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「やっと会えた!」韓国エンタメにハマったばかりの映画ライターが“アジアの貴公子”チ・チャンウクの来日ファンミーティングに行ってみた!

  • 2026.1.18

まさか、こんなときが来ようとは!そんな驚きと興奮を胸に映画ライターの筆者が向かったのは韓国の人気スター、チ・チャンウクのファンミーティングだった。2025年12月24日のクリスマスイブ、東京・有明の東京ガーデンシアターにて開催された「2025 Ji Chang Wook Japan Fan Meeting~Winter With W(ユー)~」だ。

【写真を見る】“WISH”をテーマに、3連連続でのクリスマス来日ファンミーティングを実施したチ・チャンウク

初めての“生チ・チャンウク”の印象は「き、きれい…!」

有明駅を降りた途端に広がる人の波。会場からは5分も離れているというのにすでにここまで列が伸びている!やっぱりチ・チャンウクって人気者なんだ…なんてファンからすると頼りない感想になってしまうのは当方、韓国ドラマやK-POPといった韓国のエンタメやカルチャーにハマってまだ2年くらいの本当の初心者。チ・チャンウクの存在を知ったのも、韓ドラのおもしろさに気づいたころに観た「最悪の悪」が最初だった。

ライター・渡辺がチ・チャンウクにハマったきっかけのドラマ「最悪の悪」 [c]2023 Disney and its related entities
ライター・渡辺がチ・チャンウクにハマったきっかけのドラマ「最悪の悪」 [c]2023 Disney and its related entities

犯罪組織に潜入捜査官として入った優しい男の変貌して行くさまを見事に演じていて、「この人、とてもうまいなあ。ルックスは甘すぎるくらいなのに」と注目。そこから過去の作品、「ヒーラー~最高の恋人~」や「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」、「サムダルリへようそこ」などを次々と制覇して、その演技の振り幅に驚き、いつの間にかファンになっていたわけだ。ちなみに一番好きなのは「江南Bサイド」なんですが。

そんなことで初参加したファンミだったわけだが、いい意味で裏切られることになった。というのも、筆者が勝手に抱いていたファンミのイメージが、大熱狂で抑制が効かないくらいにファンの熱さが襲って来る!だったせいもあってか、みなさんとてもオトナな対応だったからだ。熱くなるところは熱く、彼がしゃべり出し、歌い始めると静かに耳を傾ける。ノリが必要なシチュエーションではちゃんとノリノリになって、ファンの集まりだからこその一体感を醸しだす。年齢層も高いように思えたのは、チ・チャンウクが若さやルックスに頼らない、38歳の実力のある役者だからなんだと思う。おかげで、ファンミ初心者としては気圧されることもなく、しっかりチ・チャンウクを楽しめることになった。

クールなブラックの衣装に身を包んだチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub
クールなブラックの衣装に身を包んだチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub

さて、初めての“生チ・チャンウク”。その最初の印象は「き、きれい…!」だった。そもそも美しい肌で知られている彼だが、まさにその通りの白さと透明感。38歳とは思えない若々しさ!そう強く感じてしまったのはきっと、最新ドラマシリーズ「捏造された都市」を観た直後だったからなのかもしれない。このドラマの彼は笑顔を(ほぼ)封印して決死のアクションを連発し、ずーっとボロボロ状態。彼が「きれい」な男子なことをすっかり忘れていたからなのだと思う。そしてもうひとつ、コスチュームが黒の革ジャンと黒のズボンという黒ずくめだったので、肌の白さが際立っていたというのもありそうだ。この前半は「チ・チャンウクの今を知りたい~仕事編~」と題されていて、「捏造された都市」などの苦労話を披露。それに合わせてのスタイルだったのだろう。

クリスマスイブにリリースされたアルバム「Assemble」の楽曲を披露するチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub
クリスマスイブにリリースされたアルバム「Assemble」の楽曲を披露するチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub

