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2026年の今、世界中で「2016年」がトレンドに! 10年前を懐かしむ人が続出している理由とは

  • 2026.1.27
Getty Images

2026年が始まってから1カ月も経っていないものの、今SNSでは“2016年”がトレンドに。現在、Instagramは2016年を振り返る懐かしの投稿であふれかえっており、世界中の人々が「あの頃に戻りたい」と思いを馳せているという。あれから10年が経った今、なぜこんなにも人々は2016年に夢中になっているのだろうか——。

10年経った今、“2016年”がトレンドに!?

2026年の幕開けとともに、世界中でトレンドとなった「2016年」。Instagramはもちろん、当時はまだ存在しなかったTikTokでも話題となり、「#2016」や「2026 is the new 2016」という言葉とともに、多くの人が当時の写真や動画を振り返っている。

当時は、リアーナの「Work」やジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」、ザ・チェインスモーカーズの「Closer(feat. Halsey)」がひっきりなしに流れ、若きカイリー・ジェンナーがリップキットで世界中の注目を集めていた時代だ。

さらに、アメリカの大型音楽フェス「コーチェラ」に憧れを抱き、ミラーサングラスや90年代に流行したタトゥーチョーカーを身につけ、VSCOのフィルターで写真を加工する。Dabのポーズで写真を撮ったり、スナップチャットではみんなが犬のフィルターを愛用したりと、当時のインスタグラムは、自分の思い出や好きなものを自由にシェアできる場所だった。

時代とともに変化した「SNSの使い方」

2016年にも、YouTuberやInstagramのインフルエンサーがいたとはいえ、まだ少数派かつ遠い存在で、今のように誰もが“クリエイター”として発信できる時代とは、大きく違っていた。

以前は数多くの人が、Instagramに日常の些細なことを気軽に投稿していたが、今ではクリエイターやインフルエンサーでない限り、投稿されるのは旅行や記念日、結婚や出産といった特別な出来事に限られていると感じる人も多いはず。

『NBC NEWS』によると、2010年代半ばにモーニングルーティンや日常を撮影したVlogで、YouTubeフォロワーを大きく伸ばしたコンテンツクリエイター、ティーラ・ダンは、2016年を振り返り、「楽しくて自由で、心が軽やかだった」と語っている。

「インターネットはとても人気があり、色々なことがすぐに話題になったり、楽しい雰囲気になり始めていました。それに、私の周りのインフルエンサーやYouTuber、友人たちも含めて、みんな物事をあまり深刻に考えすぎていなかったと思います」

さらにティーラは、オンライン上の人間関係が一方的になりやすくなり、見知らぬ人からの嫌がらせも以前より簡単に起こるようになったと感じているという。彼女は現在もコンテンツ制作を続けているが、プライベートについて公開する範囲は以前よりかなり抑えているとのこと。

ティーラも多くの人と同じように、2016年は人生が“普通に感じられた”最後の年のひとつだったように思えると語っている。

「コロナ前の普通の生活を、どれほど当たり前に思っていたかに気づきませんでした。あの頃は、まったく別の時代でした。ニュースはそれでも騒がしかったけれど、今ほどではなかった。誰もが同意してくれると思います。あの頃の生活はもっと自由で楽しかったんです」

2016年が懐かしいと感じる理由

SNSの使い方や関わり方が時代とともに変化し、あの頃の自由さを懐かしむ人が多くみられるが、なぜ人々はそう感じるのだろうか。『TODAY.com』によると、心理学者で懐かしさやノスタルジーの研究者として知られるクレイ・ラウトレッジ氏は、人々が2016年を懐かしく思う理由について、このように説明している。

「2026年になり、人々は2016年を懐かしく思っています。あの頃から十分な時間が経ったことで、あの時期に対してあたたかい感情を抱けるようになったのです」

さらにラウトレッジ氏は、人工知能の進歩による「技術の変化」の影響を最も受けているのは、ミレニアル世代と上の世代のZ世代だと指摘。

「人は、将来のことに不安を感じていたり、人生の進む道がはっきりしないときに、昔を懐かしく思いやすいものです。だから今の世代はそうした不安と向き合う中で、懐かしさを気持ちの支えとして利用しているのだと思います」

ただラウトレッジ氏は、人は自分の青春時代の中でも、特に“若くて自由で、エネルギーにあふれていた時期”に対して懐かしさを感じやすいと説明している。

「2016年にティーンや若い大人だったこの世代は、人生の節目や変化を迎え、今や未来への不安に向き合っています。そんななかで、あの頃を振り返って元気やヒントをもらおうとしているのは、自然なことと言えるでしょう」

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