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何でも奪う妹、ついには婚約者まで……「姉妹の確執」を描く衝撃のコミックエッセイ【著者インタビュー】

  • 2026.1.28

【漫画】本編を読む

大切なモノを何でも奪っていく。そんな人間が家族の中にいるとしたら――『世界で一番嫌いな女』(ただっち/KADOKAWA)は、妹と姉の確執を描く衝撃のセミフィクションだ。

26歳OL・エリは、学生時代から付き合っている彼にプロポーズされ、大きな幸せを感じる一方で、同時に胸の内に拭えない不安を抱えていた。原因は妹のまりあ。幼いころから姉を羨ましがってきたまりあは、事あるごとに姉のモノや人を奪ってきた。妹との関係に辟易していたエリは、できるだけ距離を保ってきたが、彼を連れて実家を訪れたその日、紹介するつもりのなかった妹と鉢合わせてしまい……。

怒涛の展開から目が離せないだけでなく、姉から妹、妹から姉という相互の腑に落ちない感情がリアルだと話題沸騰中の本作。こじれすぎた姉妹関係を描き出すこの物語は、どのように生まれたのか。作者のただっちさんに、創作の裏側について伺った。

――本作では、姉と妹のこじれた関係が描き出されています。「姉と妹の確執」をテーマとしたキッカケを教えてください。

ただっちさん(以下、ただっち):ここ数年不倫漫画ばかり書いていたので、一度別のジャンルに挑戦してみたいと思い、編集さんと相談した結果「姉妹の確執」を描くことになりました。私自身も2人姉妹の長女なので、私が思う長女ならではの「モヤッと」や「甘え下手さ」、「甘え上手な同性への嫉妬」など、私の人生で抱いてきたどす黒い感情をこの作品にギュッと込めたいと思いました。

――妹のことを“世界で一番嫌いな女”と表現しているタイトルも衝撃的です。このタイトルにはどのような思いを込められたのでしょうか。

ただっち:顔も見たくないくらい嫌いな人間が、職場や学校にいるだけなら、環境を変えてしまえば強制的に縁を切ることができます。ですが、その人がもしも家族だったら、しかも、家族から可愛がられている妹だったら、妹以外の家族のことは好きだったら、とても厄介だと思います。簡単に逃げられないからこそ「世界で一番」という言葉がふさわしいと思いました。

――昨年12月には新刊『夫がいても誰かを好きになっていいですか? コンビニで見つけた私の恋』(KADOKAWA)も刊行されました。今後チャレンジしてみたいテーマを教えてください。

ただっち:日常で誰にでもあり得る「不倫」を描いていきたいです。また、私の著書に『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)があるのですが、その後の私の波瀾万丈な人生について書いてみたいと考えています。

取材・文=アサトーミナミ

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