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『ほどなく、お別れです』浜辺美波&目黒蓮の芝居力や声の魅力に、北村匠海ら惚れ惚れ!「この声がある限り、この映画はやさしさに包まれる」

  • 2026.1.14

小学館文庫小説賞の大賞受賞作で累計70万部を突破している長月天音の同名小説を映画化した『ほどなく、お別れです』(2月6日公開)の完成披露舞台挨拶が1月13日に豊洲PITで行われ、浜辺美波、目黒蓮、森田望智、古川琴音、北村匠海、渡邊圭祐、野波麻帆、西垣匠、久保史緒里、鈴木浩介、永作博美、三木孝浩監督が出席した。

【写真を見る】ふわりとしたスカートもキュート!シックなモノトーンコーデで登場した浜辺美波

『ほどなく、お別れです』(2月6日公開)の完成披露舞台挨拶が開催された
『ほどなく、お別れです』(2月6日公開)の完成披露舞台挨拶が開催された

就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして働くことになったヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す物語。浜辺は新人葬祭プランナーの清水美空(みそら)を、目黒は美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー、漆原礼二を演じる。この日は会場に上映後の感動が渦巻くなか、キャスト、監督が大階段を降りて登場。大きな拍手を浴びた。

清水美空(みそら)役を演じた浜辺美波
清水美空(みそら)役を演じた浜辺美波

ダブル主演として初共演を果たした浜辺と目黒が、“葬祭プランナー”という新たな職業に挑んだ。撮影が終わった後も「ふとした時に、この映画のことを思い出していることに気づいた」と明かした浜辺は、「日常はすぐに過ぎ去ってしまうものですが、立ち止まった時にこの映画を思い出して、何気ない日常も愛してあげようと思うような作品になっていると思います」としみじみ。

目黒蓮、共演者のトークに大きな笑顔を見せた
目黒蓮、共演者のトークに大きな笑顔を見せた

目黒も「別れや死をテーマにした作品ですが、この作品が最後に見せてくれる希望を僕も信じているし、観てくださった皆さんにもそういった希望がちょっとでも伝わったらうれしい」と願いつつ、「皆さんの今後の人生のなかで、ひとつ生き方が変わるような、大きなパワーを持っている作品だと思います」と本作の持つ特別な力について言及していた。

浜辺美波、憧れを吐露
浜辺美波、憧れを吐露

共演して印象に残った人、出来事について語り合うことになると、浜辺は「事務所の大好きな先輩である、野波麻帆さんとご一緒できたことが幸せ。目が合うと、いまでも涙がでそうなくらい」と告白。「このような先輩になりたいと思いながら、撮影をしていた」と憧れを吐露した。感激しきりの野波は、交通事故で亡くなる長野桂子役を担当。「本当に大好きな女優さん。一度だけ目が合う芝居があるんですが、安心感と信頼感が一瞬で伝わってきた。とてもいい時間だった」と浜辺との共演に喜びをにじませていた。

北村匠海、「懐かしいね」と浜辺美波と笑顔を見せ合った
北村匠海、「懐かしいね」と浜辺美波と笑顔を見せ合った

さらに浜辺は『君の膵臓をたべたい』(17)でも共演していた北村との再タッグにも、「もう10年経つんだねと、匠海くんと話していました」と目を細めた。北村の撮影期間は1日だけだったそうだが、浜辺は「このような場でお会いするのは、かなり久しぶり。懐かしいなぁという気持ちが一番に出てきます。朝ドラの撮影中に、こちらの世界に来てくださった」と感謝を述べた。北村は、妻と子どもを一度に失い、たった一人取り残されて現実を受け止められないまま葬儀を迎える夫、柳沢亮太を演じている。北村が「監督からお手紙をいただいた」と三木監督からラブコールがあったことを打ち明けると、三木監督は「この役は匠海くんしかできない!」とニッコリ。照れ笑いをのぞかせた北村は「短くはありましたが、本当に貴重な時間でした」と三木監督や浜辺、目黒と過ごした時間に想いを馳せた。

【写真を見る】ふわりとしたスカートもキュート!シックなモノトーンコーデで登場した浜辺美波
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「こちらこそです」と伝えた目黒は、「常に集中力を切らさずに、役の雰囲気をまとって現場にいらっしゃるイメージ。僕も一つのことに集中している時は、現場から離れられなかったりする。北村さんもそういう方なのかなと思っていた。こういうお芝居をされるんだ、こういう感情表現をされるんだと、実際に対面して感じながらお芝居できた。僕にとってもいい時間でした」とシンパシーを寄せた。すると北村は「この声がある限り、この映画は絶対にやさしさに包まれると感じた」と目黒の声の魅力に言及。「今回は吐き出していくお芝居だったので、どう受け取ってくださるのかなと考えていた。皆さんもそうだと思いますが、蓮くんと浜辺さんの声にすごく助けられた。2人の声を聞いて、自分の人生も感じられた。本当にすばらしい芝居力、声の持ち主」と熱っぽく続けた。目黒は「1日だけでしたが、この人は信じられるなと思った」、北村も「僕もそう思いましたよ。この人は信じられるって」と笑顔を交わし合うなど、温かなやり取りを見せていた。

古川琴音、目黒蓮の声の魅力に言及
古川琴音、目黒蓮の声の魅力に言及

同じく目黒の声について触れたのが、お腹の子ともども命を落としてしまう柳沢玲子役を演じた古川だ。2024年にフジテレビ系で放送されたドラマ「海のはじまり」でも目黒と共演していた古川だが、「目黒さんとは前に共演したドラマでも、始まりが私(が演じる役)のお葬式だった」とコメント。「今回も私(が演じる役)のお葬式で、妙な安心感がある」と話して、会場の笑いを誘った。目黒が「僕はそろそろ厳しいです」と苦笑いを浮かべるなか、古川は「(目黒演じる)漆原さんの声が印象深い。やわらかさもあるけれど、重みがある声。こういうプランナーさんがいてくださったら、どんなに心強いだろうとしみじみ思っていました」と語り、「浜辺さんは、本当にフレッシュ。死を扱う物語だけれど、このテーマをすごく温かなものにしてくださったのは、浜辺さんの持っているパワーのおかげ」と2人の座長を称えた。

美空の悩み相談に乗るなど、頼りになる一面をもつ葬祭プランナーを演じた森田望智
美空の悩み相談に乗るなど、頼りになる一面をもつ葬祭プランナーを演じた森田望智

美空、漆原と共に働く葬祭プランナーの赤坂陽子を演じた森田も、浜辺と目黒の役者力に脱帽。「浜辺さんはすごくやわらかい雰囲気を持っていらしゃって、浜辺さんが笑っていると現場の緊張がほどける。お二人が役をまっとうされている姿を見て、自分もしっかりしなきゃなと思った」と得た刺激を口にしつつ、「目黒さんは、漆原さんのような方で、厳格な雰囲気を持った方なんだとずっと思っていたんです。でもこの間の会見や、今日も笑っていらっしゃる」とプロモーション活動では役柄と違う素顔を目にしていると笑い、「それだけ役に真摯に向き合っていらっしゃった」と絶賛。目黒は「僕だって笑いますよ」と目尻下げ、森田は「笑顔がステキです」と応じるなど、キャスト陣が見せる和やかな掛け合いに終始、会場も大盛り上がりだった。

取材・文/成田おり枝

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