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ゴールデン・グローブ賞ノミネート!リチャード・リンクレイター監督最新作『ヌーヴェルヴァーグ』7月に日本公開

  • 2026.1.9

『6才のボクが、大人になるまで。』(14)、「ビフォア」シリーズのリチャード・リンクレイター監督最新作『ヌーヴェルヴァーグ』が7月に日本公開されることが決定。このたび、本作の場面写真、メイキング写真、海外予告が解禁となった。

【写真を見る】リンクレイターとゴダール役のギヨーム・マルベックをとらえたメイキング写真と共に海外予告が解禁となった

【写真を見る】リンクレイターとゴダール役のギヨーム・マルベックをとらえたメイキング写真と共に海外予告が解禁となった [c]JeanLouisFernandez
【写真を見る】リンクレイターとゴダール役のギヨーム・マルベックをとらえたメイキング写真と共に海外予告が解禁となった [c]JeanLouisFernandez

本年度ゴールデン・グローブ賞作品賞ミュージカル・コメディ部門にノミネートを果たした本作。1959年、ジャン=リュック・ゴダールと彼の長編デビュー作にして、ヌーヴェルヴァーグ=“新しい波”と呼ばれる当時の革新的な映画運動の記念碑的作品となった『勝手にしやがれ』(59)の製作過程を、フランス映画界を代表する映画作家たちとの活気ある交流と共に描かれる。学生のころ、ヌーヴェルヴァーグに夢中になり、その自由な撮り方と姿勢に大きな影響を受け、この企画を10年以上前から温めてきたと語るリンクレイターは、本作を『勝手にしやがれ』のスタイルに倣ったアカデミー比率(1:1.37)の白黒、初挑戦となる全編ほぼフランス語、配役も監督作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』(16)に出演したゾーイ・ドゥイッチ以外、ほぼ無名のキャスティングで作り上げた。リンクレイターは「観客に‟1959年の若者たちと一緒に映画を作っている感覚”を味わわせるためには既視感のないキャスティングが不可欠だった」と語っている。

本作の主人公となる当時29歳のゴダール役には写真家やモデルとして活動していたギヨーム・マルベックを迎えた。フランス映画界を代表する俳優ジャン=ポール・ベルモンドをオーブリー・デュラン、ヌーヴェルヴァーグを支えた撮影監督ラウル・クタールをマチュー・パンシナほか、フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロル、シュザンヌ・シフマン、ジャック・リヴェット、エリック・ロメールなど、劇中に数多く登場する映画人たちもほぼ無名の俳優陣が務めた。前出のドゥイッチは、『悲しみよこんにちは』(58)で脚光を浴び、『勝手にしやがれ』で世界的な女優となったジーン・セバーグを演じている。また、製作には、記者、プロデューサーとしてゴダールと親交があり、『ゴダールのリア王』(98)にも出演した経歴をもつミシェル・アルベルシュタット(ミシェル・ペタン)が参加。プリプロダクションから撮影、編集にいたるまで、フランス語ができないリンクレイターを全面的にサポートした。

作品は、2025年カンヌ国際映画祭に正式出品されると大きな注目を浴び、ヌーヴェルヴァーグに大きな影響を受けた巨匠の一人、クエンティン・タランティーノもカンヌの公式上映で本作を2度連続で鑑賞し大絶賛。友人でもあるリンクレイターを現地で称えた。

このたび、本作のメイキング写真が解禁。テラス席でリンクレイターとゴダール役のマルベックが肩を並べて頬杖をつく姿を捉えている。2人の背に写る文字は「A bout de souffle」。『勝手にしやがれ』の原題の名前がついたレストランだ。そして場面写真が写すのはベルモンドとセバーグの『勝手にしやがれ』撮影中のワンカット。その後、映画史に名を刻む傑作の名場面を捉えている。

あわせて海外版予告も解禁に。今でこそ偉大な映画人たちが、まだ何者でもなかったころ、映画の世界に夢を抱きヌーヴェルヴァーグを駆け抜けた。若者たちによる新たなる時代の幕開けを鮮烈に映しだしている。

リンクレイターは本作について、「これは『勝手にしやがれ』のリメイクではない。1959年にカメラを持って飛び込み、時代、人々、空気を再現したい。ヌーヴェルヴァーグの連中と一緒に過ごしたい。映画が作れると信じさせてくれた人々『映画を作るべきだ』と確信させてくれた人々へのラブレターだ」と言葉を寄せている。ぜひそんな物語を劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ

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