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「見た目がちょっと…」と避けてない?実はそれ“おいしさの証”なんです!冬の味覚・カニの意外な豆知識

  • 2026.1.17

甲羅に付いた「黒い粒」…実は“おいしさの証拠”だった!

冬の味覚の王様、ズワイガニ。
冬の味覚の王様、ズワイガニ。

カニの中でも「冬の味覚の王者」と言われるズワイガニ。頻繁に食べられない高級食材だからこそ、身がパンパンに詰まった当たりを引いたときはうれしいですよね。

そんなおいしいカニを見分けるポイントが、甲羅に付着している「黒い粒」です。粒コショウのような見た目のため、「ちょっと気持ち悪いな……」と避けてしまう人もいるかもしれませんが、実はそれは非常にもったいないこと。

この黒い粒の正体は「カニビル」という海生生物の卵です。カニビルは、脱皮してから時間が経過し、甲羅が硬くなったカニを選んで産卵する習性があります。

つまり、「黒い粒がたくさん付いている=脱皮してから十分に時間が経っている」ということ。脱皮直後のカニは殻が柔らかく身入りも少ないですが、時間が経ったカニは身がぎっしりと詰まり、味も濃厚になっている可能性が高いのです。これからは、黒い粒を「おいしさのバロメーター」としてチェックしてみてください。

有名ブランドガニはすべて「オス」だった

ズワイガニは性別によって呼び名や味わいが異なります。「松葉ガニ」「越前ガニ」「加能ガニ」といった有名なブランドガニは、実はすべてオス。体が大きく、脚に身が詰まっているのが特徴です。

一方、メスは「香箱(こうばこ)ガニ」や「セイコガニ」と呼ばれます。オスよりも小ぶりですが、通が好むのはこちら。「内子(うちこ)」と呼ばれる卵がぎっしりと詰まっており、濃厚な珍味として人気を集めています。

「タラバガニ」はカニじゃない?意外な正体

タラバガニも脱皮後まもないものは水っぽく身詰まりがよくないと言われています。甲羅がたく、大きいものが食べ応え抜群。
タラバガニも脱皮後まもないものは水っぽく身詰まりがよくないと言われています。甲羅がたく、大きいものが食べ応え抜群。

ズワイガニと並んで人気の「タラバガニ」ですが、生物学上はカニではなく「ヤドカリの仲間」だということをご存じでしょうか。

漁場がタラ(鱈)と重なることから「タラバ(鱈場)」の名が付いたとされています。カニみそが少ないため、甲羅から外して「足」だけで売られていることが多いのも特徴ですが、その分サイズが大きく、食べ応えは抜群です。

実は「アンチエイジング」の味方!カニの栄養パワー

カニ鍋、食べたい!シメの雑炊までおいしいですよね。
カニ鍋、食べたい!シメの雑炊までおいしいですよね。

おいしいだけでなく、カニは栄養面でも優秀な食材です。主なメリットをまとめてみました。

ダイエットに最適 脂質と糖質がほぼゼロに近く、ゆでズワイガニなら足1本分(約20グラム)で13キロカロリーほどと超低カロリー。

うまみ成分が豊富 高タンパクで、うまみや甘みのもとになるアミノ酸(グルタミン酸、グリシンなど)が豊富に含まれています。

疲労回復・美肌効果 疲労回復を助ける「タウリン」や、味覚を正常に保つ「亜鉛」も多く含みます。さらに、ゆでると赤くなる色素成分「アスタキサンチン」には強力な抗酸化作用があり、疲労回復やシミ・シワ予防などのアンチエイジング効果が期待されています。

また、カニの殻に含まれる「キチン・キトサン」も、免疫力向上や高血圧予防に役立つ成分として研究が進められています。

高タンパク・低カロリーで、美容にもうれしいカニ。ダイエット中でも罪悪感なく楽しめる冬の味覚を、ぜひ堪能してくださいね。

(野村ゆき)

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