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『ズートピア2』の“オープニングから6週連続No. 1”は洋画アニメーション初の快挙!どこまで記録を更新できるのか?

  • 2026.1.14

1月12日の「成人の日」と重なる連休週末となった1月9日から1月11日までの全国映画動員ランキングが発表。今週も、まったく勢いの衰える気配がない『ズートピア2』(公開中)の独走状態が続いており、これで公開から年をまたいで6週連続のNo.1となった。

【写真を見る】『アナ雪』を超えて、海外アニメ初のオープニングから6週連続No.1!日本のメガヒットアニメたちに並ぶことができるのか

累計興収123億円を突破の『ズートピア2』、実写版『美女と野獣』超えも目前

前週対比60%の成績で、まだまだ絶好調をキープ! [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
前週対比60%の成績で、まだまだ絶好調をキープ! [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ズートピア2』の週末3日間の成績は、観客動員が46万3000人で、興行収入が6億5400万円。前週との対比では60%と、一見落ち着いてきたかのようにも見えるが、前週は正月休みのまっただなか。そこから冬休み期間が終わり、かつ祝日にも動員がある程度分散していることを踏まえれば、まだまだその安定感は抜群と捉えることができよう。

それを示すように、1月12日までの累計成績は動員907万8409人&興収123億5249万円。前週末(1月4日)時点の累計動員が784万5248人だったので、8日間で123万3161人を上乗せしている計算になる。1日の平均は15万4000人ほどだが、当該週の前半はまだ冬休み期間。週の後半2日間で大きく数字を落としていることは明白だが、週末にきちんとその分を取り返している。この感じならば、まだ目新しいビッグタイトルの少ないあいだは週末で30万人前後、あるいはそれ以上の動員を維持できるのではないだろうか。いずれにせよ、“動員1000万人”を超えることはほぼ確実だろう。

【写真を見る】『アナ雪』を超えて、海外アニメ初のオープニングから6週連続No.1!日本のメガヒットアニメたちに並ぶことができるのか [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
【写真を見る】『アナ雪』を超えて、海外アニメ初のオープニングから6週連続No.1!日本のメガヒットアニメたちに並ぶことができるのか [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ちなみに「6週連続No.1」というのは、『アナと雪の女王』(13)の5週連続を抜いて洋画アニメーションの公開初週末からの連続No.1の新記録となる。“公開初週末から”という条件を省けば、『アナと雪の女王』は6週目に一度敗れた後、7週目から怒涛の10週連続No.1を達成しており、すでに累計興収では抜き去っている『ベイマックス』(14)も、初登場から2週連続で2位になった後、3週目から6週連続でNo.1を達成している。

なかなか『ズートピア2』を凌駕する勢いを携えた作品が出てこない現状を考えると、この記録を伸ばす可能性は充分にある(次週末は、おそらく『国宝』が最大のライバルとなる)。もし8週連続まで行くことができれば、近年のヒット作では『THE FIRST SLAM DUNK』(22)に並ぶことになる。その翌週、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』(1月30日公開)との対決を制することができれば、9週連続で『君の名は。』(16)や『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)と並ぶ。

累計興収は123億円を突破!順調に日本歴代興収ランキングの上位を目指す [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
累計興収は123億円を突破!順調に日本歴代興収ランキングの上位を目指す [c] 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

その先には11週連続の『ONE PIECE FILM RED』(23)、12週連続の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)があるが、2月の公開待機作を考えるとさすがに少々厳しいかもしれない。とはいえ『ズートピア2』のヒット具合は、すでにこれらメガヒットタイトルを引き合いに出す次元に達しているのである。なお、日本歴代興収ランキングでは現在34位。今日明日にでも『美女と野獣』(17)を抜き去る見込みだ。

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前週2位に浮上を果たした『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(公開中)は、公開3週目を迎えた今週末も順位をキープ。週末3日間で動員11万5000人、興収1億6100万円と、前週対比67%の成績を保ち、累計成績では動員88万人&興収12億円を突破。次週末ごろには動員100万人に到達できるだろう。

動員100万人到達が見えてきた『映画ラストマン -FIRST LOVE-』 [c]2025映画「ラストマン」製作委員会
動員100万人到達が見えてきた『映画ラストマン -FIRST LOVE-』 [c]2025映画「ラストマン」製作委員会

また、『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』(公開中)は前週の5位から2ランク上昇し、トップ3に返り咲き。こちらは週末3日間で動員9万人、興収1億2600万円をあげており、累計成績では動員73万人&興収10億円目前。4位の『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(公開中)は累計成績で動員114万人&興収21億円を突破している。

次週末からIMAXでの上映がスタートする、公開32週目の『国宝』(公開中)は5位にランクイン。公開22週目と23週目にトップテン圏外に沈んでいたため、これで30回目のトップテン入り(5位は公開17週目以来5度目)となる。累計成績は動員1358万人&興収191億7000万円で、前週末からの8日間で3億1000万円を上乗せしている。次週末は『ズートピア2』との対決のゆくえと、“200億”にどこまで近付くかの2点に注目しておく必要がありそうだ。

往年の名作ドラマがスクリーンに!『五十年目の俺たちの旅』は7位スタート [c]「五十年目の俺たちの旅」製作委員会
往年の名作ドラマがスクリーンに!『五十年目の俺たちの旅』は7位スタート [c]「五十年目の俺たちの旅」製作委員会

6位には「エヴァンゲリオン」シリーズ30周年を記念した「月1 エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest. 2025-2026」の第5弾となる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(12)がランクイン。7位には、1975年に放送された人気ドラマ「俺たちの旅」の初の劇場版にして、主演の中村雅俊が初めて監督を務めた『五十年目の俺たちの旅』(公開中)が初登場を果たした。

そして公開26週目を迎えた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、1月10日から入場者プレゼント第13弾の配布がスタートした効果か、前週より2ランクアップの8位に浮上。累計成績は動員2676万人、興収390億3000万円となっている。

次週末からIMAXでの上映がスタートする『国宝』さらなる飛躍は待ったなし!? [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会
次週末からIMAXでの上映がスタートする『国宝』さらなる飛躍は待ったなし!? [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会

以下は、1~10位までのランキング(1月9日〜1月11日)

1位『ズートピア2』

2位『映画ラストマン -FIRST LOVE-』

3位『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』

4位『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』

5位『国宝』

6位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

7位『五十年目の俺たちの旅』

8位『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』

9位『新解釈・幕末伝』

10位『ワーキングマン』

次週末は、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(24)のアレックス・ガーランド監督と同作の軍事アドバイザーを務めたレイ・メンドーサが共同監督を務めたA24作品『ウォーフェア 戦地最前線』(1月16日公開)、同じくガーランドが脚本・製作で参加する人気シリーズの最新作『28年後… 白骨の神殿』(1月16日公開)、2010年にスタートしたドラマシリーズの完結編となる『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』(1月16日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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