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名匠コッポラの愛があふれる南イタリアのアイコニックなホテル。

  • 2016.6.15
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19世紀のパラッツォの趣を忠実に残す美しい中庭。

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6月は、愛する二人におすすめの最高にロマンティックでグラマラスなデスティネーションをピックアップ。第2弾は、南イタリアの小さな町に建つフランシス・フォード・コッポラの美意識と家族への愛が詰まった豪華ホテル。

パラッツォの美しい中庭を囲むエレガントなホテル。

ソフィア・コッポラがミュージシャンのトーマス・マーズと結婚式を挙げたことで知られる南イタリアの小さな町、ベルナルダにあるホテル「パラッツォ・マルゲリータ」。19世紀に建てられたパラッツォ(邸宅)を、父フランシス・フォード・コッポラが改修し、ホテルとしてオープンした。

室内装飾はフランスのインテリアデザイナー、ジャック・グランジが担当。タイルを敷き詰めた床や手描きのフレスコ画の天井は、モロッコ文化や新古典主義の影響を受けたもの。グランジが自らデザインした家具も置かれている。7室のゆったりとしたスイートと2つのガーデンルームがあり、いずれも豪華なバスルーム、贅沢なリネンやアメニティが備えられている。そのほとんどに広めのテラスや"ジュリエット・バルコニー"があり、城壁内に広がる美しい中庭に面している。パラッツォ・マルゲリータ(Palazzo Margherita)
Corso Umberto I, 64, 75012 Bernalda(MT), Basilicata, Italy

TEL/+39-0835-549060

FAX/+39-0835-548947

E-mail/info@palazzomargherita.com

利用料金/1室1泊390ユーロ~(2016年6月現在)

https://www.thefamilycoppolaresorts.com/en/palazzo-margherita/

地元シェフ直伝。バジリカータの郷土料理を教わる。

イタリアを旅する多くの人は、本場のイタリア料理を堪能することを楽しみにしている。ただ「イタリアにイタリア料理はなく、あるのは郷土料理だけ」という諺が象徴するように、各地には独自に発達した郷土色豊かな料理があり、それを巡って食べるのも、旅慣れた上級者の楽しみ方だ。

ベルナルダのあるバジリカータ州は、トマトやオリーブオイルを多用する南イタリアの中でも、素朴でやさしい味付けの料理が多い。ホテルのダイニング「イートイン・キッチン」では、そのバジリカータ料理が楽しめる。料理のレッスンを無料で受けることも可能で、シェフの指示に従いながら、自家製パスタやピザ、名物料理の子羊の内臓を使った肉巻きなどの作り方を学ぶことができる。

コッポラの個人コレクションを鑑賞する楽しみ。

パラッツォ・マルゲリータのサロンは、ふだんカードゲームやアフタヌーンティーを楽しむ空間に、スイッチひとつで映画のスクリーンが降りてきて、映画館に早変わりする。「山猫」、「ベニスに死す」など、イタリアの名匠ルキノ・ヴィスコンティの映画からインスピレーションを得て作られたサロンでは、コッポラの個人的なコレクションである数百本ものイタリア映画を、プロ仕様の映像機器と音響設備という素晴らしい環境の中で観賞できる。

ベルナルダは、フランシス・フォード・コッポラの祖父、アゴスティーノの故郷。娘ソフィア・コッポラ、甥ニコラス・ケイジ、妹タリア・シャイアなど、一族のルーツはすべてこの町にある。パラッツォを改修するにあたって、自分のファミリーがいつもここに帰ってきたいと思うような温かさにあふれた"家"にしようと考えた。父コッポラの大きな愛に満ちたホテルだ。

温かい人々と一級のワインに恵まれたイタリアの田舎町。

イタリア半島をブーツに例えるなら、土踏まずの位置にあるのがバジリカータ州ベルナルド。世界遺産「マテーラの洞窟住居」で有名なマテーラ市に近く、コバルトブルーのイオニア海に面したビーチリゾートにも車で20分ほどの距離にある。人口1万2千人ほどの小さな町は、イタリアの田舎町らしく、人々はとにかくフレンドリー。10年来の友人のように話しかけてくる。

バジリカータ州は、イタリアワインの名産地でもある。生産量こそ多くはないが、紀元前7~6世紀にギリシャから最初にブドウが導入された土地のひとつ。特に名酒「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」は、あのバローロと肩を並べる長熟ワイン。古くはイタリアの王侯貴族の食卓を飾った。地元のワイナリーを訪ねて、試飲ツアーを楽しむのもおすすめ。

参照元:VOGUE JAPAN