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「親方」「どすこ-い」と陰口を叩かれるぽっちゃり体型の女…告白されても「どっきり!?」「罰ゲーム!?」【作者に聞く】

  • 2026.1.7
突然の告白に、過去の「罰ゲーム」を疑う春菜 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)
突然の告白に、過去の「罰ゲーム」を疑う春菜 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

体型や食いっぷりのよさ、歯に衣着せぬ物言いのせいで、社内の男性社員たちから「親方」と呼ばれている青島春菜。会社の飲み会の席で酔っ払った男性社員に絡まれて困っている女性社員を助けても「自分が誘われないからってあんな言わんでも…」とヒソヒソ言われる始末…。損な役回りの境遇だったが、春菜にとってはもう慣れっこの展開で、あきらめの境地に達していた。

陰口にはもう慣れっこだった 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)
陰口にはもう慣れっこだった 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

その飲み会の帰り、春菜は男性社員たちに「足りなかったろ、ここの飯じゃ」「豚骨ラーメン食いに行くぞ」「共食い、共食い!」と声をかけられる。春菜はそんな男性社員たちに向かって「豚の体脂肪率はトップモデル並みだ!」と言い返し、蹴散らすのだった。そんな春菜を遠くから見つめる存在がいた。もっさりした髪型にメガネをかけた目立たない存在の彼の名は宇土。宇土は春菜に近づくと、「俺と付き合ってください」といきなり告白をした!

「豚に謝れ」と男性社員たちに喝! 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)
「豚に謝れ」と男性社員たちに喝! 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

どんな陰口にも面と向かった悪ふざけにも動揺しない春菜が、この告白には動揺を隠せず「何の罰ゲームか知らんが」「もう二度とだまされない」と言い残して走り去ってしまった。春菜が言った「罰ゲーム」とは?「もう二度と」という発言も気にかかる。そして宇土との今後の展開も気になるところだ!

本作『アオハルがはじまる〜ぽちゃこの春は突然に〜』を描いたのは、「ジャンプルーキー!」にオリジナル漫画を掲載している夏野ばな菜(@NatsunoBanana)さんである。夏野ばな菜さんに本作について話を聞いてみた。

過去につらい思いをしていた春菜だった 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)
過去につらい思いをしていた春菜だった 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

――本作のストーリーでこだわった点をお聞かせください。

不遇な扱いを受けていたヒロインが、自分だけのヒーローと出会い、ハッピーエンドになるというシンデレラストーリーです。しかし一般的なヒロイン然とした華奢で儚げな美少女ではなく、一朝一夕では変わることができない…しかしながらそれでクヨクヨする弱い心ではないヒロインにこだわって描きました。“ぽっちゃり”も“気が強い”も個性であって、そこはチャームポイントとして推していこうよ!という想いが根本にありました。なので、最後までヒロインは体型もそのまま、自分らしいままで幸せになることが大事でした。

――「共食い、共食い」という発言や「親方」という悪意あるあだ名を平気で言い放って笑う点、男性社員たちがヒソヒソと陰口を言うシーンなどリアルでした。セリフを考える際のポイントは?

自分が言われたら嫌だなと思う言葉を詰め込みました。聞こえるか聞こえないかのトーンでヒソヒソやられるのも心がざわつくし、「こんな言葉を本人に言わないでしょう、普通」というセリフを悪気なく言わせています。笑いの延長くらいにしか思っていない…という悪気のない悪意が一番タチが悪いなと思い、そんな風に描きました。

――現在、夏野さんは連載を精力的に更新されていますよね。SNSや「ジャンプルーキー!」に連載されている作品について教えてください。

リーマンラブコメディ漫画の『SSS』を描いています。楽しい職場と愉快なサラリーマンたちが繰り広げるラブコメディ『SS』の続編にあたります。現在は登場人物たちが結婚し、家族が増え…そんなにぎやかな日常を描いていますので、よければ一度読んでみてくださいね。

告白されたことを信じることができない春菜に、この先どんな展開が待ち受けるのか? 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)
告白されたことを信じることができない春菜に、この先どんな展開が待ち受けるのか? 夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

本作『アオハルがはじまる〜ぽちゃこの春は突然に〜』は縦読み漫画として描かれた作品である。夏野さんに縦読み漫画にチャレンジしたきっかけを聞いてみると「お仕事で、タテヨミ漫画のネームを担当させていただいたんです。漫画制作スタジオでディレクターさんとやりとりしながら、いただいたシナリオを漫画的に脚色し、ネームを作るお仕事でした。その経験を活かそうかな、とイチからオリジナルの縦読み漫画で描いてみました」と話してくれた。「普段から漫画は描きますし、仕上げにオールカラーにするのは面倒でしたが、勉強も兼ねてという感じで描きました」という本作。夏野さんのpixivで縦読み漫画が公開されているので、そちらもぜひ読んでみて!

取材協力:夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

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