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里芋の皮むき、レンジを使う?そのままむく?手がかゆい・熱いを回避するむき方のコツ

  • 2026.1.30

料理にまつわるちょっとしたお悩みに、人気料理研究家・井上かなえ(かな姐)さんがお答えするフーディストノートの公式連載。今回は、里芋の皮むきが難しい、レンジだと熱くてやけどしそう…そんな悩みに。包丁での基本のむき方と、電子レンジを使う方法をわかりやすく解説していただきました。

こんにちは!かな姐です。

先日、うちの長女(一人暮らし&自炊歴3年目)が、人生で初めて里芋を買ったそうなのですが、そのときに皮のむき方に手こずったそうなんです。

確かに、じゃがいものようになめらかな表面ではないので、ピーラーでむくこともできませんし、「里芋 皮のむき方」で検索して出てきた、電子レンジでチンする方法を試してみたようなのですが、芋はぬめるし、熱くて手はやけどしそうだし、思っていたよりも難しかったようです。

「もう二度と里芋なんて買いません!」と言っていた長女なのですが、その後作った煮物がめちゃくちゃおいしくできたようで、「里芋の皮むきをもっと上手にできるようになりたい!」という気持ちに変わったみたいです。

というわけで、今回は特別編。長女からのお悩みを取り上げさせていただきます!

今回のお悩み相談:里芋の皮ってどうやってむくのが正解?

里芋の皮の皮むきが難しすぎます。 レンジで加熱してむこうとしたら、熱すぎて手がやけどしそうでした。里芋の皮のむき方の正解がわかりません。

はい!ではさっそく里芋の皮むきをご覧いただきましょう、こちらは基本のむき方です。

基本の里芋の皮むき:包丁でむく方法

今回は、4個で260gほどの里芋を使いました。

少し大きめのものもあれば、小さめのものも混ざっています。

まずは土がついていればよく洗い、ざるなどに広げて表面を乾かします。

この写真の里芋はすでに洗ってあるものでしたので、このままむいていきます。

里芋が水に濡れたままだと、皮をむくときに手がすべって危ないですし、里芋のぬめりによって手がかゆくなることがあります。

(わたしはかゆくなります)

なので、洗った里芋は表面を乾かしてからむくようにしてください。

里芋の形をよく見ると、平らになっている箇所が上下に2か所あります(斜めになっていることもあります)。

ここを包丁で薄く切り落とします。

切り落とした里芋を手で持ち、もう片方の手に持った包丁で、切り落とした間の部分をまっすぐにむきます。

こんな感じです。

このとき、中の白い部分がぬめっているので、なるべく手で触らないよう上から下に向かってスッと包丁でむく。むけたら場所を変えてまた上から下へスッとむく…を繰り返します。

途中で手を洗うとかゆくなるので、手をぬらさないように。

手も里芋もぬれていなければすべることもないので、そこまで危なくないと思います。

慣れるまではちょっと怖いかもしれないので、小さめのペティナイフを使うとよいと思います。

少し厚めにむくことになるので廃棄率は高くなってしまうのですが、こんな感じでむけます。

皮付きの状態で260gだったのが、200gになりました。

ここから大きさをそろえるように切り分け、流水でよく洗って(塩を少し入れてもよいです)表面のぬめりを落とします。

こんな感じです。

包丁が苦手な人向け:レンジで皮をむく方法

先程の里芋よりもっと小さな、皮をむいたら中身がなくなっちゃうんじゃないかってくらい小さい里芋を買ってきた場合や、包丁の扱いに慣れていない場合など、電子レンジで皮付きのまま加熱してから、熱い状態でむくという方法もあります。

その方法もご説明します。

こちらは先に洗って里芋の表面をぬらしておきます。

里芋の周りにぐるりと包丁で切れ目を入れ、あとでむきやすいようにしておきます。

大きな里芋が混ざっていれば、半分にカットします。

※同じくらいの大きさになるようにします

これを耐熱コンテナに入れ、お水を少しかけ(大さじ1~2ほど)、

ふたを斜めにのせ、600Wの電子レンジで6分加熱します。

こちらが加熱後です。

熱いうちに皮をむいていきますが、とても熱いので、やけどしないようにこのようにタオルや布巾などを使って芋を持ち、もう片方の手に包丁を持ってむいていきます。

やけどしないように注意して!

このとき、皮のところをぎゅっと押し出すようにするとつるんと出てくる里芋もあるのですが、種類によっては出てこないこともあります。

今回は出てこないタイプの里芋だったので、包丁を実と皮の隙間に入れて、ぺりぺりっとはがすようにむいていきました。

こんな感じでぺりぺりとはがすように、比較的楽にむくことができます。

里芋の皮むきで気をつけたいポイント

  • 洗ったあとは表面をしっかり乾かしてからむく
  • むいている途中で手を洗わない
  • 中の白い部分にはなるべく触らない
  • レンジで加熱した里芋は、布巾やタオルで包んでやけどに注意する
  • 不安な場合は小さめの包丁を使う

「こっくりおいしい根菜煮」レシピ

今回はレンジで皮をむいた里芋を使って、煮物を作ってみましょう。

オイスターソースを使うことで、だし汁を使わなくてもこっくりと、ご飯に合ういいお味に仕上がります。

分量

3人分程度

材料

  • 皮をむいた里芋…正味220g(4個分程度)
  • にんじん…小1本
  • しいたけ…大2個
  • 油揚げ…1/2枚
  • 豚こま切れ肉…200g
  • ごま油…大さじ1
  • A 砂糖…大さじ1
  • A 酒…大さじ1
  • A オイスターソース…大さじ1
  • A しょうゆ…大さじ1/2
  • A 水…200ml

作り方

1. 里芋は洗って水気がついたまま、小さいものは真ん中にぐるりと切り目を入れ、大きなものは半分に切って耐熱コンテナに入れる。ふたを斜めにのせて600Wの電子レンジで6分加熱する。熱いうちに皮をむく(やけどしないように布巾などで里芋を持ち、包丁で皮をはがすようにむく)。食べやすい大きさに切る。

2. にんじんは1cm厚の半月に、しいたけは4等分、油揚げは3cm角くらいに切り、豚こま肉は食べやすい長さに切る。

3. 鍋にごま油をひいて中火にかけ、材料を炒める。

油が全体に回ったら、Aの調味料と水を上から順に加え、落しぶたをして10分ほど中火から弱火で煮る。

煮汁が少なくなってきて、にんじんがやわらかくなっていたら煮あがりです。里芋にはすでに火が通っているので、気にしなくて大丈夫です。

火を止めてこのまま自然に冷まし、冷ますことで中まで味をしみ込ませていきます。

食べるときに温めなおしてください。


里芋の皮むきはちょっと大変なイメージがありますが、今は皮がむかれた状態の里芋も真空パックになってスーパーで売っていますね!

おいしいのでぜひ作ってみてくださいね。

ではまた次回をお楽しみに!

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