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出産費用のために臨月までバイト、生まれた子どもは「新生児仮死」状態…どん底の“15才の母”を救った助産師さんとの出会い

  • 2026.1.14
【写真・画像】出産費用のために臨月までバイト、生まれた子どもは「新生児仮死」状態…どん底の“15才の母”を救った助産師さんとの出会い 1枚目
ABEMA TIMES

出産直前に夫が無職になるという絶望的な状況下で、自ら身重の体を引きずりながら働き続けた「15才の母」の苦闘と、人生の転機となった出会いが明かされた。

【映像】8歳年上の彼氏&赤ちゃんを抱く姿

ABEMAで配信中の『愛のハイエナ』は、“愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティである。ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)がMCを務め、さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)がレギュラー出演している。今回の放送では、リポーターの加護亜依が、2008年に15歳で妊娠し、翌年に長男を出産したななさん(現在33歳)を取材した。

ななさんは16歳で入籍したが、出産を間近に控えた時期に8歳年上の夫が仕事を辞め、無職になってしまうという窮地に立たされた。親からの金銭的援助も望めない中、彼女は「私が働くしかない」と決意し、飲食店や工場でのアルバイトを掛け持ちした。大きめの服でお腹を隠しながら、切迫早産の薬を服用して臨月まで働き続けるという、10代の少女にはあまりに過酷な妊婦生活であった。

しかし、命を懸けて守り抜こうとした我が子の誕生は、さらなる試練を伴うものであった。産まれた長男のいのりくんは、血液や羊水を飲み込んでしまい、自力呼吸ができない「新生児仮死」の状態であった。保育器の中で懸命に生きようとする我が子を前に、ななさんは「自分の何がいけなかったのか。動きすぎた、仕事をしていたせいではないか」と、自分を責め続け、深いどん底に突き落とされた。

そんな絶望の中にいたななさんを救ったのは、担当した助産師の存在であった。その助産師は、不安に震えるななさんに寄り添い、「めっちゃかわいいな」「めっちゃ指吸ってるよ」と優しく声をかけ続けた。その温かさに触れたななさんは、「私もこんな人になりたい。私がこの子を育てていくしかない、強くおろう」と、自らの足で立ち上がる決心をしたのである。

現在、ななさんは7人の子供を育てる立派な母親へと成長している。あの時の助産師との出会いに導かれるように、5人目を出産後には一念発起して看護学校へ通い、現在は看護師として病院に勤務している。取材の最後、彼女は「落ち着いたら助産師の資格も取りたい」と、かつての自分を救ってくれた恩人と同じ道を志していることを明かした。15歳という若さでどん底を味わった彼女は、今、自らが誰かを救う側になるという新たな夢に向かって歩み続けている。

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