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夫「リモートなんだから家事やっておいてよ」→私「外に出てるついでだよね?」と言ってみた

  • 2026.1.24
ハウコレ

在宅勤務が当たり前になった今、「家にいる=時間がある」という誤解に悩む方は少なくありません。これは、リモートワーク中の私が、夫のある一言をきっかけに、家事分担について静かに向き合った話です。

リモートワーク=暇だと思われていた日々

私がリモートワークになって半年が経ったころのことでした。夫は毎日出社する働き方を続けており、私は自宅のリビングの一角で仕事をする日々。通勤時間がなくなった分、朝は少しだけ余裕が生まれたのは事実です。

けれど、仕事の量が減ったわけではありません。オンライン会議は次々と入り、資料作成の締め切りに追われ、気づけば昼食を取る時間さえ惜しいことも。それでも夫の目には「家にいる=余裕がある」と映っていたようでした。

ある日、帰宅した夫が言いました。「リモートなんだから、家事やっておいてくれてもいいんじゃない?」と。悪気はなかったのだと思います。

積み重なる「ついでにやって」のお願い

それから夫の言葉は少しずつ増えていきました。「洗濯、回しておいてくれた?」「夕飯の買い物、済んでるよね?」「掃除機くらいかけられるでしょ?」。どれも悪意のない、さりげない確認のつもりだったのでしょう。

でも私は、会議の合間に洗濯物を干し、昼休みを削って買い物に走り、終業後にようやく掃除機をかけていました。「ついで」でできることなど、実際にはほとんどなかったのです。

一方で夫は、出社前にゴミを出すことも、帰宅後に食器を洗うこともほとんどありませんでした。「外で働いてきたから疲れてる」という空気が、なんとなく我が家には漂っていて。私はそれを言葉にできないまま、小さなモヤモヤを抱え続けていたのです。

「外に出てるついでだよね?」と返した夜

ある週末、夫がソファでくつろぎながら言いました。「明日もリモートでしょ?ついでに、クリーニングお願い」。その瞬間、私の中で何かがふっと動いたのを感じました。

「あのねえ、それって外に出てるついでにできることだよね?」

ただ静かに、けれどまっすぐに伝えました。夫は一瞬きょとんとして、それから黙り込みました。

「私も、仕事してるんだよ。家にいるからって、暇なわけじゃないの」。そう続けると、夫は少し考え込むような表情を浮かべました。責めたかったわけではなく、ただ知ってほしかっただけです。

そして...

その夜、夫は珍しく食器を洗ってくれました。翌朝には「クリーニング、俺が取りに行くよ」とも。劇的に変わったわけではありませんが、少しずつ、夫の中で何かが動き始めたようでした。

「家にいる=暇」ではないことを、夫が理解しようとしてくれている。その姿勢が見えるだけで、私の気持ちはずいぶん軽くなりました。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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