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いい大人が通勤にぬいぐるみを同伴?「キモい」ではなく「羨ましい」と感じた同僚の心理【作者に聞く】

  • 2026.1.6

学生時代に読んだ同人誌をきっかけに漫画を描いている幌琴似さん(@xxxhorocoxxx)は、X(旧Twitter)を中心に漫画を公開している。2024年1月には『ぬいぐるみと通勤するサラリーマンが、同僚にぬいぐるみを拾われてしまう話』を投稿。サラリーマンが大切にしていたぬいぐるみを落としてしまい、会社の同僚に拾われることから物語が展開していく。本作が誕生した経緯や裏話などについて、幌琴似さんにインタビューした。

「一見真面目そうな男性会社員がぬいぐるみを仕事に連れて行っている」設定のインパクト

「ぬいぐるみと通勤するサラリーマンが、同僚にぬいぐるみを拾われてしまう話」01 画像提供:幌琴似さん
「ぬいぐるみと通勤するサラリーマンが、同僚にぬいぐるみを拾われてしまう話」01 画像提供:幌琴似さん
02 画像提供:幌琴似さん
02 画像提供:幌琴似さん
03 画像提供:幌琴似さん
03 画像提供:幌琴似さん

本作がどのように誕生したか尋ねると、「自分の経験の範囲から描けるネタを探そうと思い、私自身ぬいぐるみが好きだったため、ぬいぐるみをかわいがっている大人の話を描くことにしました」とのこと。

本作を描くにあたり工夫した点については、「『ぬいぐるみが好きな人vsそれを気味悪がる人』の対立構造にならないように気をつけました。どんな趣味に対しても人によって好き嫌いは必ずあって、それを止めることはできないからです」と、対立の回避を意識した。

その上で、「自分の好きなものに正直でいたい自分(澄野)vs人目を気にして否定してしまう自分(三恵)」という構造にしたという。「同じ趣味を持つ者同士でありながら、2人はお互いを全肯定してくれる存在ではなく、三恵さんも澄野さんに少し意地悪なことを言うし、澄野さんも三恵さんにチクリと刺すような一言(自分のこと自分で否定して…)を言っています」と、複雑な内面を表現した。

「自分の心を癒やすため」に忘年会を早退した三恵

三恵さんが忘年会を早退してまで澄野さんに会いに行った理由については、「そんなに乗り気ではない忘年会にも結局流されて参加している様子は、人目を気にしてばかりの三恵さんを象徴しています」と解説。

作者自身、大切にしている物について尋ねると、「小さい頃から一緒にいるクマのぬいぐるみです。何度落としても必ず帰ってきたので、縁があったのだと思います。病院の検査や1人での海外旅行など、不安なときは必ず連れて行きます」と、作品に繋がるエピソードを明かした。

取材協力:幌琴似(@xxxhorocoxxx)

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