そんな、きれいすぎる彼が今回のファンミで力を入れていたのは“歌”、それも日本語の歌だった。冒頭に歌ってくれた「SHINY TRIP」はイベントの始まりにふさわしい“旅をしよう”という歌。彼の明るい歌声で、一気にファンは一緒に“旅”に出られることになる。今回、初めて唄ったという新曲の「Celebration」のお披露目は、入場時に渡された赤と緑の風船を膨らませて飛ばすというファン参加型のスタイル。筆者も参加したかったものの、肺活量がないためまるで膨らまなかったのだが、それでもみなさんと一緒に総立ち状態でその曲を楽しんだ。イベントの最後にはクリスマスにふさわしい、「ずっと愛しているよ!」という想いを込めた「My Christmas Wish」を熱唱し、さらにアンコールでは「The Wind of Spring」で「また会えるよね」と歌ってくれる。澄んだ歌声と、驚くほど滑らかな日本語、そしてイベントの流れに沿った選曲が素晴らしく、2時間という時を見事に彩ってくれたのだ。

羨ましい!「おんぶしてもらいたい」というファンの夢が叶った瞬間を目撃

【写真を見る】“WISH”をテーマに、3連連続でのクリスマス来日ファンミーティングを実施したチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub
【写真を見る】“WISH”をテーマに、3連連続でのクリスマス来日ファンミーティングを実施したチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub

こうやって日本語の歌だけを6曲も唄ってくれたのは、このクリスマスイブの日に彼の日本でのファーストアルバムとなる「Assemble」がリリースされたから。この6曲はそのアルバムに収録されているので、ファンなら必須かつ待望の一枚になりそうだ。この記念すべきファーストアルバムに「Assemble」と命名した理由をチ・チャンウクは「“Assemble”には“集める”という意味があって、これまで僕が行ってきた活動のピースをそれぞれ集めひとつのアルバムにした」と語っていた。彼が歌も上手なのはドラマ「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」で知っていたけれど、生歌で見事に納得させてくれた。

「2nd WISH~プライベート編~」と名付けられた後半では、前半と打って変わってオフホワイトのフリフリがついたラブリー仕様のニットで登場。SNSの総フォロワー2800万人を誇る彼が、そのサイトにアップしなかった秘蔵写真を次々と公開してくれた。南フランスにあるワイナリーのブドウ畑での一枚や、初めてMCを務めたという台湾でのオフショットなどを披露。なかには、いつの写真か本人が憶えてないものもあったのだが、何とファンが教えてくれるという一場面も。チ・チャンウクも彼女の詳しさにびっくりして、日本語で「(憶えてない)僕はばかちんです」といい、みんなを笑わせてくれた。「ばかちん」ってかわいくないですか?

客席に降りて“神対応”を見せたチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub
客席に降りて“神対応”を見せたチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub

楽しかったのはファンミの醍醐味に違いないファンとの交流コーナー。チ・チャンウクが突然、3階席に現れ、2階席、そして1階席のアリーナへと降りて行き、そのつど手を伸ばすファンたちに一輪の赤いバラを手渡しでプレゼントしてくれた。この距離感とクリスマスにふさわしい赤いバラ。ファンならたまりませんよ、絶対。さらにファンの“WISH”を叶えるコーナーでは、今年オンエアされる日韓合同ドラマ、日本の女優、今田美桜とW主演を務める「メリーベリーラブ(仮)」にちなんだ、とても上手な博多弁(博多が舞台のドラマのようだ)を披露。お手の物にもかかわらずテレまくってかわいかったレッドカーペットのウォーキング、会場全体で作るビッグウェーブなど、次々とみんなのWISHを叶えていってくれたのだが、もっとも印象的だったのは今年80歳を迎えるという老ファンの願い。「チ・チャンウクにおんぶしてもらいたい!」という彼女のWISHを選んだ彼は、おばあちゃんがいる席まで駆け上り本当におぶってくれたのだ。おばあちゃんのうれしそうな顔といったら!そんなチ・チャンウクの姿が単なるファンサービスに見えなかったのは、自分を女手一つで育ててくれた実母をとてもとても大切にしていることをみんなが知っているからなんだと思う。

