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50代、首のポツポツが気になる…皮膚科医が教える首のポツポツ&ザラつきの簡単ケア7

  • 2026.1.28

首のポツポツやザラつきは、年齢によるものだから……と諦めていませんか?2大原因を知ってケアすれば、6週間で再生され若々しい首に生まれ変われるそう。そこで皮膚科医の柴 亜伊子さんに、首のポツポツ&ザラつきの原因と7つのケア方法を教わりました。

柴 亜伊子(しば・あいこ)さんプロフィール

皮膚科医、あいこ皮フ科クリニック院長。「日本の女性を美しく、元気にすること」をモットーに体の内側から健康を取り戻す栄養療法を皮膚科・美容皮膚科の治療に取り入れている。著書に『きれいな肌をつくるなら「赤いお肉」を食べなさい』(青春出版社刊)がある。

その首のザラつき、イボの赤ちゃんです!

その首のザラつき、イボの赤ちゃんです!
写真提供=あいこ皮フ科クリニック

ふと首を触ったとき、鏡で見たとき、気になる首のザラつきや小さなポツポツ……。それは、紫外線やバランスを欠いた食生活によって引き起こされる「イボの予備軍」です。

その首のザラつき、イボの赤ちゃんです!
写真提供=あいこ皮フ科クリニック

写真は首のザラついた部分を写したもの。肉眼ではわかりにくいのですが、直径1mm未満のイボの予備軍で、このままケアをせず放置するとどんどん大きくなります。

首のポツポツ、ザラつきの2大原因

首のポツポツ、ザラつきの2大原因とは?

首のザラつきやポツポツは「肌の老化が進んでいる証拠」と皮膚科医の柴 亜伊子さん。こうした老化の原因は加齢だけではなく「紫外線」と「食生活」が大きく関わっていると言います。

【原因1】紫外線による肌ダメージ

【原因1】紫外線による肌ダメージ

「肌にとって紫外線は大敵。というのも本来、肌は皮膚の細胞が一定の周期で生まれ変わっています。ですが紫外線を浴びると皮膚の細胞はダメージを受け、肌が生まれ変わる周期が乱れます。傷の修復がされないまま細胞が育った結果がザラつきで、それが大きくなるとポツポツ(イボ)になります」と柴さん。

【原因2】たんぱく質が十分ではない食生活

【原因2】たんぱく質が十分ではない食生活

もう一つの原因は食事、と柴さん。「私たちの体は毎日口にする食べ物でできています。もし体の内部に栄養が行き届いていれば紫外線を浴びて多少のダメージを受けても処理されます。

ですが慢性的に栄養不足の状態だと、肌を修復・再生するための材料がどこからも供給されないので老化は進みやすくなります」と注意を促します。

無意識にやっている首の老化を早める習慣

  • 日焼け止めは顔だけに塗っている
  • 保湿などのスキンケアは顔だけにしている
  • 普段の食事は野菜がメインで肉や油はあまりとらない

「6週間周期」で肌は生まれ変わる!

6週間で肌は生まれ変わる

肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのことをターンオーバーといいます。ですが紫外線や偏った食生活により、活性酸素が増え肌のターンオーバーも乱れます。

この活性酸素や栄養不足は体内の細胞を酸化し老化を促進するので、肌の乾燥やザラつき、シミやしわとなって現れます。こうした肌の老化を防ぐには、紫外線をしっかり防ぎ、食事で肌の細胞とターンオーバーを整えることが大切です。

首のザラつきも、原因がわかれば対策もしやすいもの。肌は6週間周期で再生されるのでキレイな肌を取り戻すことができるのです。

肌がキレイに生まれ変わる!簡単ケア7

肌がキレイに生まれ変わる!簡単ケア7

原因がわかれば対策もしやすくなります。肌は6週間周期で再生されるので、ケアを続ければキレイな肌を取り戻すことができます。日常生活の中ですぐにできるケアを7つ、ご紹介します。

紫外線対策とスキンケアで、ダメージを減らす!

