【システムメンテナンスのお知らせ】1/14(水) 2:00〜4:00 TRILLサイトをご利用いただけなくなります

  1. トップ
  2. 2000円のザル、正直どう違う?高級キッチン用品を売りながら「我が家は100均です」という店員の本音【作者に聞く】

2000円のザル、正直どう違う?高級キッチン用品を売りながら「我が家は100均です」という店員の本音【作者に聞く】

  • 2026.1.13
どの包丁を買おうか迷っているお客にはスラスラとオススメを説明できるが…!? 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
どの包丁を買おうか迷っているお客にはスラスラとオススメを説明できるが…!? 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)

2000円のザルとボウルのセットを前に、「安いものと何が違うの?」と聞かれた瞬間、店員の頭の中では説明用スイッチと本音スイッチが同時に入る。外国製の包丁やケトルがずらりと並ぶ、おしゃれなキッチン雑貨店。元店長のオムニウッチーさん(@omni_uttii821)は、そんな現場で日々“わかりやすくて正しい説明”と“自分は使ってないけど”という気持ちの間で揺れていた。

「いいものです」は本当。でも使っているかどうかは別の話

1 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
1 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
2 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
2 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
3 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
3 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)

「耐久性に優れたステンレスを使っているので丈夫です」「ザルはパンチング加工で目詰まりしにくいんですよ」。ザルとボウルのセットについてそう説明しながら、内心では別の光景がよぎる。実際に自宅で使っているのは、ザルとセットになった100円ショップのプラスチックボウルだからだ。

包丁売り場で「種類が多くて迷っちゃう」と相談されれば、「万能なのは三徳包丁ですが、手が小さい方には刃渡り16センチがおすすめです」と丁寧に案内するものの、家ではダ◯ソーで買ったペティナイフが一軍だ。

理想のキッチン、そして現実の食生活

サラダスピナーの良さも、理論上は理解している。しかし実際はカット野菜を買って終わり。高価な道具を揃えるほど、料理をしていないのだから仕方がない。「お客さんは料理が好きで、得意で、キッチングッズにも詳しくて、ちゃんとこだわりがある方が多かったですね」。扱っていたのは『柳宗理』などの日本ブランドのキッチン用品で、品質は折り紙付きだが、価格もそれなり。「高額なんですよね…。とてもじゃないけど、私は買えません(笑)」という本音が、このエピソードのオチを軽やかにする。

“いいもの”を真面目に説明しながら、“自分は庶民派”というズレ。そのギャップこそが、この漫画の一番おいしいところだ。キッチン雑貨店の接客あるあると、声に出せない心の声が、絶妙な温度で描かれている。

オムニウッチーさんは、ブログ「独女日誌」にてエッセイ漫画を掲載中。学生時代の話や過去の恋愛エピソード、「10キロ痩せたら女になりました」「初めて付き合った人は〇〇でした」など、肩の力を抜いて読める作品がそろっている。

取材協力:オムニウッチー

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる