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大学1、2年生が就職したい企業は?「任天堂」が1位を獲得、希望年収は低下傾向に

  • 2026.1.22

法人会員向けに与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社が2026年1月21日、第11回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査結果を発表した。

大学1、2年生が就職したい企業とは?
大学1、2年生が就職したい企業とは?

本調査では「任天堂」が2回ぶりに1位を獲得。続いて、2位「国家公務員」、3位「Google」、4位「地方公務員」「Apple」の順となり、これまで上位常連だった地方公務員が順位を下げ、ランキングの顔ぶれや順位に変化が見られる結果となった。

トップ20には、製造業9社がランクインしたほか、IT・情報サービス業(Google、NTTデータ、楽天グループ)や、生活に身近な商品・サービスを提供する企業(サンリオ、しまむら、イオンなど)が名を連ねた。

また、希望年収は前回の調査結果と同様「600~800万円」が最多となったが、「800万円以上」を望む割合は低下し、全体的に希望年収が下がる傾向に。一方、将来望む就業観では「プライベート」や「ワークライフバランス」を重視する回答が増加しており、仕事と私生活の両立や働き方に対する意識の広がりが調査結果から伺える。

製造業や日常生活で密接に関わる企業が上位に

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」では、1位「任天堂」(回答率4.7%)に次いで2位「国家公務員」(同3.7%)、3位「Google」(同3.5%)、4位「地方公務員」「Apple」(同3.2%)、6位「サンリオ」(同3.0%)、7位「ソニー」(同2.8%)、8位「味の素」(同2.7%)、9位「トヨタ自動車」(同2.5%)、10位「ソニー・ミュージックエンタテインメント」(同2.5%)。

同社の行った過去10回の調査のうち8回で公務員がトップ2を占めていたが、今回の調査では「任天堂」が2回ぶりに1位となり、前回8位の「Google」が3位にランクインしたことで「地方公務員」はトップ3から陥落。

業種別では、製造業が多数を占める傾向は残りつつも、IT・情報サービス業(Google、NTTデータ、楽天グループ)が3社ランクインしている点や、生活に身近な商品・サービスを扱う企業(サンリオ、しまむら、イオンなど)が上位にランクイン。日常生活により密接に関わるブランド力が学生の志望に影響しているようだ。

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」TOP20
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」TOP20
【画像】「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/TOP100
【画像】「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/TOP100

文系と理系の違いは?文系は幅広い業界、理系は製造業が人気

文系・理系ごとの集計では、文系はトップ2の「公務員」以外は、エンターテインメント、出版、食品など、多様な分野が志望先に。理系は「任天堂」、「三菱ケミカル」、「Apple」、「イオン」、「大塚製薬」、「旭化成」など、専門性を発揮できる製造業が志望先の上位となり、研究・開発分野への関心の高さがうかがえる。

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/文理別ランキング
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/文理別ランキング

プライベートやワークライフバランス重視の傾向に

将来望む就業の形について、最も多かったのは「プライベートを優先させたい」(回答率19.3%)で、「出世して高収入を得たい」(同18.0%)、「ワークライフバランス重視で仕事をしたい」(同17.0%)、「優良企業で安定的に働きたい」(同15.5%)が続いた。属性別では、1年生や男性は「出世・高収入」志向、2年生や女性は「プライベート優先」志向が強い傾向が見られる。

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/将来望む就業の形
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/将来望む就業の形

将来望む就業の形と、就職活動のための準備活動の関係性については、「アルバイト」、「資格取得のための勉強」、「授業・ゼミナール履修」に取り組んでいる学生がいずれも20%以上となった一方で、3人に1人は「特に何もしていない」という結果に。

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/将来望む就業の形(上位項目)×就職活動のための準備活動
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/将来望む就業の形(上位項目)×就職活動のための準備活動

希望年収は600万~800万が最多、全体では希望額低下の傾向

就職先選定において重視する点に関する調査では、「給与額」(回答率42.5%)が最多。次いで「勤務地」(同28.2%)、「福利厚生」(同25.5%)という結果に。男女別に見ると、女性は「残業時間」、「有休の取得しやすさ」、「育児・介護休業制度」などのワークライフバランスに関連する項目の回答率が、男性に比べて高い結果となっている。

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/就職先選定において重視する点
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/就職先選定において重視する点

また、最低限実現したい生涯最高年収の調査では、「600~800万円」(回答率19.3%)が最多。一方で、「800万円以上」(合計回答率29.3%)を望む割合が前回(同42.8%)から13.5ポイント低下し、「400万円未満」(同21.3%)が8.5ポイント増加。全体としては希望年収が低下する結果となっている。

「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/最低限実現したい生涯最高年収
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」/最低限実現したい生涯最高年収

調査概要

・調査名称:第11回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査

・調査方法:インターネット調査

・調査エリア:全国

・期間:2025年8月25日(火)~8月27日(水)

・調査対象者:大学1年生および2年生の男女個人

・有効回収数 :600サンプル

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