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壮絶なつわりを乗り越え、第二子の妊活中にがんが発覚――抗がん剤が卵子に与える影響を聞いた時の“本音”とは【著者インタビュー】

  • 2026.1.19

【漫画】本編を読む

喉の違和感から、中咽頭がんの発見に至った松本ぽんかんさん。『ママ5年目でがんなんて 手に入れた卵子と失った味覚』(松本ぽんかん/竹書房)には若さゆえの進行の早さや抗がん剤が卵子に与える影響など、たくさんの悩みと向き合ったリアルな闘病生活が描かれている。

闘病中は味覚障害に苦しみ、一時は生きる気力をなくしたことも…。果たして、ぽんかんさんはどのように“日常“を取り戻していったのだろうか。ぽんかんさんが作品に込めた想いや闘病を経て得た気づきなどを伺った。

※個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。初期症状や治療法、副作用など、詳細は医療機関等にご確認ください

――がんが発覚したのは、第一子を妊娠した時の“つわりの恐怖”をようやく乗り越え、第二子の妊活を始めた頃だったそうですね。つわりの苦しさについては、前著『つわりが怖くて2人目に踏み切れない話』(KADOKAWA)で語られていますが、壮絶な内容でした。つわりのトラウマを乗り越えるのは、どれくらい月日が必要でしたか?

松本ぽんかんさん(以下、松本):5年はかかりました。実は、第二子の妊活にも決して前向きだったわけではなく、一般的に高齢出産とされる年齢になる前に…という思いからでした。つわりのトラウマは、今もあります。少し吐き気がするだけでも、「やっぱりもう妊娠はしたくないな」と思ってしまいます。

――治療で使用する抗がん剤が卵子の数を減少させると医師から知らされた時には、どんなことを思われましたか?

松本:もちろんショックではありましたが、がんの進行の早さに恐れおののいていたので、早く治療を始めたいという思いのほうが強かったです。

――医師の説明を受けた後、第二子に関する話し合いなどはご夫婦でされましたか?

松本:話し合いはしていません。その場で答えを出さなくてもいいと言われたと思いますが、診察室で一瞬、見合ったぐらい。互いに、「もう仕方ないね」という感じでした。がんは首のリンパに近い位置にできており、転移しやすいという話も聞いていたので、「とにかく早く治療を始めなければ…」で、頭がいっぱいでした。

取材・文=古川諭香

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