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極寒の中、霧吹きで汗を演出!『PROJECT Y』ハン・ソヒ&チョン・ジョンソのこだわりを映すメイキング

  • 2026.1.28

韓国を代表する俳優ハン・ソヒとチョン・ジョンソがW主演を務めるクライムサスペンス『PROJECT Y』が現在公開中だ。本作より、過酷な撮影現場を映したメイキング映像が到着した。

【写真を見る】第30回釜山国際映画祭でのハン・ソヒ&チョン・ジョンソのツーショット

第50回トロント国際映画祭、第30回釜山国際映画祭でのプレミア上映で話題を呼んだ本作は、ミソン(ソヒ)とドギョン(ジョンソ)という2人の女が、崖っぷちの現実から抜けだすために、隠された金塊を盗みだすというストーリー。主演を務めるのは、ドラマ「夫婦の世界」でブレイクし、「わかっていても」、「マイネーム: 偽りと復讐」と、立て続けに話題作に出演したソヒ。そしてもう一人、イ・チャンドン監督作『バーニング 劇場版』(18)で鮮烈なデビューを飾り、『バレリーナ』(23)などの主演作に次々と出演してきたジョンソ。実生活でも深い友情を育んできた2人の呼吸が唯一無二のケミストリーを生みだす。監督は、俳優出身で『パク・ファヨン』(18)、『大人たちには分からない』(21)を通し、韓国の若者が抱える問題を描いてきたイ・ファン。「最も惹かれるのは人間そのもの。人間の欲望と葛藤を探究したかった」と語る監督は、本作の製作に先立ち、実際に本作で描かれる世界の人々への取材を敢行、登場人物たちがリアルにうごめく物語を、細密かつ立体的に構築することに成功した。ファン監督が「時速150km」と例える本作のリズムは、欲望、焦り、裏切りが絡むたびに容赦なく加速していく。また、監督が敬愛する1990年代香港映画へのオマージュを思わせるファンキーな色彩と、ジャズ、ブルース、ヒップホップを織り交ぜた音楽が物語をスリリングに彩り、疾走感を一層引き立てている。

このたび解禁されたのは、『PROJECT Y』撮影中の様子と共に、W主演のソヒ、ジョンソ、そしてファン監督が本作への思いを語るメイキング映像。撮影の合間、プライベートでも仲の良い2人が笑いあう場面や、母親役のキム・シンロクと記念撮影をする姿など、本編では見られない和気あいあいとしたキャストの様子は必見。さらにグリーンバックを背にカーアクションの撮影シーンなど迫力満載の映像も収められている。

ボス(キム・ソンチョル)の用心棒ブルを演じるチョン・ヨンジュは監督の要望で本作のために坊主頭に。実際のヘアカットシーンでは、刈り上げた直後に「お気に召しましたか?」と監督におちゃめに尋ねるなど、ベテランらしい余裕とユーモアのある姿を見せた。また、本作で俳優デビューを果たしたOH MY GIRLのユアは、シリアスなシーンでカットがかかった直後に見せる愛らしい笑顔が印象的で、劇中との強烈なギャップに魅了される瞬間も。

「映画の印象的なシーン」とジョンソが語る、本作の肝となる墓場で金塊を探すシーン。その年一番といわれるほどの極寒のなかで行われた撮影で、主演の2人は自ら「土を掘り返すなら暑くなるはずだ」とジャケットを脱ぐことを提案。凍える空気のなか、霧吹きでかけた冷たい汗を纏い、素手で必死に土を掘る彼女たちの、リアルを突き詰めた演技への真摯な姿が収められている。さらに、本作の世界観を深める音楽について、圧倒的な歌唱力を誇るファサをはじめ、個性豊かなアーティストたちが参加。彼女たちの泥臭くも美しい生き様に寄り添う、エモーショナルな楽曲群が本編の深みをより一層引き立てる。イ・ファン監督も「音楽監督のGRAYが考えた世界観の意外性がとても良かった」と期待を超えた出来栄えに満足そうな表情を見せている。

最後に、ファン監督は「スピード感あふれる本作に身を任せて全身で楽しんでください」、ソヒは「たくさんの関心とときめきを持って映画館に来てください」、ジョンソは「たくさんの期待をお願いします。劇場で会いましょう」と、それぞれこれから鑑賞する観客へ向けたメッセージで締めている。

私生活でも親交が深いソヒとジョンソが、人生逆転のため決死の奪還劇に挑む女性2人に扮する『PROJECT Y』。ミソンとドギョンの奮闘の行方を、劇場で見届けてほしい。

文/サンクレイオ翼

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