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『2時間サスペンス』映画シリーズ会見に船越英一郎がサプライズ登場! 名取裕子が第1弾映画で共演した友近の演技を絶賛

  • 2026.1.19
『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』製作発表会見より(左から)友近、名取裕子、船越英一郎、菅井敦(株式会社ホリプロ 代表取締役社長) (C)2026テレビショッピングの女王『青池春香の事件チャンネル』製作委員会 width=
『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』製作発表会見より(左から)友近、名取裕子、船越英一郎、菅井敦(株式会社ホリプロ 代表取締役社長) (C)2026テレビショッピングの女王『青池春香の事件チャンネル』製作委員会

昭和~平成に多くの視聴者を魅了した2時間サスペンスドラマの新たな可能性を、テレビ放送ではなく映画館という舞台で届ける企画『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』の製作発表会見が行われ、シリーズ第1弾映画ダブル主演の名取裕子と友近、シリーズ企画統括でホリプロの菅井敦代表取締役社長、さらにシリーズ第2弾映画主演の船越英一郎がサプライズで登場。シリーズ第1弾映画『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』の完成披露も開催され、名取、友近、メガホンをとった白川士監督が登壇した。

【写真】『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』製作発表に名取裕子、友親、船越英一郎らが登場!

『2時間サスペンス THE MOVIE シリーズ』シリーズの制作経緯を尋ねられた菅井社長は、ホリプロ入社後2年目から船越、伊藤かずえ、片平なぎさといった2時間サスペンスの主演俳優のマネージャーをしていた人物。菅井社長は「昭和の終わりから平成にかけて、2時間サスペンスというのは家族で誰でも楽しめるエンターテインメントということで、各局がゴールデンタイムでたくさん制作をしまして、こぞって高視聴率を上げておりました」と振り返り、その経験を生かし、その後、映像事業本部の責任者としてたくさんの2時間サスペンスを制作してきたそう。

だが「テレビ局が時の流れとともにコアターゲットに視聴者を絞り、企画を絞っていくという流れの中で、日本テレビさんが『火サス(火曜サスペンス劇場)』を高視聴率にもかかわらず中止するということがございまして、そこから徐々に各局から2時間サスペンスの枠が消えていき、現在ではレギュラー枠が1つもなくなっているという状況になっております」と現状を説明。

「これは、あくまでもテレビ局さんやスポンサーさんの事情でそうなっているので、お客さんがいなくなったわけではございません。お客さんはみんな楽しみにしているので、各局の再放送枠とか、BS局、CS局などで毎日のように2時間サスペンスが放送されておりまして、人気を博しているのが現状でございます。ただ、それは昔、僕たちが制作した2時間サスペンスの再放送でございますので、当然、携帯電話もパソコンもましてやAIも何もない、そういう状況で作られた作品ばかりでございますので、その作品をずっと再放送しているだけでは、必ずや将来、衰退してしまうなということを大変憂慮しておりました」と胸の内を明かかす。

そして、還暦を過ぎた頃から“2時間サスペンスの火を消さない”という思いが自身のライフワークの1つとなり、一層のこと、映画にしてパワーアップした2時間サスペンスを楽しみにしているお客さんに見ていただくのがいいのではないかと考え、その企画にたくさんの企業が賛同し、今回の企画が前に進んだことを明かした。

菅井社長の熱い思いを聞いた名取は「菅井社長とは年代も一緒なので、同じような青春を歩んできました。(以前は)2時間ドラマはたくさんあって、皆さまお家でまったりゆったり楽しんでいただけていて、私もいくつかシリーズを持って楽しくやれていたものを、またできるということはとてもうれしく思います」と目を輝かせた。

さらに「今回は、私の大好きな友近さんがバディを組んでくださるということを聞いて、『マジ!?』って喜びました(笑)。前から存じ上げていて、舞台にも出させていただいていたので、『友近さんとできるならやりたい』と思って、それが実現できました」とうれしそうに話した。

一方、友近は「社長とまったく同じ思いを私も近年、持っておりまして、2時間サスペンスが地上波からなくなり、いま現在制作しているゴールデンのいろんな番組があるのに、BSで昔の2時間サスペンスを見る。やっぱりそれが面白いなと思って見ていたんですけど、制作がなくなって地上波でないのであれば自分で作ろうってことで、80年代の2時間サスペンスいうものを再現したYouTubeを撮ったところ、1日で100万再生以上いったので、やっぱり皆さんサスペンス待っていたんだっていうのがそれで分かりました」と力強く語る。

2時間サスペンスをもっと盛り上げたいと思っていたところ、本作の出演オファーが来たそうで「しかもバディが大好きな名取さんってことで、『ぜひやらせてください』ということで、今回の企画は感謝ですね。いろいろやってきて、名取さんが好きだとか2時間サスペンス好きだって言い続けてよかったなと思っています」と声を弾ませた。

