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不器用だけど一生懸命! 思わず応援したくなるかわいい生き物「ともペン」が、癒やしの時間を届けるコミックエッセイ【書評】

  • 2026.1.23

【漫画】本編を読む

不器用で、ちょっと頼りなさそうな人が頑張っている姿を見ると応援したくなるものだ。『大丈夫だよ! ともペン』(茜りう/KADOKAWA)は、人間の世界で暮らすペンギンのような生き物「ともペン」が、臆病だけど何事にも一生懸命に取り組む姿を描いたコミックエッセイ。Xで大きな反響を呼んでいる作品が書籍となったものだ。

「ともペン」の生息数は多く、集団で行動したり、単独で行動したりと、見た目はほぼ判別がつかないが、それぞれで個性はもっているようだ。基本となる性格は、電車で席を譲ったり、同居している人間のためにお風呂を準備してあげたりととても優しいのだが、かなり臆病でもあるため、何をするにしてもプルプルと体を震わせ、時には涙目になるほど緊張してしまう。だから、けん玉に成功したり、エスカレーターにうまく乗れたりすると、固唾を飲んで見守っていた仲間「ともペン」たちとともに盛大に喜ぶという生態がある。

そんな「ともペン」の日常を描いた1ページほどの短編のほか、人気アイドルを目指して努力の日々を送る「ぺきゅ〜と」や、同居するおばあちゃんと旅行に行くことを夢見て一生懸命働く、前髪の短い「オンまゆ」、そして山奥で暮らしながらごはん屋を開くことを夢見るカッパの「ともカッパ」などのストーリーも収録され、どのエピソードも優しく心が温まるものばかり。ちなみに「ともカッパ」は「ともペン」と似た姿のクマやカエル、ウサギなどのほか、ツチノコとも交流しているので、この世界にはさまざまな「とも○○」が存在するようである。

とまあ少々野暮な紹介になったが、とにかくどのエピソードもほっこりさせてくれるものばかりで、疲れた日のリラックスタイムなどにぴったり。絵柄もかわいく内容もシンプルなので子どもと読んでも楽しめるだろう。

文=Nobuo

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