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子どもが薬を飲んでくれない…悩める保護者へ現役小児科医からアドバイス【小児科医インタビュー】

  • 2026.1.28

【漫画】本編を読む

「子どもの具合が悪い」「いつもの風邪とは違う気がする」「病院に連れて行くべきか、それとも家で様子を見るべきか」子育てをしている中で、そう悩んだことがある人も多いだろう。

しかし、もし少しでも「おかしい」と感じたならば迷わず病院に行った方がいい。子どもを一番近くで見守る保護者としての“勘”を信じてほしい。そう実感させられるのが『母の勘を信じて 次男が入院するまでの記録』(みほはは:著、Dr.しば:監修/KADOKAWA)だ。

「息子の様子がいつもと違う気がする…」喘息の治療中の息子の咳に違和感を覚えた母親。病院を受診するも、小児科の医師から「心配しすぎ」と軽くあしらわれてしまう。

だが息子の体調はどんどん悪くなっていき、ついには緊急入院をする事態になり……。

子どもに“もしも”のことがあった時、どうしたら保護者として子どもを守れるのか。『母の勘を信じて 次男が入院するまでの記録』の物語に基づき、本作の監修も務めた小児科医のDr.しばさんに小児科医視点でお話を伺った。

※『母の勘を信じて 次男が入院するまでの記録』のエピソードをもとにインタビューを行っています。病気の進行や症状は個人差がありますので、詳細は医療機関などにご確認ください。

――本作では息子の体調不良でかかりつけ医を受診し、薬を処方してもらっています。子どもが薬を飲んでくれない時、家庭で実践しやすい上手な飲ませ方はありますか。

Dr.しばさん(以下、しば):ゼリーやヨーグルトに少量混ぜる、スポイトで少しずつ入れる、凍らせたジュースを少量舐めてもらう、アイスと混ぜてジェラート状にして食べさせる、などが有効です。

「飲めたらカレンダーにシール」などのゲーム感覚も効果的です。無理強いせず、成功体験を積むことが大切だと思います。

――処方薬ではなく、ドラッグストアなどで入手した市販薬の使用についてアドバイスをいただきたいです。

しば:年齢と症状が合っていれば基本的に問題ありませんが、2歳未満に使用するのはおすすめしません。

「ぐったりしている」「呼吸が速い」「水分が摂れない」「眠れない」という場合は市販薬に頼らず受診をおすすめします。数日使用しても改善しない場合も受診のタイミングです。

――本作の子どもは喘息の既往があるうえで風邪症状が出始めるという、非常に不安な状態です。既往がある場合の看病で特に気をつけたいポイントは何でしょうか。

しば:喘息の既往がある場合、“いつもの悪化パターン”を把握しておくことが大切です。咳の強さ、息遣い、吸入の効き方に変化があれば早めに受診しましょう。吸入がうまくできない時は無理に続けず、医師に相談してください。

取材・文=アサトーミナミ

Dr.しば

小児科専門医。小児科医として10年以上の実績を持つ。小さなお子さんのいるご家庭向けのお役立ち情報をSNSで発信中。(https://x.com/Shiba_kids)

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