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『バチェラー4』休井美郷「もう彼氏ができないと思った」子宮頸がん一歩手前を経験して見つけた“真実の愛”【休井美郷インタビュー】

  • 2026.1.29

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人気恋愛リアリティ番組参加者の「その後」を追う本連載。今回は、『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加した、休井美郷さんにインタビュー。「あざといは正義」というキャッチコピーに、おっとりした雰囲気の容姿。その一方で、意外とさばさばとした性格のギャップで多くの視聴者を魅了し、放送中からSNSのフォロワーが急増した。しかし、番組終了後に子宮頸がん一歩手前を公表。「もう彼氏ができない」と思ったこともあるという。病気を乗り越え、先日一般男性との結婚を報告した彼女に、バチェラー参加後から今に至るまでの生活の変化を伺った。

女子に嫌われてきた人生。「いつも通り嫌われるんだろうなあ」と思っていたら、予想外の展開に

──休井さんは『バチェラー・ジャパン』放送中もファッションや人柄がとても注目されていて、常に話題になっていましたよね。実際に旅から帰国してから、ご自身の生活に変化はありましたか?

もう、すべてが変わりました。私は「また、いつも通り嫌われるんだろうなあ」くらいにしか思ってなくて。でも、番組が放送されてから想像以上に好意的な反応をもらったり、SNSのフォロワーが急増したり、正直最初は何が起こってるのかわかりませんでした。

──休井さんは女性人気が高かった印象なので、ご自身が嫌われると思っていたのは意外です。

昔から同性のコミュニティで嫌われることが多くて、嫌なことを言われることもあったんです。私自身も好かれようとしていなかったというのもあります。なので、純粋に応援してもらえたり、好きだと言ってもらえたりしたのが驚きでした。

その後、自身のアパレルのブランド展開をしたのですが、私のファッションやメイク、髪型を参考にしてくれる女性の方がイベントに来てくれたりして、すごく嬉しかったのを覚えています。

──バチェラーの参加がきっかけで、女性からの支持も得られるようになったんですね。

もちろん、心無いコメントがきたり、全く付き合ったことのない男性から「自分は休井さんとお付き合いしてたんだ」なんて勝手なことを言われたり、嫌な気持ちになる場面もありました。番組内では「あざとい」というキャッチフレーズが使われていたというのもあり、「あざとい休井美郷」を求めてアピールしてくる男性も多くいて……。

本来の自分とは違う理想を押し付けられているような気がして、一時期は人と会いたくないなって思うこともありましたね。ただ、それ以上に嬉しいことを言ってもらえる機会も増えたし、私自身の価値観や恋愛との向き合い方も変わって、今までよりもずっと人とのコミュニケーションが良い形でできるようになったとも感じています。

「イケメンならそれでいい」から一転。バチェラー参加後「真実の愛」を見つけるまで

──具体的にどのように変化したんですか?

バチェラーに参加する前の私は、とにかく恋愛体質で「イケメンならそれでいい」という感じで、あまり相手の内面は気にしていませんでした。でも、旅の間、とにかく黄さん、そして自分自身と向き合っていく中で、見た目以上に中身をみるようになったんです。あの旅では、相手のことを一から知っていくことの大切さを学びました。だから帰国後も、格好いい異性に出会っても、それまでみたいに「格好いいから付き合いたい」みたいな気持ちにはならなくて、もっと慎重にコミュニケーションを重ねていくようになりました。

──そんな中、今の旦那さんとはどのような経緯でお付き合いを始めたんですか?

今の夫とは、実はバチェラーの旅に参加するよりもずっと前に出会っていたんです。出会った当時、まだ知り合ったばかりなのになぜか「この人となら結婚したい」って確信めいたものを感じて私からアタックしたのですが、うまくいかず……。そんな失恋の最中『バチェラー・ジャパン』の募集を知って、とにかく私は結婚がしたかったので、よしいっちゃえ!って。そしたら本当に黄さん(4代目バチェラー)に本気で恋をしてしまって、結局最後は結ばれなかったんですけど、全力を尽くした分帰国してからしばらくは抜け殻状態でした。

──そこから再び旦那さんと出会ったんですね。

そうですね、たまたま再会する機会があって。当時と変わらず、一緒にいて落ち着く人でした。ある日、とあるトラブルに巻き込まれてひどく精神的に落ち込んでしまったときがあったんですけど、そのときにふと頭に浮かんだのは彼でした。そこで改めて私からアタックしてお付き合いすることができました。もしバチェラーに参加する前の私だったら、そのとき自分の近くにいた男性と逃げるようにお付き合いしてしまっていたかもしれません。そう考えると、今の夫と結ばれたのもまたバチェラーに参加したおかげかなとも思えますね。

夫婦の関係を築くために設けている“月一回の話し合いの時間”

