1. トップ
  2. 恋愛
  3. 中学受験のその日まであと数日。その時、どう思うのか?してよかったのか?リアルに思うこと。

中学受験のその日まであと数日。その時、どう思うのか?してよかったのか?リアルに思うこと。

  • 2026.1.16

Dear 中学受験中の皆様関西では「関西統一」と呼ばれる試験日を、あとほんの数日で迎えます(この記事が世に出ている時はすでにその日かもしれません)。カレンダーを見ても、ニュースを見ても、パソコンの画面をのぞいていても、なぜかふとした瞬間に「あ、もうすぐだ」と頭をよぎってしまう——それが中学受験という一大イベントなのだと思います。日常生活は確かに回っているのに、心のどこかがずっと試験当日を向いている、不思議な期間です。我が家もまさに今、その真っただ中にいます。「いよいよ来たか!」という気持ちと、「まだ来ないでほしい」という気持ちが、なぜか同時に存在していて、母である私自身も感情の置き場がよく分からなくなる瞬間があります。終わってほしいような、終わってほしくないような。戻ってやり直したいような、いや、もう充分でしょ!と思うような。そんな矛盾を抱えながら迎えるのが、この関西統一日なのかもしれません。

気づけば飲み込まれていた「中学受験」という流れ

実は我が家、もともと中学受験をする予定はありませんでした。「世界が違う人が取り組む習い事」くらいの、ぜーんぜん関係のない文化圏で行われていることだと思っていたのです。ただ、たまたま通った小学校が中学受験率の高い地域にあり、大手と呼ばれる集団塾も比較的通いやすい距離にあり、特に長男の学年は中学受験率が高く、周囲の友達も3年生・4年生くらいから塾に通い始めている子が多かったのです。気がつけば周囲は当たり前のように受験モード。4年生の後半くらいから、どうしても中学受験をしてみたい!と長男は言い出しました。始めはお家で勉強をみていましたが、自分で言い出したもののそこは小学生。元々学習習慣もなく、弟たちも小さく家の中はワャワチャ。夫も連日残業でサポートなんてできやしない。私も出張やあれこれと忙しい。自宅学習は早い段階で見切りを付けました。やるのなら、通塾しかない。「まぁ、試しに塾の話だけ聞いてみようか」そんな軽い気持ちで塾の説明会に行き、体験授業を受け、ギリギリで入塾テストに合格し、気づいたら入塾していました。今思えば、完全に“流れ”です。強い決意があったわけでもなく、明確な戦略があったわけでもなく、ただ環境に背中を押されるように、中学受験という大きな波にすっと乗ってしまった、そんな感覚でした。中学受験専用の塾に入り、約2年間、子どもをサポートしてきて思うこと。正直に言います。——いや、大変すぎるわ。ほんと親子共に皆さんよくやってる。偉い。心から敬意を表します。

ボリュームゾーンという、いちばんしんどい場所

何が一番大変だったかというと、いわゆる「ボリュームゾーン」にずっといたことです。最初から成績上位で安定しているわけでもなく、かといって劇的に伸びていくわけでもない。始まった当初は、最下層のさらに下。数千人が受けている模試なのに、順位は後ろから数えた方が圧倒的に早い。小学校のテストでは高得点なのに、なぜ?と何度思ったかわかりません。 中学受験という世界は、集団のレベルがとにかく高い。私も自分が『研究職』という職種にいるため、周囲に、『どう頑張っても頭脳の作りが違うのでは?』とか、『こんなに速く処理ができるの!』など思わざる得ない、優秀過ぎる同僚や知り合いがいます。ただ、大人なので、そーゆーこともある。私は私でいけばよい。という考えを何十年もかけて築いてきました。一方で当たり前ですが中学受験は小学生。生まれてから10年そこらしか経っていないので、そんな差はないやろ!と思いたいところですが【おっそろしく差】があります。理解力の高い子のそれはそんじょそこらの努力では抜けない。中学受験という母集団の中で「できない側」に回ったときのしんどさは、想像以上でした。努力しても結果がすぐに出ない。頑張っているのに、自信だけが削られていく。このゾーンにいる親子が、一番メンタルを削られるのではないかと、心から思います。

国語という、気づくのが一番遅れた落とし穴

特にしんどかったのが国語でした。我が家は、幼少期にかなり読み聞かせをしていたつもりでした。1日5冊ほど、年間にすると相当な冊数です。ひらがなも丁寧に教え、四字熟語カルタやことわざカルタで遊び、知育にもこだわりました。うんうん「ここまでは順調」と思っていました。ところが、小学校入学と同時に三男が生まれ、私も夫も仕事が忙しくなり、家庭学習は一気に手薄に。漢字学習も「宿題をやっていれば大丈夫でしょう」という感覚で、ほぼノータッチでした。この“まあいいか”が、高学年になって強烈なブーメランとなって返ってきます。これを読んでいる皆さんに言いたい。小学校低学年の漢字は低学年のうちに完璧にしておくべき。中学受験とか関係なく、必ずしておいて!全然違ってきますんで。長男は新5年生で入塾した時点で、3・4年生の漢字がかなり怪しい。そこに容赦なく降り注ぐ、大量の5・6年生漢字。さらに、文章を書くのがとにかく遅い。本人はサボっているわけではないのに、短い記述でも信じられないほど時間がかかる。その事実に、親の私のほうが驚かされました。国語のハチャメチャは6年になってもずっと続きました。5年生の頃、「成長と共にどうにかなるだろ」と思っていましたが、1年くらいではどうにもなりません!

