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夫「20人で新年会する♪俺の株上げろよ!」狭いわが家のアパートで企画。は〜い!当日、鳴り止まない電話♡だって

  • 2026.1.17

私は兼業主婦で、結婚2年目の夫とアパートで2人暮らしです。年が明けて世間は新年ムード。でも私は、正直気が重くなっていました。理由は、夫の言動。最近やたらとソワソワしていて、スマホばかり見ながらニヤニヤ。帰りも遅く「仕事が忙しい」と言いながら、どこか浮ついている様子でした。
そんなある日、夫が唐突に「新年会は家でやるからさ!俺の株上げてくれよな!」と言うのです。一瞬、耳を疑いました。うちは狭いアパートで……。何より、私の予定も気持ちも無視した発言に唖然としました。

すべて“決定事項”として押しつけられる

夫の一言にゾッとした私は「家で新年会って……誰を呼ぶの?」と恐る恐る夫に尋ねました。夫が笑いながら「会社の仲間。20人な! うちの飯食わせりゃ、俺の株爆上がりじゃん」と言うのです。

私は思わず言葉を失いました。 20人?この広さで?しかもアパートで? 頭の中で、テーブルの数、椅子の数、近所への騒音など、いろんな現実が一気に頭をよぎりました。私は「ちょっと待って……20人なんて無理だよ。ここ、そんなに広くないし」 そう言いかけた瞬間、夫は面倒くさそうに「大丈夫だって。新年だぞ?ちょっとくらい騒いだってお互い様だろ」 と一言。“お互い様”って、迷惑をかける側が言う言葉じゃないとため息が漏れました。しかし、言葉にするとまた機嫌を損ねると思い、私は言葉を飲み込みました。それでも、せめて準備の話だけでもしようとすると、夫は「準備も買い出しも掃除も、全部お前な。嫁ってそういうもんだろ? 狭いアパートなんだから、キレイに掃除しろよ?いらない物も捨てられるしちょうどよかっただろ!逆に感謝してほしいくらいだわ!」と言い放ったのです。まるで、私が引き受ける前提で話を進めてきたのです。

夫の中では、「家のこと=妻の仕事」という認識は揺るぎませんでした。しかし、無理に反論すると、結局「めんどくさい」「空気悪くするな」と言われて終わらせる人なのです。これまでの経験から、はっきりと心の中に浮かんだのです。 「この人、最初から私と話し合うつもりなんてない」と……。

レシートが突きつけた現実

新年会の話が出てから、夫は上機嫌で飲み会のたびに「昨日も俺がまとめて払ったわ」 「奢れる男って覚えてもらわないとな」と言うようになったのです。気になった私は夫のクレジットカードの明細を確認しました。

すると、居酒屋、焼肉、バー、カラオケ……似たような店名がずらりと並び、どれも1回の会計が1万5千円〜2万円台。さらに引き出しを整理していると、くしゃくしゃのレシートの束が出てきました。そこに印字されていた文字を見ると「20名様」「18名様」「15名様」の印字がありました。夫は「たまに奢る」どころではなく、ほぼ毎回、10数人から20人分の会計をまとめて支払い、“気前のいい男”を演じていたのです。 私が電気代を数百円でも抑えようと工夫していた裏で、夫は外で見栄を張るために、家計に大きな影響が出ていたのです。その事実を突きつけられ、私は「この人は、私との暮らしよりも、外の評価の方が大事なんだ」とはっきりと悟ったのでした。

その夜、私は勇気を出して「新年会の件なんだけど、20人なんて無理だよ。外のお店にしない?」と提案しました。しかし、返ってきたのは「また始まった。ネチネチグチグチ! いいから準備しろよ。家のことはお前の担当だろ?」と一言。この瞬間、私の中で何かが静かに折れました。それなら、夫の要望通りにとことんキレイにしてあげようと考えたのです。

新年会当日、私が出した答え

新年会当日、私は夫には何も告げず、自分の荷物と、私が買った最低限の生活用品だけをまとめて実家へ向かいました。すると、新年会開始少し前に夫から何度も着信がありました。

一度だけ深呼吸して電話に出ると「おい!どうなってんだよ!」と、明らかに動揺した夫の声が響きました。続けて「料理は!? ビールは!? テーブルの上、何も並んでないじゃないか!」と叫ぶと、バタバタと家の中を走り回る音が電話越しに聞こえ、夫はさらに声を荒らげ「冷蔵庫も空っぽだし、キッチンに鍋もねえ! 皿も箸もどこやったんだよ! 20人来るんだぞ!? 今からどうすんだよ!」と言うのです。私は「あなたが言ってたじゃない。綺麗さっぱり、大掃除しただけ」と告げました。私の一言に夫は「ふざけんな!今すぐ戻ってこい!料理と飲み物を用意しろ!お前の役目だろ!?」と声を荒げました。その必死さが、すべて“自分の見栄のため”だと思うと、妙に冷静になれました。

私は「戻さないよ。私、もう帰らないから。鍋もお皿も、私が独身時代に買ったものだから持ち出したの」と一言。すると、夫は「嫌がらせだろ!? 新年会だけでも乗り切らせてくれよ!」と言い放ったのです。呆れた私は「私はあなたの“見栄の道具”でも、準備係でもない!『嫁ってそういうもんだろ?』って言ったよね。私は、その役を降ります。新年会、頑張って」と告げました。

その後、離婚が成立。新年早々、新たな道が開けた瞬間でした。

◇ ◇ ◇

結婚生活は、どちらか一方が我慢し続けて成り立つものではありません。違和感に気づいたとき、自分の気持ちを大切にすること。それが、自分の人生を守る第一歩なのでしょう。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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