この日の公演はチ・チャンウクとファンにとって、忘れられない“クリスマスプレゼント”に! [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub
この日の公演はチ・チャンウクとファンにとって、忘れられない“クリスマスプレゼント”に! [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub

まさに、タイトルの「WISH」にふさわしいファンへのプレゼントの数々。見ているだけで、こちらも幸せをプレゼントされたような気分になった。

まだまだイベント盛りだくさんの今回のファンミにはドレスコードがあり、ファンの多くは赤と緑のクリスマスカラーのファッションで参加していた。そういうなからベストドレッサー賞を選ぶというので、会場も大盛りあがり。選ばれ人たちはそれぞれ個性的な着こなしで、彼の目に留まってめちゃくちゃうれしそうだった…羨ましい。

会場の巨大モニタには「アジアの貴公子ここに降臨!」という文字が躍っていたが、ここに来ていたのは日本のみならず、何とタイやバリからも!日本であっても、わざわざ札幌から来たファンもいて、そのグローバルな人気に改めびっくり。そのルックス、佇まいや心遣いを含め、「アジアの貴公子」という呼び方は正しいということを痛感してしまった。

新たなKゾンビムービーや日韓共同制作のラブコメ、“朝鮮最高のプレイボーイ”を演じるサスペンスが待機!

さて、最後はそんなチ・チャンウクの2026年のお仕事をご紹介したいと思う。

先日、予告編が解禁になった映画、『群体(原題:군체)』の監督は『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)や「寄生獣-ザ・グレイ-」などで知られるヨン・サンホで、その内容は彼らしく、人間を変容させる未知のウイルスと隔離された空間で闘う人々を描いたアクションスリラー。ということは、チ・チャンウクにとってはもしかして初ジャンル?アクションは大変すぎるからもういいなんていう発言もあったけれど、また凄いアクションをみせてくれる? 本作で11年ぶりの映画復帰という大ベテランのチョン・ジヒョンとの共演も楽しみだ。

ファンミ中、何度も口にしていた「好(す)いとうよ」。そんな彼の流暢な博多弁が聞けるはずのドラマシリーズ「メリーベリーラブ(仮)」は日韓共同プロジェクトとなるラブコメ。日本の人気女優、今田美桜とのケミストリーに注目が集まりそうだが、彼のファンとしてはラブストーリー系は「サムダルリ~」以来になるので、久々にスウィートなチ・チャンウクを堪能できるのでは?

そんななか、個人的に期待しているのはNetflixシリーズの「スキャンダル(仮)」。原作はフランスのド・ラクロの小説「危険な関係」で、これまで洋の東西を問わず何度も翻案され映画化されてきた官能的な恋のかけひき物語だ。今回は2003年の韓国映画、ペ・ヨンジュンが快楽至上主義の浮気男を演じた『スキャンダル』のドラマリメイクと言われているが、洋画系映画ファン的にもとても親しみのある題材。チ・チャンウクが演じるのもその男なのだが、この役、フランスでは50年代に一世を風靡した最強の美男子、ジェラール・フィリップ、ハリウッドでは演技派として知られるジョン・マルコヴィッチやコリン・ファースらが演じた魅力的でハードルの高いキャラクター。彼がどう演じているのか、気になりまくりだ。

「ファンをおんぶするのは初めてです」と言いながら願いを叶えたチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub
「ファンをおんぶするのは初めてです」と言いながら願いを叶えたチ・チャンウク [c]Ji Chang Wook Japan Official Fanclub

アクションからエロチックなドラマ、さらに楽しそうなラブストーリーまで、バラエティに富みまくったあらゆるジャンルで異なる顔をみせてくれるチ・チャンウク。端正なルックスに決して甘えない、その役者魂がすばらしいと思う。2026年、彼にとっても、私たちファンにとってもいい年になりそうだ。

取材・文/渡辺麻紀

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