紫外線対策はまずは日焼け止め!乾燥も肌にダメージを与えるのでスキンケアでは保湿が大切。いずれも、こすらないことも重要です。

【簡単ケア1】日焼け止めは“ついでぬり”で老化を防ぐ

【簡単ケア1】日焼け止めは“ついでぬり”で老化を防ぐ

紫外線を浴びると肌細胞は老化して乾燥やザラつき、ポツポツとして現れることも。日焼け止めは1年中、室内で過ごす日も首まで“ついでぬり”をして若々しい首をつくりましょう。

【簡単ケア2】リンパの流れに沿ってマッサージ

【簡単ケア2】リンパの流れに沿ってマッサージ
指で耳を挟むように

スキンケアの流れでマッサージをするのもキレイな首には有効。まずは指で耳を挟み、あご下から鎖骨のリンパの方向に指を滑らせます。力は入れずにやさしくなでましょう。

【簡単ケア3】レチノール入り化粧品で首にピンとハリを

【簡単ケア3】レチノール入り化粧品でピンとハリのある首に

ダメージを受けた肌は外から保護してあげることも大切です。保湿は顔だけでなく首まで。おすすめはヒアルロン酸やコラーゲンを産生促進するレチノール成分入りの化粧品。使い続けることで若々しい皮膚に導きます。

食生活で、効率よく、肌に栄養を与え修復・再生!

食生活のカギは肌の主成分である“たんぱく質”です。

「野菜だけではなく、たんぱく質をきちんと摂取していれば、6週間で若々しい首に生まれ変わります。特に魚や肉といった動物性たんぱく質は植物性のものと比べて栄養価が高く吸収率が良いので、元気な細胞を作りやすくします」と柴さんは言います。

赤い肉や魚介には鉄分や亜鉛、ビタミンAとD、ビタミンB群などの重要な栄養素が豊富に含まれているので、体全体の若さも保ってくれるのだそう。

50代以上は思う以上にたんぱく質の量が足りていないもの。「これまでの倍を目指しましょう。とはいってもいきなり量を増やして消化不良を起こすのでは本末転倒。まずは、できるところからやってみてください。

また肉を食べると消化不良になる人はピロリ菌による萎縮性胃炎の可能性も。そうなるとどれだけ栄養をとってもちゃんと吸収されないので、一度病院で検査や除菌治療をしましょう」と柴さん。

【簡単ケア4】おやつはケーキよりも焼き鳥!

【簡単ケア4】おやつはケーキよりも焼き鳥!

メイン料理ではなく間食でたんぱく質をとるのもおすすめです。夕方のおやつは焼き鳥1本や唐揚げなど、一口でもいいのでたんぱく質を補いましょう。

【簡単ケア5】お出掛けにはお茶より温かいスープ

【簡単ケア5】お出掛けのおともはお茶よりも温かいスープにする

気軽にとれるたんぱく質を持ち歩くのも手。お出掛けにはお茶よりも水筒に入れた鶏ガラスープを、おつまみはスナック菓子よりも乾きものにしましょう。

【簡単ケア6】魚は2切れ、肉はミンチや薄切り肉でもOK

【簡単ケア6】魚は2切れ、肉はミンチや薄切り肉でもOK

魚と肉は最強のたんぱく質食材。目安は1食につき魚は2切れ(約100g)、肉は手のひら1枚分(約100g)です。肉はミンチや煮込み料理にするなど食べやすく調理したり、小分けにして食べるのもおすすめです。

【簡単ケア7】卵焼きにはじゃこを入れる

【簡単ケア7】卵焼きにはじゃこを入れる

卵焼きにはじゃこ、味噌汁に卵などいつもの料理にプラスαするとたんぱく質の摂取量はグンとUPします。だしも昆布におかかや煮干し粉を足すなど、小さいところから変えていきましょう。

姿勢と睡眠も「若々しい首」をつくる大事なポイント

スマホ首は老化のモト!目線は上を意識しましょう

スマホ首は老化のモト!目線は上を意識しましょう

スマホを見るためにうつむきがちですが、そうすると首が折り畳まれている状態になり、首のたるみやしわにつながります。スマホを見るときはできるだけ目線を上にしましょう。

高すぎる枕はNG!あごが少し上がる程度に

高すぎる枕はNG!あごが少し上がる程度に

私たちが睡眠をとる時間は1日の約1/3。このとき枕が高すぎると気道が確保できず、首にも余計な負担がかかります。枕の高さや形は少しあごが上がるぐらいがおすすめ。タオルを丸めて首のくぼみにあててもOKです。

次回は、顔・手・首の間違いがちな7つのスキンケア方法と、9つの生活習慣についてです。取り入れやすいものからぜひ実践してみてください。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

取材・文=児玉志穂(ハルメク編集部) イラストレーション=服部あさ美
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年4月号を再編集し、掲載しています。

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