato

和歌山県

「わかやまLIFE」公式X(旧Twitter):@wakayama_life_

「わかやまLIFE」公式Instagram:@wakayama_life

[photos by kurisencho & TABIZINE編集部]

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