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高校生カップルが妊娠。お腹の子のDNA鑑定を求める男の子親の複雑な心境【著者インタビュー】

  • 2026.1.5

【漫画】本編を読む

高校生の娘が妊娠…その時、あなただったらどうする?

そんなセンセーショナルなテーマを扱った『娘を妊娠させたのは誰ですか?』(たけみゆき/KADOKAWA)。真面目な夫と優しい娘とともに平穏で幸せな日々を送るさなえ。ある日、高校生の娘・春菜の妊娠が発覚する。相手は一年前から付き合っている彼氏・航太郎だという春菜。幾度か険悪な雰囲気になりながらも、双方の親たちの間では子どもは諦める方向にまとまる。しかしその時ふたりは――。

若年層の妊娠について調べた上で本作を描いたという著者・たけみゆきさん。調べる中で感じたことや、どのように漫画に落とし込んでいったのか制作の裏側を聞いた。

――親同士の話し合いの中で、航太郎のお父さんがDNA鑑定を要求します。

たけみゆきさん(以下、たけ):実は私、自分が妊娠したときに夫にDNA鑑定するか確認したんです。夫に「いらないよ」と言われて結局していないのですが、特に母体に影響もないとのことだったので。

――そうだったんですね。衝撃的なシーンにも感じましたが、男の子の親の立場を考えると気持ちがわからなくもないなと感じました。

たけ:母体保護法という法律で、中絶には原則パートナーの同意が必要と定められています。中絶にパートナーの同意が必要なことも理不尽に感じていて、その問題も感じてもらえるように航太郎くんのお父さんにサインに同意しない父親という立場をとってもらいました。中絶のサインについての問題は、国連から法改正について勧告があったそうで今後に期待したいと思っています。

描いてはいないんですが、春菜と付き合うときに航太郎のお父さんは「そういうことは自分が責任を持てる立場になってからしなさい」と航太郎くんに伝えているという裏設定があります。

――なるほど。「自分の子どもがそんなことするはずない」という信頼の証のような言葉なんですね。たけ先生は自分が航太郎のお父さんの立場だったらDNA鑑定をお願いすると思いますか?

たけ:こんなに強く出られないかもしれませんが、できたらしたいですね。逆に自分が相手の親に言われたら、すごく屈辱ですが「これではっきりするんやったらやらせてもらいましょう!」って言うと思います(笑)。

取材・文=原智香

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