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リモートメンバーに会いに行く。2年越しの「はじめまして」福岡旅

  • 2026.1.23

数年前のパンデミックを機に、世間に急速に広がった「リモートワーク」という働き方。

PCなどの電子機器や適切な通信環境は必要となるものの、場所を問わず働くことが可能となり、「働く」という選択肢の多様化が進んだ。

その後の出社回帰の傾向は一定あるものの、筆者の関わる業務では、パンデミックが終息した今でもリモートワークを中心としている。そのため、業務では画面越しに顔を合わせているが、実は一度も対面で会ったことがないという方が多い。

筆者がチームでお世話になっている方もその一人だった。その方は福岡に住んでおり、東京に住む筆者は一度も対面で会ったことがなかった。また、一緒に業務を行うようになり早2年、今では気軽に何でも話せる関係であり、仕事を進めるうえでの支障はほとんどなかった。

しかし、それでもやっぱり「会いたい」と思うことがある。

「いつかは対面で」とお互いに話していたけれど、行動に移さなければこの先も会うことはないかもしれない。そこで今回、自身の観光も兼ねて、2年越しの「はじめまして」を実現する旅を計画した。

博多駅で「はじめまして」

待ち合わせ時刻は博多駅に午前10時半。前泊していた付近のホステルを時間に余裕をもって出発したが、慣れない土地にスマホの地図アプリで格闘し、事前に念のためお互いの服の色をメッセージアプリで伝えあい、なんとかギリギリでたどり着いた「はじめまして」。

2〜3年前には何度か経験していた「対面でははじめまして」という、なんだか少し気恥ずかしいような感覚が久々に蘇ってくる。とはいえ、雰囲気は画面上で話していた姿そのまま。会話のネタにも困ることなく、福岡の街に一歩踏み出した。

櫛田神社で「飾り山笠」と出会う

福岡初心者の筆者を最初に案内いただいたのは「櫛田神社」。博多を代表する夏のお祭り「博多祇園山笠」が奉納されることでも知られている。その方が寺社仏閣をお好きということは聞いていたが、「博多の総鎮守」ともよばれており、「博多に来たならまずここへ!」と思ったそう。

参拝後、境内を歩いていると「博多歴史館」という施設を発見。博多祇園山笠や博多の歴史を学べるとのことで、せっかくなので入館してみることに。

山笠当日の賑わいのある映像や再現された古代山笠、山笠が描かれた屏風など山笠に関する展示を拝見する中で、いつか実際に夏の山笠を見てみたいという気持ちを抑えられなくなってきた。

その後で目に入ってきた「飾り山笠」。映像には映っていたものの、実際に見てみるとやっぱり大きい!10メートル前後はあるそうだ。

川端通商店街をぶらぶら散歩

櫛田神社を出発し、徒歩で川端通商店街へ。博多で最初に栄えた商業の町で、なんと130年以上の歴史があるそうだ。予約していたお昼ご飯までの時間には少し早かったため、ここで街ブラをすることに。

「オッペケペー節」で有名な博多出身・川上音二郎の像も

ふと気になったお店に入ってみたり、かわいらしい雑貨を眺めてみたり、何気ない話をしていながら歩いていたら、気づけばお昼の時間が近づいてきた。

お寿司とお酒を嗜みつつ、話に花が咲く

博多駅に戻ってきて、事前に予約していたお寿司屋さんへ。普段は昼間からお酒を飲むことはないけれど、せっかくなので2人ともお酒も注文し、その方との初めての「乾杯」をした。

次のご予定の都合で十分な時間は取れなかったものの、普段の業務の雑談とは異なった雰囲気の中で、カジュアルな話題はもちろん、時に深い話題のお話もさせていただき、互いに「もう少し話したい」という後ろ髪を引かれる思いでの解散となった。

会わなくてもいい時代に「あえて会う」ということ

「初対面」を経て数か月、筆者は引き続き、その方には同じ業務でお世話になっている。業務のやり方やコミュニケーションの方法は特に変わってはいないものの、一度対面で話したことで、より仕事を進めやすくなったように思うのは気のせいだろうか。

もちろん、仕事への向き合い方や人間関係に関する考え方は人それぞれであり、全員に「一度会ってみたら」と勧めることは違う気がしている。一方で、年に一度は全社員が対面で集う場を設けている企業もあると聞くように、普段会わないからこそ、会うことで得られる価値があるのかもしれない。

例えば、一定期間を一緒に過ごしている中で、もし「この人と仕事以外でも会ってみたい、話してみたい」という気持ちがお互いにあるのであれば、「観光ついでに、○○さんに会いに行く」という旅をぜひ、おすすめしたい。

All photos by Nakashin

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