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【南沙良×出口夏希】映画『万事快調<オール・グリーンズ>』“爽快感と疾走感の物語”で高まった、ふたりの感性とリスペクト

  • 2026.1.13

新作映画『万事快調<オール・グリーンズ>』で、W主演を務める南沙良さんと出口夏希さんが sweet web に登場♡

疾走感あふれる物語の中で、行き場のない怒りを抱えた朴秀美(南)と、闇と光の両方を持つ矢口美流紅(出口)という、まったく異なる2人の少女を熱演しています。撮影現場では、互いの“瞬発力”や“カッコ良さ”に刺激を受け合ったそう。ラップの名シーン、タイトルが入る“粋”な瞬間、夜中の交差点での疾走シーンなど、胸が高鳴る裏話や、プライベートでの“連絡先交換秘話”までたっぷり語ってもらいました。

「カッコよすぎ!」互いを見て惚れ直した瞬間

――脚本を初めて読んだときの印象をお聞かせください。

南沙良(以下、南):「爽快感と疾走感がすごい!」というのが第一印象です。登場人物が置かれている環境は決して明るいものではないけど、そんなに悲壮感がないところも面白いと感じました。悪口のようなキレのあるセリフも満載で、テンポの良さもあるのがすごく魅力的だと思いました。

出口夏希(以下、出口):私もこの作品の爽快感がすごく素敵だと感じました。これまで真っすぐで明るい女の子を演じることが多かったので、今回のようにちょっとありえないことをしてしまったり、影があったりする役を演じることが楽しみでした。

――それぞれが演じた朴秀美(南さん)と矢口美流紅(出口さん)には、どういった魅力がありますか?

:私が演じた朴秀美は、行き場のない怒 りを抱えている子なんだと思います。だからこそすごく卑屈な印象もあるんですが、そういう部分が客観的に見ていると魅力的に感じられますし、そんな子だからこそ好きになれるようなキャラクターだと思いました。

出口:私が演じた矢口美流紅は明るいキャラクターな一方、少し卑屈な朴秀美と一緒にいる時も決して無理はしていない子なんです。闇と光、どちらも持っているのが魅力的です。

――現場でお互いの役を見て感じたことはありましたか?

:夏希ちゃんが演じる美流紅が本当に素敵でしたね。現場でももちろん思っていましたし、夏希ちゃんが持っている魅力を、映像を観ることでより強く感じました。夏希ちゃんは、瞬発力みたいなものを持っているんです。そこは特に尊敬の眼差しで見ていましたし、美流紅とリンクするところもあったと思います。

出口:私が沙良ちゃんの演技を見て思ったのは、いつもはこんな感じで穏やかなのに、演技となると普段は絶対に見られないような表情になるのが本当にカッコいいなって。沙良ちゃんが演じる朴秀美って、しぐさから座り方まで、もう全部がカッコいいんですよ!間近で見ていて本当に勉強になりました。

――演じた役とご自身を比べて、似ていると感じたり、逆に正反対だと感じたりすることはありましたか?

:私はちょっと似てる部分があるなって思っていて。

出口:うんうん!

:似てるよね?

出口:似てる!もしかしたら沙良ちゃんとのギャップを感じられる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、あの口調とかサバサバした感じとかが、本当にリアルな沙良ちゃんと雰囲気が近い!でも「似てる」って言いづらいぐらい悪いことやっちゃってるんだけどね(笑)。

:確かに(笑)!

出口:行動ではなくて、カッコ良さだったり仕草だったり、雰囲気が似てると思いました。

――美流紅は自分に似ていると思いました?

出口:自分に似ているところを探したことはなかったんですけど、現場で感じたものをそのまま出せたので、自然に演じられたんじゃないかなって思います。

――お2人が演じられた人物は、最初はクラスであまり近い関係ではなく、ある夜に急接近します。異なるキャラクターの2人が、どのように共鳴したと思いますか?

出口:美流紅はたぶん、朴秀美のラップを聞いたとき、そのカッコよさに衝撃を受けてすごく感動したんだと思います。実際、私も初めてその場で沙良ちゃんのラップを聞いて、本当に感動したので気持ちが分かります。

――そのシーンも見どころの一つになりそうですね。

出口:当初は予定になかったのですが、監督に「ちょっと(朴秀美に)抱きついてみて」って言われて。最初は「大丈夫かなぁ」とは思ったんですけど……。

:私も監督がそうおっしゃったとき、「あ、抱きつくんだ!」って思った。

出口:でも出来上がった作品を観ると、あのシーンで一気に2人の距離が縮まるような、なくてはならないシーンになったと思います。

――特に気に入っているシーンがあれば教えてください。

:私は『万事快調<オール・グリーンズ>』とタイトルが入るところですね。この演出がすごく粋だと感じました。そのシーンの美流紅の「これは私たちの第2部なんだよ」というセリフもすごく素敵だなと思いました。

出口:私もそのシーンが一番好きです。夜中に茨城県・東海村の大きい交差点を貸し切って走るシーンなんですけど、撮影しながら「本当に気持ちいい!」と感じました。まさに「これから『万事快調<オール・グリーンズ>』が始まるんだな」って思えるシーンになったと思いますね。

「スヤスヤ・もぐもぐが可愛すぎる!」初対面から変わった相手の印象

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――10代の頃からモデルや役者としてご活躍されているお2人ですが、10代特有の閉塞感には共感できるところがありましたか?

