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イライラ落ち込みから卒業!他人軸で生きてきたシニア世代が「自分軸」になるために習慣化すべきコト

  • 2026.1.21

イライラ落ち込みから卒業!他人軸で生きてきたシニア世代が「自分軸」になるために習慣化すべきコト

誰にでもイライラしたり、くよくよ思い悩んだりすることがあるもの。でもそれを引きずらず、いつも上機嫌でいるためには、どうしたらいいのでしょう? カウンセラーの藤本梨恵子さんにお話を伺いました。

お話を伺ったのは
藤本梨恵子さん キャリアコンサルタント、産業カウンセラー

ふじもと・りえこ●愛知県出身。
デザイナーとして活動後、キャリアカウンセラー、講師に。企業・大学・公共機関での講演の登壇数は2000回を超え、婚活から就活まで相談者数は1万人を超える。
著書に『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』(明日香出版社)など。

上手にコントロールして「感情的」ではなく「感情豊か」な人になろう

他人軸ではなく、自分軸で生きることを意識して

「自分勝手な夫に振り回されっぱなし」「いい加減な同僚の尻ぬぐいばかりで腹が立つ」「相手に負担をかけないよう、ついつい頑張りすぎて疲れてしまう」。『ゆうゆう』に寄せられるアンケートには、人間関係にストレスを感じている読者の声があふれている。

「ゆうゆう世代の皆さんは『相手の立場に立って考えなさい』『自分のしたいことより周囲に合わせなさい』と教えられて育った世代。相手が中心の“他人軸”で生きているから、自分が本当はどうしたいかを後回しにして、無意識に無理をしてしまうんですね。それが怒りや疲れ、自己嫌悪の根本原因です」

藤本さんがすすめるのは、何事も“自分軸”で考えること。自分の本心に蓋をして、やりたくないことを我慢してするのを止める。疲れを感じたら負担を減らし、周囲に助けを求める。自ら進んでストレスを減らすことで家族に怒りをぶつけることも、仲間への不満をためることもなくなるという。

「自分の機嫌を取るためには自分ファーストでいい。あなた自身が上機嫌で毎日を過ごせれば、家族や周囲の人にもやさしくなれるはずです」

感情をコントロールして自分をいつもご機嫌に

目指したいのは、怒りやイライラを相手にぶつけてしまう「感情的な人」ではなく、上手に感情をコントロールしつつ、相手に配慮しながら、喜怒哀楽を素直に表現できる「感情豊かな人」だ。

「人間は理性よりも感情に突き動かされるもの。上手に感情をコントロールできなければ、人間関係もうまく回りません。何かイラッとすることがあったとしても、他人を変えることは不可能。自分の考え方を変えることが機嫌よくいられる唯一の方法です」

ポジティブになれる魔法の習慣

心の問題は心のもちようだけで解決しようと思ってもなかなか難しいもの。ちょっとした生活習慣で体を整えれば心も自然と変わっていきます。

姿勢を正す

スマートフォンやパソコンの見すぎで猫背になっている人は、気分もうつむきがちでマイナス思考になりやすい傾向が。普段から胸を張って、耳~肩先~腰骨の横の出っ張り~くるぶしが一直線になる姿勢を保てば、意欲や元気を引き出すホルモンが活性化し、プラス思考が身につきます。筋トレなどのトレーニングより、常に姿勢を意識するほうが効果的という研究結果もあるくらいです。スマホを見終えたら、ぜひ一度は胸を張る習慣を。

温活をする

「万病のもと」と言われる冷えは、心への影響も大。体が温まると相手への態度も温かくなり、体が冷えると孤独や不機嫌を感じやすくなり、相手にも冷たく接するといった因果関係がわかっています。そこでおすすめなのが温活。朝一で白湯を飲む、朝日を浴びる、しょうがなど体を温める食材を食べる、湯船につかる、などの方法を試してみて。特に温かいお風呂は幸福度が上がってご機嫌をつくれる場所。シャワー派の人もたまにはゆったり入浴を。

元気になる色を身につける

「派手な色は若い人向き」「モノトーンなら無難だから」と、ワードローブやインテリアが白黒に偏りすぎていませんか? 人が色を見ると生理的な反応と心理的な反応が現れ、それによって相手に与える印象が変わったり、欲しい能力が手に入ったりします。たとえば赤なら決断力やリーダーシップ、青なら冷静さやさわやかさ、ピンクならやさしさや繊細さ、など。どんよりと感じられるときこそ明るい色を身につけて、気分を高め、なりたい自分に近づいて。

朝にウォーキングをする

朝日を浴びると脳からセロトニンなどの“幸せホルモン“が分泌され、気分が落ち着いてやる気や集中力が高まります。さらにウォーキングなどのリズム運動や深い呼吸も、セロトニンの活性化に効果的。つまり朝のウォーキングは心と体を整えるのにぴったりの習慣というわけです。5分ほど歩くだけでも効果はありますが、理想は15分以上。朝日を浴びながらリズミカルに歩くことで脳が目覚め、一日のスタートを気持ちよく切れるはず。

取材・文/後藤由里子 イラスト/ツグヲ・ホン多

※この記事は「ゆうゆう」2026年2月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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