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日本アカデミー賞も席巻!4Kアップコンバート版IMAX上映スタートで“『国宝』旋風”に勢いふたたび

  • 2026.1.20

1月16日から1月18日までの全国映画動員ランキングが発表。ついに全世界興収17億ドルを突破し北米のアニメーション映画史上最大のヒット作にのぼり詰めた『ズートピア2』(公開中)が、日本でもまだまだ絶好調をキープ。今週もトップの座を守り抜き、これで怒涛の7週連続Vを達成した。その詳細な成績は後述するとして、今週は久々に『国宝』(公開中)にスポットライトを当てていこう。

【写真を見る】助演男優賞&助演女優賞で3人ずつ受賞するなど、第49回日本アカデミー賞を席巻!ノミネート発表が近付くアメリカのアカデミー賞は果たして…

上位に返り咲き、“興収200億円”まであと6億5000万円!

1月23日(金)からはDolby Cinemaでの上映も控えている [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会
1月23日(金)からはDolby Cinemaでの上映も控えている [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会

昨年6月の公開から映画界の話題を独占しつづけ、すでに日本の実写映画歴代No.1のヒット作となり、いまもなおその記録を更新しつづけている『国宝』。公開33週目を迎えたこの週末からは、4Kアップコンバート版でのIMAX上映がスタートしており、週末3日間で観客動員7万3000人、興行収入1億2000万円を記録。前週の5位から一気に2位までジャンプアップを果たした。

トップ3入りを果たすのは公開18週目だった10月第1週以来およそ3か月ぶりであり、2位になるのは公開12週目だった8月第4週以来、実に5か月ぶり。公開から30週以上経過した作品が動員ランキングのトップ3に入るケースは、2023年10月に公開64週目で1位になった『ONE PIECE FILM RED』(22)の例があるが、同作は9か月ぶりのアンコール上映。継続的なロングラン上映での上位進出というのは異例のことであり、『国宝』のポテンシャルの高さを証明しているといえよう。

累計興収は193億5000万円!日本歴代興収ランキングでトップ10入りも目前 [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会
累計興収は193億5000万円!日本歴代興収ランキングでトップ10入りも目前 [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会

週末の時点での累計成績は動員1370万人&興収193億5000万円となっており、この1週間(1月12日から6日間)で1億8000万円ほど興収を上乗せしていることが確認できる。次週末からは全国に10館あるDolby Cinemaでの上映もスタートするとなれば、日本歴代興収ランキングでひとつ上の順位にいる『ハウルの動く城』(04)の興収196億円を今月中に超える可能性は高く、日本の映画興行史上10本目、国内実写映画初の“興収200億円”も現実味を帯びてきた。

それに弾みをかけるように、第49回日本アカデミー賞では全15部門ある正賞(選考対象外のアニメーション映画賞と外国語映画賞を含む)のうち12の部門で、16の優秀賞と新人俳優賞の計17の賞を受賞。しかも助演男優賞と助演女優賞では3人ずつが受賞を果たすという前代未聞の快挙を達成している。3月13日(金)に執り行われる授賞式で、最優秀賞も席巻することはほぼ間違いないだろう。

【写真を見る】助演男優賞&助演女優賞で3人ずつ受賞するなど、第49回日本アカデミー賞を席巻!ノミネート発表が近付くアメリカのアカデミー賞は果たして… [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会
【写真を見る】助演男優賞&助演女優賞で3人ずつ受賞するなど、第49回日本アカデミー賞を席巻!ノミネート発表が近付くアメリカのアカデミー賞は果たして… [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会

そして日本時間1月23日(金)には、2部門で最終選考に残っている第98回アカデミー賞のノミネート発表も控えている。年をまたいで持続する“『国宝』旋風”は、まだまだ終わりが見えてこない。

『ウォーフェア』『有吉の壁』など新作3本が初登場!

まだまだ勢いが止まらない『ズートピア2』は、7週連続Vを達成! [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
まだまだ勢いが止まらない『ズートピア2』は、7週連続Vを達成! [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

さて、7週連続1位を飾った『ズートピア2』の週末3日間の成績は動員34万5000人、興収4億8100万円と、前週比は75%ほど。累計成績では動員952万人、興収129億8000万円となり、日本歴代興収ランキングでは31位まで浮上。興収133億7000万円だった『アナと雪の女王2』(19)を射程圏内にとらえた模様。

公開4週目を迎えた『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(公開中)は、週末3日間で動員7万1000人、興収9800万円をあげて3位に。累計成績は動員100万人の大台を突破し、興収13億円を突破。同じく公開4週目の『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』(公開中)も5位にランクインしており、こちらも好調を維持している。

実話をもとにした戦争劇『ウォーフェア 戦地最前線』が4位にランクインする大健闘 [c] 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.
実話をもとにした戦争劇『ウォーフェア 戦地最前線』が4位にランクインする大健闘 [c] 2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

新作タイトルからは3本がランクイン。そのなかで最上位となったのは、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(24)のアレックス・ガーランド監督とレイ・メンドーサが共同監督を務めた戦争劇『ウォーフェア 戦地最前線』(公開中)の4位。メンドーサが経験した実話をもとにイラク戦争で敵に包囲された特殊部隊員たちの脱出を描く物語で、臨場感が増幅するDolby Atmosでの上映が特に好評を集めているようだ。

また、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組の人気企画を映画化した『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』 (公開中)は7位に初登場。アレックス・ガーランドが脚本を担当したサバイバルシリーズの最新作『28年後… 白骨の神殿』(公開中)は8位からのスタートとなった。

“復活上映”がスタートした『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』もトップ10入りを果たした [c]諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
“復活上映”がスタートした『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』もトップ10入りを果たした [c]諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

そして9位には、2024年に公開され興収14億5000万円を突破した『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』(公開中)がランクイン。今回は1月21日(水)に4K UHD Blu-ray+DVDが発売されるのを前にした“復活上映”ということで、1月9日からDolby Cinemaで先行公開、この週末から4D版を含む全国76の劇場で上映がスタートしている。

以下は、1~10位までのランキング(1月16日〜1月18日)

1位『ズートピア2』

2位『国宝』

3位『映画ラストマン -FIRST LOVE-』

4位『ウォーフェア 戦地最前線』

5位『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』

6位『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』

7位『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』

8位『28年後… 白骨の神殿』

9位『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』

10位『チェンソーマン レゼ篇』

次週末は、クリス・プラットが主演を務めるアクションスリラー『MERCY/マーシー AI裁判』(1月23日公開)、人気ホラーゲームの映画化第2弾となる『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』(1月23日公開)、日向坂46の元メンバーである齊藤京子が主演を務めた深田晃司監督の最新作『恋愛裁判』(1月23日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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