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【脱・着ぶくれ!冬の重ね着3つのルール】50代の痩せ見えレイヤード術~冨永彩心さんが指南!毎日の装いがちょっと垢ぬけるコツvol.3~

  • 2026.1.12

年間100人以上の女性の似合う服をさがすショッピングレッスンや、スタイリスト養成講座で着こなしの情報を発信している、ブランディングスタイリストの冨永彩心さん。

そんな冨永さんの私服の装いを教えてもらう連載の第3回。

今回は、秋冬ならではの防寒とおしゃれを両立させるレイヤード術です。
シンプルなコーデもワンランクアップして見せたい、トレンドアイテムを大人世代が取り入れやすくなる合わせ方のコツは?

体形変化に悩む大人世代が必見のレイヤード術を教えてもらいました。

重ね着をすっきり見せるカギは、ズバリ「色」!

冬はレイヤードが楽しめるので、おしゃれ好きには楽しいシーズン。
でも、無計画に重ね着してしまうと、もっさりして太って見えたり、要素が多くてうるさくなり、かえっておしゃれから遠ざかってしまうことも……。
すっきりきれいに重ね着するためには、どんなことに注意したらいいのでしょう。

「あまり難しく考えずに、色に着目するだけで印象が変わります。
簡単なところでいうと、ニットトップスとボトムスのコーデなら、間に白を入れて上下を別のブロックに見せるともっさり感が減ります。
シャツやアウターなどを重ねる場合は、上下のアイテムで色をつなげるのもおすすめ」

ルール① 「白シャツ」を効果的に使う

ニットトップスは、白を1枚重ねるだけでキリッと見える

BEFORE

冬のファッションに欠かせないニットトップス。
でも、ただニットとボトムスを合わせるだけだと手抜き感が。
ブラウン1色のコーデでは体型もズドーンと見えてしまいます。

AFTER

ニット/ムジラボ シャツ、パンツ/ともにユニクロ、バッグ、シューズ/ともにメゾン マルジェラ

白シャツをプラスすると、断然垢ぬけ!

「同系色の上下の場合は、間に白を入れてセパレーションするのが効果的。
シャツの衿はニットに合わせて立ててみましたが、バランスを見て中に入れてもOKです」。

衿、袖、裾に白が加わるだけで明るい印象に。寂し気だった顔まわりも、シャツの衿の効果で華やかになり顔色もよく見えます。

BEFORE

タートルニットとデニムのコーディネート。
ユルッとしたシルエットはトレンド感があるけれど、このままだと物足りない気が……。

AFTER

ニット、ブラウス/ともにラウンジドレス デニム/ユニクロ、バッグ、シューズ/メゾン マルジェラ、イヤリング/ネコアフロ

ニットの裾からつや感のあるブラウスの裾を出したコーデ。
上下をセパレートすることで、ニットとデニムのシルエットが際立って、おしゃれ感アップに!

「てろんとしたつや感のブラウスは、レイヤードしやすい万能アイテムです。
裾を見せる幅はあまり長いとだらしなくなるので、10㎝くらいまでがおすすめ」

ルール② 「ワントーン」でまとめる

ワントーンコーデは素材の違いで遊ぶ

タートルインナー、シャツ、カーディガン/すべてユニクロ、パンツ/ムジラボ シューズ/ロエベ

冬らしいホワイトのワントーンコーデ。

「1色でまとめるコーデは、合わせ方を間違えるとのっぺりして太って見えることも。
同じワンカラーでも、素材の違うものを合わせることがメリハリを出すポイントです。
特にホワイト系は素材の質感の違いがわかりやすいので、おすすめ」。

同じ白でもシャツのすっきりしたホワイトから、ニットのやさしいアイボリー、パンツの生成りまで色合いと質感の違うホワイトを重ねることで、ニュアンスがプラスされやさしい印象に。

透け感のあるタートルに、コットンのシャツ、アイボリーのニットを重ねて。アクセサリーで差し色をプラス。

モヘア調ベストはストライプでメリハリをつけて

ベスト/ロペピクニック、シャツ/無印良品、インに着たタートル/ユニクロ、スカート/ザラ、ストール/コス、ブーツ/アダム エ ロぺ

ふわふわとした長い毛足がかわいいモヘア調のニットはトレンド感のあるアイテム。でも、色や合わせ方によっては子どもっぽく見えてしまう場合も。

「ブラウンなど落ち着いた色なら、大人でもモヘアを取り入れやすいですね。ブラウンは今年のトレンドカラーですし。
ベストの着こなしに迷う人は、インに同系色のアイテムを合わせるのがおすすめ。
シャツをストライプにすることで、縦長効果もありすっきり見えます」

ベストの淡いブラウンから、スカートのダークブラウンまで、色のグラデーションもきれいです。

ふわふわのベストにピンストライプのマニッシュなシャツでメリハリ。

ルール③ 色で「Ⅰライン」を作る

中綿ベストはシャツの上に羽織ってきれいめスタイルに

タートルインナー/無印良品、シャツ/ラウンジドレス、パンツ/ユニクロ、中綿ベスト/ジーユー、シューズ/アダムエロペ

中綿ベストはアウトドア感があって、大人世代にはむずかしく感じるアイテムですが、ベストの下にシャツに重ね着をして、インにはトラッド感のあるキャメルを合わせることで、ほどよいカジュアルミックスになります。

「成功のポイントはインナーとボトムスの色を合わせたこと。
視覚的に上下がつながって『Ⅰライン』ができるのでスッキリ見えて、かつ、テイストの違うアイテムを合わせてもまとまります」

ジャケットにラフなシャツを合わせてカジュアルダウン

ジャケット、ダンガリーシャツ/ともにユニクロ、タートルニット(メンズサイズ)/無印良品、スカート/GU、ブーツ/ザラ、バッグ/メゾンマルジェラ

黒の上下にシンプルなツイードジャケットをON……
それだと完全にオフィス仕様ですが、そこにブルーのダンガリーシャツを挟むだけで、さりげなくカジュアルダウンできます。

「上下は黒でⅠラインができ統一感があるから、ジャケットとシャツがケンカせず、コーデもしまってみえます」

色の組み合わせを少し意識するだけで、むずかしく感じられた重ね着もなんだか楽しくなってくるはず。

まだまだ寒い日々が続きますが、冬のおしゃれを楽しんで!

撮影/白井裕介 文/田中絵真
※アイテムはすべて冨永さんの私物です
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

教えてくれたのは……

ブランディングスタイリスト 冨永彩心

冨永彩心

神奈川県出身。文化服装学院卒業後フリーランスのスタイリストとしてファッション雑誌『ELLE』『MORE』『men's non-no』などで活動。結婚、出産を経て専業主婦に。 13年のブランクを経てセレクトショップ販売員として復職、52歳でパーソナルスタイリストとして起業。現在はインスタグラムなどSNS総フォロワー数11万人超えと人気を博す。年間100人以上のショッピング同行、スタイリスト養成講座をこなし、「あやみん先生」として親しまれる。 神戸国際大学ゲスト講師、NHKカルチャー講師を務めるほか、メディア出演も多数。 著書に『45歳からの「似合う」が見つかるおしゃれ塾』(主婦の友社)

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