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「私、子どもができた」高校生の娘から突然の告白。もしあなたが親だったらどうする?【著者インタビュー】

  • 2026.1.2

【漫画】本編を読む

高校生の娘が妊娠…その時、あなただったらどうする?

そんなセンセーショナルなテーマを扱った『娘を妊娠させたのは誰ですか?』(たけみゆき/KADOKAWA)。真面目な夫と優しい娘とともに平穏で幸せな日々を送るさなえ。ある日、高校生の娘・春菜の妊娠が発覚する。相手は一年前から付き合っている彼氏・航太郎だという春菜。幾度か険悪な雰囲気になりながらも、双方の親たちの間では子どもは諦める方向にまとまる。しかしその時ふたりは――。

若年層の妊娠について調べた上で本作を描いたという著者・たけみゆきさん。調べる中で感じたことや、どのように漫画に落とし込んでいったのか制作の裏側を聞いた。

――春菜の母・さなえは春菜の妊娠を知った時、初めは産むのは難しいと考えます。これは、たけ先生ご自身の反応を考えた結果ですか?

たけみゆきさん(以下、たけ):それもあります。産んで終わりじゃないことは、出産を経験した方なら誰もが感じているところですよね。そこを16歳の自分の子どもができるとは到底思えないというか。16歳で産んだ人が子どもをちゃんと育てられないというわけではないのですが、たとえ経済的に親が支えることができたとしてもイレギュラーなことだと思うので、将来を考えると厳しいと感じるのが自然なことではないかなと思いました。

――確かに私も同じ反応をしそうです。とはいえ、頭ごなしに叱らずに春菜に寄り添うのが素晴らしいなと思いました。こちらもたけ先生ご自身の反応を考えましたか?

たけ:いや、私だったらパニックになっていますね(笑)。春菜は頑なに「産む!」となっているので、それに対して冷静にいろいろな道を示してくれる、理想のお母さんを描きました。

――春菜のお父さんも冷静ですよね。もっと「うちの娘に……!」というリアクションを想像していました。

たけ:1話でお父さんが航太郎に対して「いい彼氏だね」と言うシーンがあるのですが、既に良好な関係を築いていたから、この反応になりました。これが彼氏の存在すら知らなかったら、もっと怒っていたと思います。お父さんはお母さんと反対の立場でいてもらおうと思って。お母さんは春菜の体調や気持ちに寄り添う立場で、お父さんは将来とか今後の環境とか、社会的な要素を考える役割でいてもらいました。

取材・文=原智香

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