1. トップ
  2. 恋愛
  3. 大きくてもふもふで優しいゴールデンレトリバーの魅力が満載! 愛犬とのなんでもない日々に、癒やされて共感する人続出!【書評】

大きくてもふもふで優しいゴールデンレトリバーの魅力が満載! 愛犬とのなんでもない日々に、癒やされて共感する人続出!【書評】

  • 2026.1.25

【漫画】本編を読む

『今日もゴールデンレトリバーに癒されて』(かんち(8kanchi8)/KADOKAWA)は、「今日は少し疲れたな」と思った日に手に取りたくなる一冊だ。理由はいらないし、深い意味も考えなくていい。ただかわいいゴールデンレトリバーが今日も変わらずそこにいてくれる。そんな幸せを描いた、SNSで大反響となった作品だ。

ページを開いてまず目に飛び込んでくるのは、全身で感情を表現するゴールデンレトリバーだ。にこにことした表情、大きく振るしっぽ、そして甘えてくる仕草。ときにマニアックなほど丁寧な観察眼でゴールデンレトリバーが描かれていて、どのカットを見ても「自分ももふもふしたい!」という衝動にかられるはずだ。

本作に特に大きな事件や劇的な展開はない。描かれているのは、愛犬と散歩に行くことや、声をかけると振り向いてくれることなど、愛犬と一緒に過ごすなんでもない時間だ。だがそれが、犬と暮らしている人なら思わず「そうそうこういう瞬間が幸せなんだよね」という大きな共感を呼ぶのである。

そして人間が前に出すぎていない分、犬が私たちにくれる癒やしが際立って描かれているのも魅力だ。犬は何かを解決してくれるわけではないし、気の利いた言葉で励ましてくれるわけでもないが、そばにいるだけで心を軽くしてくれる存在ということを再認識させてくれるだろう。

もふもふで、やさしくて、素直なゴールデンレトリバーとの日常が、読む人の気持ちをそっとほどいてくれる。疲れた日や気持ちが沈んだ夜はもちろん、特別な理由がなくても開きたくなる本作は、「犬好きでよかった」と実感させてくれる優しさにあふれた一冊だ。

文=坪谷佳保

元記事で読む
の記事をもっとみる