:ありました。「このままでいいのかな?」とか「どこにも行けない気がする」とか思うことがあったなぁって。今ももちろんありますけど、振り返るとやっぱり10代のころのほうがそういう思いが強かったと思います。

出口:私は10代のころ、目の前のことや今のことをこなすのに精いっぱいだったので、そんなに考える余裕が逆になかったと思います。物心ついたときからなのですが、もしかしたら今もそうかもしれないです。

ニット¥294,800/スカート¥581,900/ともにエトロ(エトロ ジャパン/コミュニケーションズ03-5766-0807)、ブーツ¥132,000/ノダレト(アマン03-6805-0527)、ピアス(ご本人右耳)¥38,500/ピアス(ご本人左耳)¥154,000/リング(ご本人右手人差し指) ¥66,000/リング(ご本人右手中指)¥77,000/以上、すべてビジュードエム(ビジュードエム六本木ヒルズ03-6271-5353)

――初対面の印象と実際に共演してみての印象で変化はありましたか?

:割とそんなにイメージは変わっていないです。ギャップはもちろんありましたけど。こんなに……

出口:なんだい(笑)?

:こんな感じであっけらかんとしている部分があるんですよ(笑)!それに全部が可愛らしい。撮影の合間にもスヤスヤ寝ていたりとか、何かを口に入れてもぐもぐしていたりとか。

出口:スヤスヤもぐもぐばかりしていたよね(笑)!私は最初、沙良ちゃんってあまり喋らないのかもというイメージを持っていたんですが、すごく飾らないでいるところが素敵だなと思いました。意外と顔に全部出るんですよ!

:確かに、確かに(笑)!

出口:お腹が空いたとか、今こう思っているのかな?とか、わかりやすくて(笑)。そんな自然体なところが見られて、より好きになりました。「お友達になりたい!」と思ったんですが、自分から連絡先を聞いたことがないので現場では恥ずかしくて言えなくて……。でも釜山国際映画祭のあと、みんなで“お疲れ会”をしてちょっとお酒も入ったときに、勇気を出して「連絡先、交換しよ~!」と伝えました。

――もし「オール・グリーンズ」のような同好会を実生活で作るとしたら、どんなジャンルでやってみたいですか?

出口:私も園芸部を作って、すてきな屋上に椅子とかも置いて、自由にお菓子食べたりお昼食べたりしたいです。

:“スヤスヤ・もぐもぐ”をする感じ?(笑)

出口:そう(笑)!現場でやっていたみたいに、まったりする感じでやりたいなぁ。

:私は星を見るのが好きなので、星を見る会がいいなぁ。

――撮影中のご褒美や、最近のリラックス方法を教えてください。

:私は、観葉植物を結構たくさん持っていて、家に緑があふれてるんですけど、そのお世話をするのが最近の楽しみです。……と言いつつ、植物が死にかけてしまったこともあるんですが、また生き返らせたりして、頑張っています(笑)。

出口:実は私も、唯一続いていることとして、観葉植物に水をあげていることがあります。意外な共通点かも。あと、実は今朝「ニンテンドースイッチ 2」が届いたので、セッティングするのが楽しみで仕方がないです!家に閉じこもろうかなって思ってます!

――最後に、映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

:「どこにも行けないな」って思う瞬間って、私自身も日々生活しているなかで感じることは少なくないのですが、そう感じる方に観ていただけたら、この作品の意味のあるものになるんじゃないかなと思っています。たくさんの方に届いてほしいです。

出口:同世代の方ももちろんですが、今この瞬間を精一杯に生きている姿が、いろいろな事を吹き飛ばすようなパワーを感じる作品ですのでたくさんの方にみていただきたいです!児山隆監督の学生時代に好きだったものも集められているので、大人の方たちも懐かしい気持ちで映像を見ていただけると思っています。


Profile/南 沙良(みなみ・さら)
2002年6月11日生まれ、東京都出身。映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で俳優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞ほか数々の映画賞を受賞。

Profile/出口夏希(でぐち・なつき)
2001年10月4日生まれ、中国出身。雑誌『Seventeen』の専属モデルとしてデビュー。現在は雑誌『non-no』の専属モデルとして活躍しながら、Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』、映画『か「」く「」し「」ご「」と「』など、話題作に出演。


●『万事快調<オール・グリーンズ>』

配給:カルチュア・パブリッシャーズ
2025年1月16日(金)公開
©2026「万事快調」製作委員会

photo : TOSHIYUKI TANAKA

stylist : KAZUHIDE UMEDA(南さん), AMI MICHIHATA(出口さん)

Hair & Make-up : KENJI TAKESHIMA(南さん),MASAKO IDE(出口さん)

text : SHIHO ISHINO

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