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「誰かと語りたくなる作品」10年を経て声優・梅原裕一郎&たくみ靖明が振り返った『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

  • 2026.1.7
【写真・画像】「誰かと語りたくなる作品」10年を経て声優・梅原裕一郎&たくみ靖明が振り返った『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 1枚目
ABEMA TIMES

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が10周年を迎えた2025年。同年10月31日から4週間限定で上映された特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』と、同時上映作品の『鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編「幕間(まくあい)の楔(くさび)」は、現在各配信サービスにて順次デジタルセル&レンタル配信中だ。

【映像】機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

「幕間の楔」はTVシリーズ第1期のあとの時系列で、鉄華団を大きくするため奮闘するオルガに、団員たちからとあるプレゼントが渡されるストーリーが描かれた。

本記事では、TVシリーズそして「幕間の楔」にてユージン・セブンスタークを演じた梅原裕一郎と昭弘・アルトランド役のたくみ靖明にインタビューを実施。10周年という契機に、改めて『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が持つ魅力について話を伺った。

——放送当時も話題となっていましたが、「幕間の楔」を機にTVシリーズを見返す人や新たに見てみようと思う方も多いと思います。改めて、10周年となった『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』という作品の魅力・面白さについて伺えればと。

梅原:ちょっとアウトローなやつらが、義侠心のようなものを持って世の中や大きなものに立ち向かっていく中で、仲間も増えていくという……。振り返ってみると、ある種王道なストーリーなのだと感じています。

その中で個性的なキャラクターたちがそれぞれの思惑や人間関係などを背負っていて、50話をかけて人間的な成長を見せていく。人の死を乗り越えていくという人間ドラマなのかなと思います。

——言われてみると確かにそうかもしれません。

梅原:最後は散っていく、その散り際の美しさも、本当に普遍的な要素なのだと思います。演じていた当時は泥臭くて斬新だなと思っていたのですが、こうやって振り返って言葉にしてみると、すごく真っ直ぐな作品ですよね。

たくみ:うん、たしかに。そうした人間ドラマの面白さもある一方で、いろいろな角度からの魅力がある作品ですよね。ビームを撃たないロボットアニメの面白さも当然ありますし、『ウルズハント』もそうですが、鉄華団という存在から影響を受けた人間がいるという歴史もののような一面もある。

——阿頼耶識システムもそうですが、序盤はハードな作品という印象が放送当時は強かったです。その後火星から地球へ向かっていく物語が描かれ、ロードムービーの要素もありつつ、多角的な要素が見えてきたと思っています。

たくみ:僕は知り合いから「見たよ」って言ってもらえる出演作品のNo.1が『鉄血のオルフェンズ』なんです。どこが面白かったと聞いてみたときに、とにかく没頭してしまうって。見るのが辛くなったと回もあるけれど、すぐに続きが見られないというほど入り込めた作品はなかったと当時も言われましたし、最近見てくれた方も同じことを言っていて。

そういった言葉から、10年という月日の経過はありますが、普遍的なものを描いていて、いろいろな複合的な魅力が詰まった作品だということを教えてもらいました。

——当時はお2人も、台本を読んで展開を知っていたわけですよね。

梅原:そうですね、でも僕らも台本を読むまで次の展開がわからなかったです。次週分の台本をいただいて「うわぁ」って驚くみたいな。

たくみ:そうそう、今でこそこうして落ち着いて話せていますが、当時は知らなかったからね。でも物語にのめり込んでしまうような、すごいパワーがあって。

梅原:そうですね。特に第48話のオルガのシーンは、アフレコ現場でも本当に鬼気迫るものがありましたよ。

たくみ:その回のギャラルホルンの役者さんも含めてね。もう目が。

梅原:あの空気感はすごかったです。あのシーンのあとにアフレコ現場にいらっしゃった(オルガ役の)細谷さんは、憑き物が落ちて仏のようで(笑)。

たくみ:あはは(笑)。ちょっとホッとしている雰囲気はあったよね。

——当時の空気感を伺うと、本当に全力で演じられていたのだなと。

たくみ:自分たちはただ一生懸命に昭弘や鉄華団を演じていましたね。それが見た方の琴線に触れてくれたのだなと思います。演じている以上、楽しんでもらいたいとか、いろいろな想いがあると思いますが、僕は特に心に残るものに関わっていきたいという想いが強いんです。

この作品について語りたい、という熱量を生んだ作品に関われて、演じている側としても最高の作品だと思っています。まだ見ていないという人は、どう感じたのか僕らにも伝えてほしいと思いますし、絶対に誰かと語りたくなる作品なので、ぜひ見てほしいなと思います!

【写真・画像】「誰かと語りたくなる作品」10年を経て声優・梅原裕一郎&たくみ靖明が振り返った『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 2枚目
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【写真・画像】「誰かと語りたくなる作品」10年を経て声優・梅原裕一郎&たくみ靖明が振り返った『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 3枚目
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2人が振り返り語ってくれたように、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ならではの面白さが作品に込められている。放送当時に見ていた人も、まだ見ていないという人も、この機会にぜひ作品に触れてみてはいかがだろうか。

取材・撮影・テキスト/kato
(C)創通・サンライズ

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