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身長が低く、幼いアピールをする女子大生。ぶりっ子をする“痛い女”に転落した事情【著者インタビュー】

  • 2026.1.23

【漫画】本編を読む

「155センチ! でっか~! みゆ149センチじゃけえ憧れる~!」

幼さアピールに余念がない女性の、痛すぎる行動を描いた『ちっちゃくてかわいいワタシ 痛すぎる勘違い女の正体』(ぱん田ぱん太/KADOKAWA)。

主人公・きよかが弟の彼女・みゆと出会い、物語は始まる。

みゆは大学1年生だが、小学生かのような振る舞いをする女の子だった。きよかの夫の膝に座ったり、「身長が低いから吊り革を掴めない」「童顔で小学生に間違われる」と言ったり、やたらと自分の“子供っぽさ”を強調してくる。

彼氏や同級生たちとはうまくやっていたみゆだったが、その仮面は次第に剥がれはじめ…。

なぜみゆはこんなにも「幼さ」にこだわり、周囲にアピールするのか。その背景には、彼女の生まれた家庭環境の影響があった。

強烈なぶりっ子キャラはどうやって生まれたのか。ウザいエピソードの参考にしたのは? そんな制作裏話や読者へ届けたい思いなど、著者のぱん田ぱん太さんに話を伺った。

――本作は、序盤の展開からは予想できないストーリーの複雑さが魅力です。どういった部分にこだわって制作されたのでしょうか。

ぱん田ぱん太さん(以下、ぱん田):一見悪者に見える人にも違う顔があるし、正義とされている側にも、「あなたはなんでも完璧なの?」と問題提起していきたい。それが自分の作品に対するこだわりです。

私は「誰が見ても悪い悪役が出てきて、その人が成敗されるだけ」という漫画は描きたいとは思いません。

ヴィラン側はどうしてそんなことをするのか? どうしてそんな人間になってしまったのか? その背景を描くのが私の持ち味だと思っています。

――そんな本作の連載を始めたきっかけを教えてください。

ぱん田:きっかけは人生初の「バズ」でした。

前々作『欲しがるあの子を止められない とんでもないクレクレちゃんに絡まれた結果、 人生を深く考えた話』の元となるお話を描いたときにすごくバズったことで「こういう作品を求めている方がたくさんいるんだ」とわかり、その経験を活かしました。

――読み手の感情も含め、みゆに対する周囲の評価がどんどん変わっていく点が非常に興味深かったです。みゆのキャラクターはどういった意識をもって描かれましたか。

ぱん田:実は、みゆ自身は最初から最後まで一貫して変わっていないんです。彼女にはある目的があって、それを達成すれば自分は幸せになれると信じている。

だから「周りからは変わって見えても、本人自身は変わっていない」ということを意識して描きました。

取材・文=原 智香

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