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聞かれたから答えたのに「私より高い」と時給にキレた派遣仲間「おかしい」と派遣会社に抗議した結果

  • 2026.1.21

派遣社員として働く中で、何気ない一言が思わぬトラブルになることがあります。とくに「時給」の話題は、軽い雑談のつもりでも空気を一変させてしまうことがあるようです。これは、私の友人が実際に経験した出来事です。派遣という立場の繊細さを、あらためて考えさせられました。

何気ない休憩時間の会話

私は派遣社員として、ある職場で働いていました。同じ部署には、私のほかにも数名の派遣社員が在籍しており、年齢や経歴はさまざまでした。仕事内容はほぼ同じで、日々淡々と業務をこなし、人間関係も表面上は穏やかで、特に大きなトラブルはありませんでした。

ある日、休憩中に雑談をしていたときのことです。世間話の流れで、別の派遣社員から突然「時給いくら?」と聞かれました。特に隠すつもりもなかった私は、深く考えずに自分の時給を正直に答えました。

一気に変わった空気

すると、その瞬間、相手の表情がはっきりと変わりました。「え、私より高いじゃん」と、不機嫌そうに言われたのです。私は驚きながらも、「派遣会社や契約内容の違いだと思いますよ」と、できるだけ落ち着いて説明しました。

しかし相手は納得せず、「なんであなただけそんなにもらってるの?」と、語気を強めてきました。まるで私が不正をしているかのような空気になり、どう返していいのか分からず戸惑いました。その場は気まずい雰囲気のまま終わり、私は後味の悪さだけを抱えて席を立ちました。

知らないところで起きていた動き

それからしばらくして、別の人づてに事実を知りました。あの派遣社員が、自分の派遣会社に直接連絡をしていたのです。「同じ仕事をしているのに、時給が低いのはおかしい」と、強く抗議したと聞きました。

結果的に、その派遣社員は派遣会社から時給を上げてもらったそうです。条件が改善されたこと自体は、決して悪いことではないと思いました。ただ、その過程で私に向けられた怒りや不満の理由が、どうしても腑に落ちませんでした。

派遣という立場の難しさ

私は、「最終的に状況が良くなったのはよかったけれど、なぜ私に怒る必要があったのか分からない」と感じました。時給を決めているのは個人ではなく、派遣会社や契約条件です。それでも、同じ職場で働いているというだけで、感情が向けられてしまうことがあるのだと知りました。

派遣という立場では、時給の話題は思っている以上にデリケートです。同じ“派遣社員”でも、条件の違いが人間関係に影響することがある。この出来事は、私にとってその現実を身をもって学んだ経験でした。

【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

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