1. トップ
  2. 2026年は『ズートピア2』のV5で幕開け!『アナ雪』を大幅に上回り、洋画アニメ歴代最速で“興収100億円”に到達

2026年は『ズートピア2』のV5で幕開け!『アナ雪』を大幅に上回り、洋画アニメ歴代最速で“興収100億円”に到達

  • 2026.1.6

1月2日から1月4日までの全国映画動員ランキングが発表。12月初旬の公開以来、快走をつづけているディズニー・アニメーション『ズートピア2』(公開中)が年明けも破竹の勢いを維持したまま、見事に5週連続Vを達成。またしても2位以下を大きく突き放す圧勝劇で、2026年最初のNo.1を手中に収めた。

【写真を見る】IMAX、Dolby Cinemaでの公開も決定!本格化する賞レースではもちろん主役筆頭の『国宝』、“興収200億円”に向けて視界良好

『ズートピア2』に『チェンソーマン レゼ篇』も!年末年始に、記録達成が連発

年末年始で一気にブーストがかかった『ズートピア2』。ディズニー・アニメーション3本目の大台突破の快挙 [c] 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
年末年始で一気にブーストがかかった『ズートピア2』。ディズニー・アニメーション3本目の大台突破の快挙 [c] 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ズートピア2』の週末3日間の成績は、観客動員76万6000人、興行収入10億5600万円と、前週対比約90%。公開初週末の成績と比較しても58%の動員成績を維持する絶好調ぶりで、新年早々1月3日には、ディズニー・アニメーション作品として「アナと雪の女王」シリーズ2作以来の累計興収100億円の大台に突入。前週末の時点での累計興収は81億円だったので、年末年始に一気にブーストがかかったことがよくわかるだろう。

公開30日目での興収100億円到達は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)の31日目を1日だけ更新する、洋画アニメーション史上歴代No.1のスピード。また、実写やアニメ、ピクサー作品を含むディズニー作品のこれまでの最速記録は『アナと雪の女王』(13)の37日目だったので、それを1週間も更新したことになる。

『チェンソーマン レゼ編』もついに“興収100億円”の仲間入り! [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社
『チェンソーマン レゼ編』もついに“興収100億円”の仲間入り! [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社

一方、公開16週目で9位にランクインした『チェンソーマン レゼ篇』(公開中)も、年末の12月30日に興収100億円の大台に突入している。こちらは公開から103日目での達成と、2009年以降に達成した29作品のなかでは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(21)の127日目に次いで2番目に遅いペース。ロングヒットで地道に数字を積み重ね、なんとか2025年内に間に合った格好だ。

前回の当記事でも触れたように、この2作が無事に興収100億円に到達したことで、2025年公開作から5本が興収100億円を超えるという快挙が実現。これは2003年、2019年、2022年の4本を上回る過去最高記録であり、しかも興味深いことに、今週のトップ10には『国宝』(公開中)と『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)もランクインしているので、10本中4本が興収100億超え作品という異例の状態になっている。

ロングヒットで成績を着実に積み上げ、公開103日目というスローペースでの達成に [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社
ロングヒットで成績を着実に積み上げ、公開103日目というスローペースでの達成に [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社

『ズートピア2』の累計成績は、動員784万5248人&興収107億1901万円で、日本歴代興収ランキングでは現在45位。『チェンソーマン レゼ篇』のほうは665万人&101億5000万円で同49位。後者はすでに落ち着いてきているため着地点も近いだろうが、前者は先述の通りまだまだ勢いがありあまっている。このまましばらくのあいだ、興行の主役として君臨してさらに数字を大きく跳ね上げていくことだろう。

ジェイソン・ステイサムの主演最新作が初登場!

さて、ここからはランキングに戻っていこう。前週4位に初登場を果たした福山雅治主演ドラマの劇場版『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(公開中)が、2週目にして2位に浮上。週末3日間で動員17万2000人、興収2億3700万円と、前週対比128%の動員成績をマークしている。

【写真を見る】IMAX、Dolby Cinemaでの公開も決定!本格化する賞レースではもちろん主役筆頭の『国宝』、“興収200億円”に向けて視界良好 [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会
【写真を見る】IMAX、Dolby Cinemaでの公開も決定!本格化する賞レースではもちろん主役筆頭の『国宝』、“興収200億円”に向けて視界良好 [c]吉田修一/朝日新聞出版 [c]2025映画「国宝」製作委員会

公開31週目にしてまたしても順位を上げてきたのは4位の『国宝』で、週末3日間で動員16万3000人、興収2億4300万円と、3か月前(公開18週目)の週末成績を上回るという驚異的な粘りを見せる。累計成績は動員1336万人&興収188億6000万円となっており、12月31日に歌舞伎座で行われた上映イベントの場では、1月16日(金)からIMAXとDolby Cinemaで上映されることが発表されている。

夏公開から下半期の興行を席巻し、年明けにようやくラージフォーマット上映に踏み切った作品の例として『君の名は。』(16)があるが、同作はIMAX公開後の2週目に首位返り咲きを果たしている。『国宝』もこれに続くことができるだろうか。また、1月中には日本アカデミー賞の優秀賞各賞の発表も控えており、これも大きな追い風になることは間違いなさそうだ。

ジェイソン・ステイサムが今度は現場監督に!?『ワーキングマン』は6位スタート [c]2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
ジェイソン・ステイサムが今度は現場監督に!?『ワーキングマン』は6位スタート [c]2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED

公開3週目を迎えた『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(公開中)は週末3日間で動員16万5000人、興収3億1200万円を記録し、累計では動員93万人&興収17億円に到達。そして新作では、ジェイソン・ステイサムとデヴィッド・エアー監督が『ビーキーパー』(24)に続いてタッグを組んだ『ワーキングマン』(公開中)が6位に初登場を果たしている。

以下は、1~10位までのランキング(1月2日〜1月4日)

1位『ズートピア2』

2位『映画ラストマン -FIRST LOVE-』

3位『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』

4位『国宝』

5位『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』

6位『ワーキングマン』

7位『新解釈・幕末伝』

8位『栄光のバックホーム』

9位『チェンソーマン レゼ篇』

10位『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』

今週末は、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作となるアクションクライムムービー『コート・スティーリング』(1月9日公開)、1975年に爆発的な人気を集めた青春ドラマの22年ぶりの続編にして、初の劇場版となる『五十年目の俺たちの旅』(1月9日公開)、森ガキ侑大監督が寺地はるなの同名小説を映画化し、高杉真宙と伊藤万理華、深川麻衣が共演する『架空の犬と嘘をつく猫』(1月9日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

元記事で読む
の記事をもっとみる