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「実家が近い」「2人目が生まれた」ママ友が羨ましくて仕方ない時、必要なのは…【著者インタビュー】

  • 2026.1.29

【漫画】本編を読む

仲良くなれるはずだったママ友同士が、ふとしたきっかけでギスギスした間柄に転落していく。そんな、女性同士の複雑な感情の変化を描いた漫画が『私はあのママ友より幸せだと思っていたのに』(すやすや子/KADOKAWA)だ。

主人公のサヤカはイケメンの夫、9歳の娘、生まれてすぐの息子との4人暮らしだ。おしゃれに気を遣い、美男美女夫婦として憧れられるサヤカ夫婦。そんなサヤカ家族のもとに、同じマンションに引っ越してきたエミ家族が挨拶にくる。

「絵に描いたような素敵な家族」サヤカたちを見て憧れを抱くエミ。しかし実際は、サヤカは夫の不倫やモラハラに苦しめられ、終わりの見えないワンオペ育児にも疲弊し、産後うつ気味であった。

一方、エミは娘と夫との3人暮らしで家庭も円満。しかし、第二子の不妊治療がうまくいかずに苦しんでいた。

サヤカはエミへ、エミはサヤカへ。互いに羨ましい思いを募らせていく。やがて、ある事件が引き金となりふたりの関係は泥沼化。さらに、サヤカのキラキラした一面も崩れ落ちていき…。

「羨望」「妬み」「優越感」女性が抱えるじっとりとした感情を描く本作は、どのようにして生まれたのか? コミックエッセイ『毎日全力、たまーにズボラなすや子さんち』でも知られる著者のすやすや子さんに、お話を伺った。

――サヤカとエミの娘は同級生ということもあり、ふたりの距離は一気に縮まります。エミが実家から野菜をもらっていると知ると、実家が遠いサヤカは羨ましくなり…。すや子先生も近い関係の方から「あなたが羨ましい」と言われた経験はありますか?

すやすや子さん(以下、すや子):つい最近ありました。Instagramで「胃腸炎になった話」のエッセイを描いたところ、「こうやってなんでもネタにできますし、私と違って在宅の仕事だから職場に迷惑をかけてしまうと悩むこともなくていいですね」といったDMが届いたんです。

「夫が出張で不在。息子とふたりで胃腸炎にかかりながらもなんとか乗り越えました」という、決して楽ではない話だったのですが…。

エッセイには自慢や羨ましく思われるような話はあまり描かないようにしよう、とは普段から心がけています。ただ今回、その方からしたら私のドタバタも羨ましく映ってしまったんだな……と、非常に考えさせられる体験でした。

――私自身、誰かのことを羨ましく思うのは「辛い、余裕がない」と感じている時だと実感しています。そんな気持ちに陥った時はどうされているのでしょうか?

すや子:私だったら、そう思ってしまう相手とさりげなく距離を取りますね。

辛い時にネガティブなことを考えてしまうのは、抑えられないことだと思うので。羨ましく感じてしまう原因(相手)が視界に入らなければ、自分の心も次第に落ち着いてくるのかなと思います。

取材・文=原智香

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