足を引っ張り続ける苦手科目:国語!

一方で、算数は比較的得意でした。暗算が苦ではなく、数字が好き。頭の中で計算することに抵抗がない。そのおかげで、なんとか全体が崩壊せずに済んでいた、というのが正直なところです。とはいえ、算数が飛び抜けてできるわけでもありません。全体としては、ずっとボリュームゾーン。ほかの教科は平均的なのに、国語だけが明確に足を引っ張る。このアンバランスさに、親も本人も長く苦しみました。ほんでもって、6年後期では国語に重点を置き過ぎて得意だった算数も落ち気味になるという現象も起きてしまいました。算数でボロボロと点数を落とす。1問における得点の配分が算数は高く、1問落とすと5~7点とか平気で違ってきます。中学受験というゲームはなんとも奥が深いのです。今から思えば、2〜3年生の頃に、もっと漢字を見てあげればよかった。書くこと・自分の考えをまとめることのフォローをしていればよかった。国語が苦手な子は、日常的に「国語の筋肉」を使っていない。ただそれだけなのだと、後になって分かりました。さて、『中学受験をしてよかったか』問題について。今一度掘り下げてみましょう。様々なご家庭が、各種感想をお持ちだと思います。我が家においては、中学受験の6年生の時期は、

家族全体で過ごした、濃すぎる1年間

でした。正直、犠牲にしたものはあります。6年生の1年間、家族の生活は明らかに長男中心でした。弟たちにも、気を使わせたと思います。お金も沢山使いました。連日の塾通いもあったため、家族の娯楽であった『外食する機会』は激減(とはいえリーズナブルなお店ですよ)。以前までは、サイゼリヤや餃子の王将、丸亀製麺などに食べに行く…なんていう機会も月に数回ほどありました。んが、見事に激減しました。ご飯を作らなくて良い日は、私の楽しみだったのですが。ただ、不思議なことに、我が家は「長男一色」にはなりませんでした。次男はクラブチームのサッカーに入り、なぜかちょっと強豪なチームでレギュラー争い。彼の必死な姿が、家族のもう一つの柱になっていました。長男も、弟の頑張りを見て「自分もやらないと!」と思った部分は、きっとあったはずです。5歳の三男は、完全に次男のサッカーに引っ張られながら、たくましく育っています。でもって、私自身も自分の研究で上手くいかないことが山積し、会社の予算を溶かしてしまうのでは!という事態が現在進行形で起きています。とてもじゃないですが、長男に満足なサポートが出来ていると胸を張って言える訳ないのも事実です。おっと!本題に戻ります。中学受験をしてよかったか。我が家の場合、現時点では「やってよかった」と思っています。なぜなら、国語が、恐ろしく伸びたからです。あくまで当社比ですが、読書スピードも、漢字も、確実に別人レベルになりました。聞いて驚くなかれ。今では、長男の趣味の一つに「読書」が入っています。大人になっても国語が苦手な人は、意外と多い。もしこの2年間がなければ、長男はきっと、ずっと国語が苦手なままだった。親も気づかず青年期を迎えていたと思います。本を読むという習慣も一切ないまま大きくなっていったでしょう。合否はまだ出ていません。それでも、やらなかった2年前とは、確実に違う場所に彼は立っています。だから今は、静かにこう思っています。——この時間は、無駄ではなかった、長男は自分の苦手に向き合ったおかげで、一生モノの趣味を得たと。やって良かったと思いたい!思い込むぞ!!!中学受験を目の前にして、バタバタしたい気持ちと、あれもこれも抜けがあるのでは?と心配になる気持ちが未だにあります。でもね、

越えた先に得るもの

は必ずある。大人の私より、中学受験を通して長男はずっとたくましくなりました。とはいえ、ギリギリの時期に母の私は、良かれと思いしなくて良いアドバイスをしてしまったり…先ほどまで長男と揉めていました。これを書いている今も若干へこんでいます。どうしてでしょう。大学受験だったら親に干渉されたら嫌だろうな~って直ぐに分かるのですが、中学受験だとサポートと過干渉の線引きが極々難しい。思春期に入っているので本人を尊重しないといけない。けど、距離を置き過ぎる訳にはいかず、言われなくても本人も気が付いている部分まで言ってしまう母。猛反省。最後の最後まで、グダグダなサポートが続いてしまいました。情けない。とはいえ、本当にもう少し!さぁ、全ての受験生に幸あれ!!!

ぽにさんのブログ「ともばたけ - 共働きに奮闘するお家ブログ」はコチラ

元記事で読む
の記事をもっとみる