また、『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』を見た感想を求められた菅井社長は「わざわざ映画にして見てもらうので、それなりの仕掛けをしないといけないなと思いまして、主演をしているお二人のほかに、往年の2時間サスペンスの主演を務めている方々にたくさん出ていただいて、その方に主役側ではないほうで登場していただいております。それぞれがみんな大変怪しい演技をしておりますので、ぜひご注目いただければと思います」と明かす。

「そしてお二人に加藤諒さんを加えた3人の掛け合いは、サスペンスなんですけれども、パロディもたくさん入れているのでとてもコミカルで、お二人に恥ずかしがらずやっていただいたおかげで…恥ずかしかったですね(笑)。あえてやっていただいたので、それも大変面白く仕上がっていると思いますし、大事なところなんですが、ちゃんと“崖”も登場します。王道のサスペンスのストーリーはきちんと踏まえた上でパワーアップして作っておりますので、どなたにも楽しんでいただける作品に仕上がっていると、自信を持って言えます。私自身も大変楽しかったです」と言葉に力を込めた。

さらに、第2弾映画の制作準備に入っていることが明かされた後、サプライズで第2弾映画で主演を務める船越がサプライズで登場すると、観客から大歓声が起こった。第2弾について聞かれた船越は「(第1弾が)大変面白いので、ものすごいプレッシャーです」と吐露しつつ、「2時間サスペンスっていうのは大きく分けると2つ、作品の主軸があったような気がするんですね。1つは今回の第1弾でお二人が演じられました“素人”の探偵が事件の真相に迫っていって見事解決に導いていくもの。私も随分そちらもやらせていただきましたが、もう一つは“刑事さん”、そして“警察関係のスペシャリスト”が難事件に挑んでいく王道の本格サスペンスみたいなもの。今回私は後者のほうをやらせていただくことになっております。鋭意脚本の制作中ではございますが“刑事もの”になるとだけお伝えできると思います」と明かした。

次に、シリーズ第1弾映画『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』の完成披露上映会を開催。

上映会の前に行われた舞台あいさつに登壇した名取は、会場に応援ボードを持ったファンを発見して喜びをあらわに。「私の『早乙女千春の添乗報告書』っていう2時間ドラマがあったんですけど、今回はその時のプロデューサーたちが、年齢を重ねて企画を立ててくれて、“みんな育ったんだね”と、親孝行な息子たちが考えてくれたような気持ちでとってもうれしいです」と笑顔で語り、「今回はホリプロもお金をかけてくださったのでいろんなことができて(笑)、恥ずかしかったこともあるんですけど、やりたいことをいっぱいやらせていただきました。皆さんにも楽しんでいただいて、これを続けていけるようになるといいなと思っていますので、皆さんに(口コミを)お願いしたいと、楽しいものを作っていただいて感謝しています」と笑顔を見せた。

友近は「名取さんとバディを組ませていただけて、しかも2時間サスペンスを映画館で見られるというお話を聞いたときにはびっくりしました。名取さんとは以前から交流をさせていただいているんですけど、今回、共演させていただいたら改めてキュートな方で、しかも面白くて、なんでもできる女優さんなんだなって思いました。近くで名取さんの演技とか、演技じゃない部分とかも見させていただいて、本当に勉強になりました」と感慨深げに語る。

さらに「私が昔から大好きだって言っている(名取主演の)五社英雄監督の『吉原炎上』。これをずっと見てきた私にとっては夢のようなこのキャスティングで、共演しながら空き時間にはYouTubeで『吉原炎上』見て、“私、この人とやっているんだ、今”とか思いながら震えておりました(笑)。作品もしっかりとしたストーリーありながらも、中にはコミカルなシーンもたくさん出てきますので、楽しみに見ていただきたいと思います」と感無量な様子だった。

そして、白川監督は「普通の2時間ドラマではなくて、映画ということで当初、緊張もありました。大女優の名取裕子さんを撮らせていただく、そしてバディの友近さんは僕以上に2時間サスペンスに関しては(詳しくて)、ベテランのお二人と言っても過言ではない。それを撮らせていただくっていうのは、緊張とともに自分も楽しめますし、憧れの中に自分も混ぜてもらえるっていうことが、とにかく幸せな時間でもありました」とコメント。

「リスペクト、オマージュ、そこからのスタートではありましたけど、ちゃんとしたサスペンスとしてのエンターテインメントを目指すっていうところはお二人の負うところが多かったんですが、結実したと思います。ぜひご覧になってください」と仕上がりに自信をのぞかせた。

また、テレビショッピングで歴代最高の売上を誇るレジェンドナビゲーター、そしてカリスマバイヤー役を演じる名取は、どのような役作りをしたか尋ねられると「(テレビショッピングが)自分もすごく好きで、夜中に注文しちゃったりとかするんですけど、前にもちょっとカリスマ(バイヤー)の役はやったことはあるんですね。でも実際にテレビショッピングが好きなんで、自分がお客だったら買いたくなるように心がけました」と返答。

