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20代で「資格コレクター」だった私の後悔。転職活動で、面接官からの『思わぬ質問』に「頭が真っ白」

  • 2026.1.18

スキルアップのために資格取得に励む人は多いですよね。履歴書の資格欄が埋まることで、なんとなく「これで大丈夫」と思えた気になる人もいるのではないでしょうか。今回は、筆者の友人が体験した、資格をめぐるエピソードをご紹介します。

画像: 20代で「資格コレクター」だった私の後悔。転職活動で、面接官からの『思わぬ質問』に「頭が真っ白」

資格で不安を埋める日々

20代の私は、いわゆる「資格コレクター」でした。

将来への漠然とした不安を少しでも減らすために、週末は資格スクール通い。
履歴書の資格欄に書く内容が増えるたびに、自分の価値が上がった気がして安心していたものです。

合格通知は、私にとって心の安定剤でした。
もともと何かを勉強することは好きでしたし、目標を持ってコツコツ努力をしている自分が、誇らしくもありました。

現場から逃げていた自分

でも今思えば、私にとって、資格は攻めるための武器ではなく、守るための鎧だったのでしょう。

「専門知識なら負けない」という自負が、現場の泥臭い苦労をどこか冷めた目で見る理由になっていたのかもしれません。

人間関係のトラブルやクレーム対応が起きても、「そういうのは別の人がやればいい」と心の中で言い訳をし、周囲と深く関わる修羅場を避ける日々。

実戦でしか得られない貴重な成長の機会を、知らず知らずのうちに逃し続けていたのです。

転職活動で突きつけられた壁

30代で転職活動を始めた時、そのツケが一気に回ってきました。
面接官は、履歴書の資格欄には目もくれず、私にこう聞いたのです。

「現場でトラブルが起きた時、あなたは具体的にどうやってチームを動かしましたか?」

きっと資格についての話題になると思っていた私は、頭の中が真っ白になり、答えに詰まりました。

テキストには正解があるけれど、現場にはありません。
失敗して頭を下げ、汗をかいて解決してきた経験こそが、本当に求められるスキルなのだと、その時、残酷なまでに思い知らされました。

本当のスキルとは?

もちろん、資格は大切ですし、そのために努力するのは素晴らしいことです。
しかし、そればかりに力を注いでいては身につかない能力があると、今なら分かります。

もし20代の私に会えるのなら、「勉強もいいけど、現場にも出て!」と伝えたいです。
頭でっかちだった私は今、遠回りをしてようやく経験というスキルの尊さを学んでいます。

資格は目的ではなく、あくまで手段。
それを活かして、目の前の仕事や人とどう向き合っていくのかが、大切なのではないでしょうか。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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