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「ギャンブルなんてやめた」と言い切る夫。だが、深夜のトイレから聞こえた話し声にドン引き【短編小説】

  • 2026.1.19
「ギャンブルなんてやめた」と言い切る夫。だが、深夜のトイレから聞こえた話し声にドン引き【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

深夜の裏切り

「もう二度と、競馬なんてしないから。ギャンブルなんてやめた」

一年前、多額の借金が発覚した際に夫は涙ながらにそう誓いました。それからの彼は、まるで別人のように真面目になりました。

お小遣い帳を毎日しっかりつけ、ギャンブルの話題すら避ける日々。私は、ようやく平穏で幸せな家庭を取り戻せたと心から安心していたのです。

そんなある夜のことでした。ふと目が覚めた私は、隣で寝ているはずの夫がいないことに気づきました。時計を見ると深夜二時を回っています。

不思議に思いながらリビングへ向かおうとすると、トイレの中から夫の低い話し声が漏れ聞こえてきました。

最初は、仕事のトラブルか何かで電話をしているのだと思ったのです。しかし、耳を澄ますと信じられない言葉が飛び込んできました。

「明日のメインレース、三連単で一点勝負だ。いいか、俺の代わりに10万円突っ込んでくれ。頼むぞ」

心臓が早鐘を打ちました。夫はギャンブルをやめたのではなく、単に「足がつかない方法」に変えただけだったのです。

友人に購入を代行させ、私の目を盗んで隠れて馬券を買っていたのです。

嘘つき夫との修羅場

私は怒りで震える手で、ドアを勢いよくノックしました。

「……その三連単、当たるといいわね」

トイレから出てきた夫は携帯を握りしめたまま、青ざめていました。スマホから漏れる「おい、どうした?」という友人の声が虚しく響きます。

私は夫から携帯を取り上げ、電話を切りました。

夫は泣いて謝りましたが、一度ならず二度までも裏切った男に、かける言葉はありません。私はあらかじめ用意していた離婚届を突きつけました。

「もう二度目はないって言ったわよね。明日、この離婚届に判を押して、今すぐ私の前から消えてちょうだい」
深夜のトイレで起きた修羅場は、清々しい離婚宣告で幕を閉じました。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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