同じ質問に、実演販売の女王役を演じた友近は「実演販売となると目の前のお客様に食いついてもらわなきゃいけないので、“リズム”というのがすごく大事になるんですよね。実演販売の方の流暢な喋りと、つまずいちゃうとお客様が離れちゃうなと思うので、波に乗った喋りをちゃんとやらなきゃいけないなというのがあったんで、かなり家で練習しましたね」と努力を明かした。

さらに「私が普段から芸人として持っているネタで、ヒールを履いて講談をするという『ヒール講談』っていうのがあるんですね。それがちょうどそのリズムでネタをやっていたもので、それがあったから今回に生かせたかなというのはありますね」と打ち明けた。

これに名取は「素晴らしかったですね」と友近の演技を絶賛。「友近さんを前から知ってはいましたが、女優としての友近さんとあんなに長く一緒にいたことがなかったんですけど、本当に真面目で、セリフとかもきちんと全部入って、現場でものすごくお静かな方なんです」と意外な一面を明かして会場の笑いを誘った。

さらに、名取は「私は“お昼にこれ食べたら美味しいかな”とか、“これを切ってこれ出したら美味しいかな”とか、賄いのおばちゃんみたいなことしか考えてないんですけど、友近さんは口数も少なく現場でも静かでびっくりしました。集中力とセリフの入れ方とかがすごかったです」と感嘆。

すると、友近は「家でちゃんと覚えてきていても、“人よりもっと覚えないと”と思って、特に実演販売のところは緊張していたので、私も現場ではっちゃけたいんですけど、“セリフが入らなかったら逆に迷惑かけちゃう。じゃあセリフ覚えよう”って、そっちに集中しちゃうんですよ。なので、(現場でたくさんお喋りをしていた)名取さんが逆に羨ましかったんですよ」と当時の心境を告白。「名取さんは始まったら全部入ってますからね。そういう脳というか、器用になりたいなと思いました」と羨望の眼差しで名取を見つめた。

さらに、“崖”のシーンで気をつけている点などを聞かれた名取は「崖って本当に逃げ場がなくて、日陰はないし、もちろんトイレもないし、最近はドローンがすごいですから、引き画で遠くまで撮れちゃうので、誰も周りにいなくて、ずーっと(その場に)いなきゃいけないっていうのがあって、役者さんたちも逃げ場がない中、必死に集中してらっしゃって、気持ちが途切れないようにしているのに、私だけが“早くお弁当にならないかな”とか(笑)、“ここで今アイス食べたら美味しいよな”とか、そんなことばっかり考えてて(笑)、“みんなも暑いだろうからキュウリ持ってこようかな”とか、そんなのを考えていました(笑)」と撮影当時の胸の内を明かした。

白川監督は「(暑い中で)命のキュウリでした」と感謝。名取は「私は絶対女優より、賄いのおばちゃんのほうが向いていると思うんです(笑)」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

続けて、白川監督も崖での撮影で気をつけていることを尋ねられると「やっぱりスケール感ですよね。そのロケーションに負けないくらい、今回は名取さん、友近さん、ほかの皆さんもものすごい存在感ですから、その上での“揃っての崖”っていうのはすごくゴージャスなので、どうぞ皆さん楽しみになさってください」とアピールしつつ、「ただ現場は本当に暑くて死にそうでした(笑)」と思い出して苦笑した。

最後に、メッセージを求められた友近は「2時間たっぷり皆さんに楽しんでいただける内容になっているんじゃないかと思います。ストーリーももちろんしっかりしていますし、名取さんとすごく楽しいシーンを一緒にやらせてもらっているんですけど、そんなコミカルなシーンも出てきますし、“サスペンスあるある”というか、“待ってました!”っていうシーンもありますので、全編楽しんでいただける内容になっていると思います。最後まで楽しんでください」とアピール。

名取は「いろんなパロディもやらせていただいて、楽しませていただきました。やっぱり2時間ドラマって、泣いて笑って手に汗握らせて、まったりしながらゆったり楽しんでいただけて、こういうものってやっぱり私たちの世代、それから若い人にもスローライフを楽しむみたいな部分でも絶対残っていってほしいものだと思います。どうぞ今日お楽しみいただいて、たくさんの方にまた見ていただけますように。お買い物をして一息つきながら、映画館で見ていただいてっていうのも1つの楽しみになっていくような、そういう繰り返しが続いていけますように、どうぞ皆さまお楽しみいただいて、それを宣伝していただけたらと思います」とお願いした。

映画『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』は、2月6日より、池袋HUMAXシネマズ、全国イオンシネマにて公開。

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