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戦後上海、命懸けの脚本会議が始まる――176億円ヒットの傑作ミステリー『夜鶯』日本公開へ

  • 2026.1.14

戦後の混沌とした上海を舞台に、命懸けの推理劇が幕を開ける。中国映画界で社会現象級のヒットを記録したミステリー映画『夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―』が、ついに日本公開を迎えることが決定した。本国では3週連続で興行収入ランキング1位を獲得し、累計興収は176億円超。さらに2022年の百花賞で最優秀脚本賞を受賞するなど、娯楽性と完成度の高さを両立させた“国宝級”の一本として語られてきた作品である。

主演を務めるのは、アジア圏で絶大な人気を誇る俳優・尹正(イン・ジョン)。日本でもドラマ「君、花海棠の紅にあらず」で注目を集め、その確かな演技力が高く評価されてきた。本作では、追い詰められた映画人たちの心理を繊細かつ大胆に表現し、観る者を一瞬たりとも逃がさない存在感を放っている。重厚な脚本と俳優の演技が真正面からぶつかり合う点も、本作が異例のヒットに至った理由の一つだろう。

物語の核となるのは、「密室」「未解決猟奇殺人」「映画人」という異色の組み合わせである。戦後の上海で、落ち目の映画人たちが一夜でヒット脚本を書き上げるため洋館に集められる。しかしその中には、実際の殺人事件の犯人が紛れ込んでいる。虚構として書かれるはずの物語と、現実の殺意が交錯し、脚本会議は次第に命懸けの推理合戦へと変貌していく。

今回解禁されたポスタービジュアルと場面写真は、そんな極限状態の空気感を鮮烈に切り取っている。緊張した表情で並ぶ登場人物たち、密室に張りつめる沈黙、そして背後に浮かぶ夜鶯のシルエット。不穏さと知性が同時に漂うビジュアルは、観客の想像力を強く刺激する。176億円ヒットの理由を、その目で確かめる日もそう遠くはない。

『夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―』
2026年2月27日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
提供:メニーウェル/配給:AMGエンタテインメント
© Shanghai Maoyan Pictures Co., Ltd.

公式サイト:https://amg-e.co.jp/item/yoruuguisu/

■作品情報
監督:劉循子墨(リウ・シュンズーモー)
脚本:里八神(リー・バーシェン)、劉循子墨(リウ・シュンズーモー)
出演:劉尹正(イン・ジョン)「君、花海棠の紅にあらず」、鄧家佳(ドン・ジアジア)「バーニング・アイス -無証之罪-」、喻恩泰(ユー・エンタイ)、楊皓宇(ヤン・ハオユー)『流転の地球』、秦霄賢(チン・シアオシエン)、張本煜(ジャン・ベンユー)
2021年/中国/中国語5.1ch/123分/原題:揚名立万(英題:Be Somebody)/字幕翻訳:長夏実
提供:メニーウェル/配給:AMGエンタテインメント
© Shanghai Maoyan Pictures Co., Ltd.
公式サイト:https://amg-e.co.jp/item/yoruuguisu/

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