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2026年花粉、東日本と北日本では「非常に多い」所も…飛散ピークは2月下旬から

  • 2026.1.29

2026年の花粉シーズンが、いよいよ目前に迫ってきた。日本気象協会が2026年1月15日に発表した「春の花粉飛散予測(第3報)」によると、今年は東日本と北日本で例年より飛散量が多く、「非常に多い」地域も出る見込みだという。飛散のピークは2月下旬から。花粉症の症状がつらいと、せっかくのおでかけも台無しになってしまうもの。本記事では地域別の飛散傾向と、今日から始められる対策を紹介する。

2026年の花粉、いつから飛ぶ?飛散開始は2月上旬から

まず気になるのは、花粉がいつから飛び始めるのかということ。日本気象協会の予測によると、スギ花粉は2月上旬に九州や東海地方から飛散が始まる見込みだ。九州から関東にかけての広い範囲では2月中旬、北陸から東北にかけては2月下旬から3月中旬に飛散開始となりそうだ。

この先2月にかけての気温は、平年並みか高めで推移し、寒暖の変動が大きくなる予想。暖かい日には花粉がわずかに飛び始めることもあるため、まだ1月とはいえ油断は禁物だ。飛散開始の時期は例年並みの見込みだが、東北では3月の気温が高い予想となっており、例年より早まる地域もありそう。

飛散ピークは2月下旬から!スギ・ヒノキそれぞれの時期を確認

2026年スギ・ヒノキ花粉のピーク予測。スギは2月下旬〜3月中旬、ヒノキは3月下旬〜4月上旬がピークに(出典:日本気象協会)
2026年スギ・ヒノキ花粉のピーク予測。スギは2月下旬〜3月中旬、ヒノキは3月下旬〜4月上旬がピークに(出典:日本気象協会)

では、最もつらい時期はいつになるのか。スギ花粉の飛散ピークは、早い地域で2月下旬から。広い範囲でピークを迎えるのは3月上旬から中旬の見込みとなっている。

スギ花粉が落ち着いてきたと思ったら、次はヒノキ花粉の季節。ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、スギ・ヒノキともに例年並みの時期になりそうだ。

【要注意】東日本・北日本は「非常に多い」地域も!地域別の飛散量予測

2026年花粉の飛散傾向(例年比)。札幌・仙台は「非常に多い」、東京・名古屋は「やや多い」〜「多い」の予想(出典:日本気象協会)
2026年花粉の飛散傾向(例年比)。札幌・仙台は「非常に多い」、東京・名古屋は「やや多い」〜「多い」の予想(出典:日本気象協会)

2026年春の花粉飛散量は、地域によって大きく異なる。西日本では例年並みの地域が多い一方、東日本と北日本では例年より多く、「非常に多い」地域も出る見込みだ。

この違いには、前年の気象条件と花粉飛散量が関係している。2025年夏は全国的に高温・多照で、スギの雄花が形成されやすい条件がそろった。一方、2025年春の花粉飛散量は、西日本では例年より多かったものの、東日本と北日本では少ない傾向だった。

花粉の飛散量が多かった翌年は雄花の形成が抑えられるため、2026年春の西日本は前シーズンより減少する見込み。逆に、前シーズンの飛散量が少なかった東日本と北日本は、今年は増加に転じることになる。関東や東北に住んでいる人は、例年以上の対策が必要になりそうだ。

今日からできる花粉症対策5つ

花粉症の症状を少しでも軽くするために、日常生活で取り入れやすい対策を紹介しよう。

■【1】飛散開始の1週間前までに薬を準備する

毎年症状が出る人は、本格的な飛散が始まる前に医療機関や薬局で薬を準備し、早めに服用を開始するのがおすすめ。症状がごく軽いうちから使い始めることで、ピーク時のつらさを和らげられることがわかっている。2026年は、1月下旬から2月上旬が準備のタイミングだ。

■【2】“花粉症用”マスク・メガネで花粉をブロック

通常のマスクでも一定の効果はあるが、花粉症用のマスクやメガネを使うと、鼻や目に付着する花粉の量をさらに減らせる。顔にしっかりフィットするタイプを選ぶのがポイント。

■【3】ウール素材の服は避ける

意外と見落としがちなのが、服の素材選び。ウール素材は綿に比べて約10倍も花粉が付着しやすいといわれている。外出時はポリエステルや綿など、表面がツルッとした素材の服を選ぶと、室内への持ち込みを減らせる。春先のコートやニット選びの参考にしてみて。

■【4】帰宅時のルーティンを決める

玄関で上着の花粉を払い、手洗い・うがい・洗顔をセットで行う習慣をつけよう。できれば帰宅後すぐにシャワーで洗髪まで行うと、寝室への花粉持ち込みを防げて、夜も快適に過ごせる。

■【5】換気は窓を細く開けてレースのカーテン越しに

花粉シーズンの換気は、窓を開ける幅を狭くし、レースのカーテンをしたまま行うと室内への花粉流入を減らせる。洗濯物や布団の外干しも控えめにするのがおすすめだ。

2026年の花粉シーズンは、東日本・北日本では例年を上回る飛散量が予想されている。春のおでかけを快適に楽しむためにも、今から少しずつ準備を始めておこう。

※花粉飛散予測は「一般財団法人日本気象協会」の2026年1月15日発表(第3報)を参考にしています。

※花粉症対策については、政府の「花粉症対策」リーフレットを参考にしています。

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