──恋愛観が180度変わった経験を経たからこそ、本当に好きだと思える相手を選ぶことができたんですね。ご結婚されて、改めて今の旦那さんのどんなところが良いと感じていますか。

金銭感覚とか、家族への愛情深さみたいな、根本的な価値観がすごく似ているのが一緒にいて楽だなと感じますね。お互いに家族を大切にするタイプなので、家族に何かあったときに「家族を優先して!」って当たり前に言えるのが、実はすごく大事なんだなって彼と結婚してから感じるようになりました。

──言わなくてもわかる部分が多くあると、コミュニケーションもしやすいですよね。ちなみに、先日いい夫婦の日にInstagramで投稿されていた「夫婦の話し合い」がとても素敵だなと思ったのですが、これはどういった経緯で始まったんですか?

普段はお互いあまり喧嘩をしないタイプなのですが、それでも同棲を始めてから細かいことが気になるようになり、お互いの性格の違いから衝突してしまったことがあったんです。ただ、意外と話してみると誤解があったり、自分が考えすぎていたり、実はそこまで怒るようなことじゃなかったりするというのに気づいて。だったらお互いにきちんと話す時間を作ろう、ということで共有カレンダーに毎月一回、話し合う時間を予定に入れるようになりました。

──すごい! ちゃんとカレンダーに予定として入れてるんですね。

そうなんです。その時間があるから、私もその場でなんでも言うのではなくて、一旦言いたいことをリストに書いてまとめておくようになり、感情的に怒るようなこともなくなりましたね。この時間をふたりで作るようになってから、本当に喧嘩をしなくなりました。

「子どもが産めなくなるかもしれない」“子宮頸がん一歩手前”を経験して

──これから結婚生活が始まっていくわけですが、休井さんが理想としている家族像などはあるのでしょうか?

明確にこういった家族を目指したい!といったものはありませんが、昔から自分の子どもを育ててみたい、という気持ちはあります。ただ、だからといって急いで何かをしたり、積極的に行動に移したりはしていないですね。一応結婚前に彼と一緒にブライダルチェックなどはしました。私は過去に高度異形成(※)が見つかったこともあり、当時は「子どもが産めない体になってしまったらどうしよう」という不安もあったのですが、手術後の予後も良く、今回のブライダルチェックでも問題は見つからなかったのでそこは少し安心しているところです。

※高度異形成:子宮頸部異形成という子宮頸がんの前段階

──「高度異形成」については、ご自身のYouTubeでも公表されて話題になっていましたね。公に発信しようと思った経緯について教えてください。

最初に高度異形成が見つかったとき、すごくショックが大きくて、いろんな不安に押しつぶされそうになってしまったんです。「今後彼氏ができなかったらどうしよう」とか「結婚・出産ができなかったらどうしよう」とか。夜が明けるまでひたすら検索して、最悪の事態を何度も想像しました。そんなときに私を救ってくれたのが、親友の存在でした。彼女も同じく高度異形成を経験したことがあったんです。経験者の彼女が、元気な姿で共感してくれたことですごく気持ちが楽になって。だからこそ、同じような不安を抱えている人に、私からも情報発信をしたいと思うようになりました。実際に公表してからはたくさんの同じ経験をした女性の方々からメッセージをもらいました。中には私の動画を見て、子宮頸がんの検診に行きました、と言ってくれる人もいて、改めて勇気を出して公表してよかったなと思っています。

──休井さんが当時勇気をもらったように、多くの女性が休井さんから勇気をもらえているんですね。ちなみに高度異形成について旦那さんとお話をしたことはありますか?

彼とお付き合いしたのは私が動画で公表した後のことだったので、私が言うよりも先に彼は知っていてくれたんですね。そのうえで「もし心配だったらこういったサポートもできるよ」と彼なりの気遣いをしてくれました。もちろん知識としてはまだ知らないこともたくさんあると思うのですが、私のことを気にかけて自分なりに調べようとしてくれたのが嬉しかったです。

──素敵ですね! それだけでも休井さんの「結婚するならこの人」という直感は間違っていなかったように感じます。もちろん旦那さんが素敵な方なのは前提で、夫婦の仲をより良くするためにお話の場を設けるなど、休井さんが「真実の愛」を見つけたあとも努力や工夫をしていることが素晴らしいと思いました。

ありがとうございます。もちろん、結婚生活は始まったばかりですし、これから乗り越える壁もたくさんあるのかもしれませんが、不思議と今、不安はありません。バチェラー参加前と後で私自身の生活はガラリと変わりましたが、私自身の好きなスタイルや性格自体は変わっていないし、夫も「ブレないところが好き」と言ってくれているので、これからも変わらず私らしい姿で生きていきたいと思いますね。

取材・文=園田もなか 撮影=島本絵梨佳

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