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「喪主は香典はいらない」? 義父の葬儀で、義妹に「いくら包む?」と聞かれた喪主の私。出した答えは

  • 2026.1.20

友人Yの話です。
義父の葬儀で、喪主側として向き合った「香典」の判断。
正解が見えない中で、Yが選んだ判断とは──。

画像: 「喪主は香典はいらない」? 義父の葬儀で、義妹に「いくら包む?」と聞かれた喪主の私。出した答えは

聞かれた額

Yは玄関別の二世帯同居住宅で、義両親と暮らしていました。
長らく入院していた義父が亡くなり、同居長男という立場から、Yの夫が喪主として葬儀の準備を進めることになります。
Yも身内として動く立場となり、限られた時間の中でお通夜や告別式の段取りや連絡に追われていました。
そんな最中、義理の妹からふと「いくら包むことにした?」と声をかけられます。

揺れる判断

喪主は葬儀の主催者にあたるため、香典を包まなくてもいいのでは、という考えが一瞬頭をよぎりました。
形式だけを見れば、そう受け取られることもあります。
けれど実際の葬儀費用は、義父母がこれまでに貯めていたお金から出される予定でした。
Y夫婦の財布から直接出るわけではありません。
夫と話し合ううち「お兄ちゃんだけ何も出さなかった」と後から兄妹間でもめる可能性が、どうしても拭えなくなっていきました。

義妹の一言

最終的に夫婦で相談し、Yたちは香典を包むことにしました。
波風を立てず、先の関係を穏やかに保つための判断です。
実子という立場もあり、決して小さな金額ではありませんでしたが、包んだことで自分たちの役目を果たしたような感覚もありました。

後日、お参りにきた義理の妹から「お兄ちゃんちは喪主だから出さなくてもよかったんよね」と声をかけられます。
その口調はどこか歯切れが悪く、言い直すような響きを含んでいました。

選んだ答え

葬儀が終わっても、法要などこれから先にかかる出費は続いていきます。
それでも、あの場で包まなければ、別の形で何か言われていたかもしれません。
相続や今後の付き合いを考えると、完全な正解は最後まで見えないままでした。
それでもYは、自分たちで考え、選び取った判断に後悔はありません。
もめないために選んだ行動が、結果として心の静けさを保ってくれたような気がしています。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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