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「優しい世界観でありながら、どこかに仄暗さも感じるような」声優・白石晴香が語る『シャンピニオンの魔女』の魅力とは?

  • 2026.1.7
【写真・画像】「優しい世界観でありながら、どこかに仄暗さも感じるような」声優・白石晴香が語る『シャンピニオンの魔女』の魅力とは? 1枚目
ABEMA TIMES

TBSにて1月8日(木)深夜1時58分~、BS11にて1月9日(金)よる11時00分~、AT-Xにて1月12日(月)よる11時00分~放送開始されるTVアニメ『シャンピニオンの魔女』(原作:樋口橘)。森の奥深くにある毒キノコの家に住むルーナという孤独な魔女と、彼女を取り巻く人々の感情の揺れ動きを描くファンタジー作品だ。

【映像】『シャンピニオンの魔女』PV

歩いた地面に毒キノコが生え、吐く息や皮膚に毒が混じってしまうことから、人々から恐れられているルーナ。薬を売りに街へ出かけていくなかで、夢のような出会いが訪れるという導入が描かれる。繊細な感情表現で描かれるキャラクターたちのほか、きのこが織りなす独自のビジュアルや可愛らしい魔法生物たちが登場するのも見どころだ。

『シャンピニオンの魔女』の主人公であるルーナを演じるのは、声優の白石晴香。本記事では白石のインタビューより、作品の世界観やルーナを演じる上で意識したことなどをお届けする。

——本作独自のビジュアルとして、たくさんのきのこが出てきたり可愛らしい魔法生物が出てきたりするのが、まず印象に残りました。

白石:私も原作を読ませていただいたときから、キャラクターのビジュアルがとにかく好みでした。絵柄が可愛くて、ルーナちゃんのひとつひとつの表情に心奪われましたね。童話のような世界観で、きのこや植物などの描き方もとても可愛らしくて、これをアニメとして動かすのはとっても大変だろうなと思っていたのですが、PVを拝見するとあまりにも素敵で!

——はまたけしさんの音楽も幻想的で魅力的でした。

白石:世界観にぴったりで、これから(完成した本編で)劇伴を聴くのも楽しみです。作品の世界観を音楽としてどう表現していくのかが、私がアニメを視聴するときの楽しみなポイントのひとつでもありますので。

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——白石さんは原作の世界観をどのように捉えられているのでしょうか?

白石:お話を読み進めていくと、優しい世界観でありながらどこかに仄暗さも感じるような作品になっていて。でもその仄暗さは、見ていて苦しくなるようなものではなくて、私たちが心の中に持っている苦しみに寄り添ってくれるような仄暗さと言いますか。そこもまた『シャンピニオンの魔女』という作品の魅力の1つなのだと感じました。

——ルーナは人と触れ合うことが難しい体質を持っているということもポイントですよね。

白石:ルーナちゃんはとても優しい魔女なのですが、街の中で自分が歩いた跡に毒キノコが生えてしまうということもあって、人々からひどい言葉を浴びせられてしまうんです。そんな中でも彼女が作った薬で救われている人がいることや、「この薬がいい」という自分に直接向けられている言葉ではないけれど、ひっそりと自分に返ってきている優しい言葉を受けて、街に行く喜びを感じているんですね。

一般的には不幸に感じられてしまう状況の中でも、強くいられる芯の強さもありつつ、でも弱い部分にはミノスたちが寄り添ってくれていて。彼女自身の中でいろいろなものを飲み込みながら、ひとつひとつのことに丁寧に向き合ってきた結果、人に対する言葉の選び方もちょっと独特で……。

——感情の機微が繊細なルーナを演じる上では、大変なことも多かったのかなと想像できます。

白石:その場にいるメンバーに対する感情の向け方みたいなものを、すごく繊細に表現したいと思いました。第1話のアフレコの時に、ルーナが言葉を発する際の迷い感のようなものを(指定されている尺の中に)どうにか入れこんでくださいという指示があったのですが、難しいなと感じて……。

——尺に収めつつ表現する絶妙さが求められたわけですね。

白石:仰っていることは非常によくわかって、ルーナが発した言葉というものは、すぐに出てきたものではなくていろいろな感情を自分の中でいっぱい噛み砕いて、こうじゃないかああじゃないかと考えた結果出ている言葉なんです。

優しさだったりいろいろな想いが込められていたりする言葉なので、その言葉に至る経緯を会話のテンポ感にも乗せられればいいということなのですが、それが本当に難しくて……。ルーナちゃんならではの言葉の出し方に気をつけて、より繊細に演じられるように意識しました。

——そもそも他人と話すことに慣れていなかったら、言葉は出にくいものですからね。

白石:普段一緒にいるミノスたちはルーナちゃんの気持ちをすぐに汲み取ってくれるので、自分の気持ちを言葉にする必要がなかった生活の中から、街でアンリという素敵な少年に出会ってどういうふうに伝えようかと悩んでいって。ひとつひとつの言葉を選んでじっくりと発するということは、「ルーナ」という人そのものを表す大事な部分だと思います。

ルーナちゃんがどんな気持ちか——この言葉をこの人に向けたらこう思っちゃうかもしれないからこっちの言葉にしよう——みたいなすべての脳内の回路を私も想像して、言葉にしてあげられたらいいなと思って演じていました。本当にすごく優しい世界観なので、私も優しい気持ちでアフレコに臨めたと思います。

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ルーナが繊細な感情と向き合いながら、どのように言葉を紡いでいくのか。童話のような世界観の中で描かれていく、ルーナの言葉ひとつひとつの機微に注目してほしい。

【公式HP】https://champignon-pr.com/
【公式X】https://x.com/Champignon_PR

取材・撮影・テキスト/kato
(C)樋口橘・白泉社/「シャンピニオンの魔女」製作委員会

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