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義母「悪気はないんだから許してあげて」私「じゃあお義母さんも♡」甘やかす義母が招いた、夫の真実と2人の末路

  • 2026.1.1

「悪気はないんだから、許してあげて」
義母が放つその言葉は、私にとって呪いそのものでした。浮気を繰り返す夫と、それを「男の甲斐性」と笑って許す義母。
理不尽な我慢を強いられ、家族としての情も枯れ果てていたある日、私は知ってしまったのです。その「甘やかし」が招いた、取り返しのつかない結末を……。

「ちょっと……、また浮気したでしょ!?」


震える手でスマホの画面を夫に突きつけました。そこには、ラブホテルから女性と腕を組んで出てくる夫の姿が鮮明に写っていました。私の友人が偶然目撃し、証拠として撮影してくれたものです。


夫は一瞬ギクリとした表情を見せましたが、すぐに顔をしかめ、悪びれる様子もなく言い放ちました。


「……チッ、余計なことしやがって! ただ飲んでた流れでだよ、深い意味なんてねぇし」


その言葉に、私の頭の中で何かが切れる音がしました。前回浮気が発覚した時、彼は土下座して「もう二度としない」と誓ったはずです。


「遊びって……結婚してる自覚ある? 何度も何度も裏切られて……私だってもう我慢できないんだけど」


私が必死に訴えても、夫は「仕事ばっかりなんだから、たまには羽を伸ばさせろ」と逆ギレする始末。挙句の果てには、「お前が説教ばかりするから浮気するんだ」と、すべての責任を私になすりつけ、会話を一方的に打ち切って部屋を出て行きました。部屋を出て行く直前、夫が誰かに電話をかけている背中が見えました。相手はおそらく義母でしょう。


このとき、私はまだ知らなかったのです。夫の身勝手さの裏に、もっと根深い「元凶」が存在していたことを――。

義母からの歪んだアドバイス

夫との喧嘩から1時間後、私のスマホが鳴りました。義母からです。味方になってくれるかもしれない──そんな淡い期待は、電話に出た瞬間に打ち砕かれました。


「聞いたわよ! また息子を怒鳴りつけたんですって? 嫁の分際で旦那にそんな口の利き方……恥ずかしいと思わないの!?」


耳を疑いました。浮気されたのは私なのに、なぜ私が責められなければならないのでしょう。夫が浮気したからだと事情を説明したのですが……義母の反応は信じがたいものでした。


「男の人なんてそんなものよ。ちょっと羽目を外すこともあるわ。それを大ごとにして騒ぎ立てるなんて……あなたにも反省すべきところがあるんじゃない?」


義母は「男の浮気は若いときだけ」「黙って耐えるのが妻の度量」と、時代錯誤な価値観を押しつけてきます。たまりかねた私が離婚を考えていると伝えると、彼女の声色は一変しました。


「離婚なんてしたら、うちの家の恥になるじゃない! ご近所になんて言われると思ってるの!? 私がどれだけ肩身が狭くなるか、あなたにわかる!?」


結局、義母にとって大事なのは息子の貞操観念でも私の幸せでもなく、「世間体」だけだったのです。彼女は最後に「私を信じなさい、大丈夫だから」と笑いましたが、その声は私の心に重々しく響きました。

エスカレートする夫の言動

それから数週間――。

事態はさらに悪化していました。生活費の振込日、夫からの入金がなかったのです。問い詰めると、夫はヘラヘラと笑いながら答えました。


「あー……それな、今月はパスで。ちょっといろいろあってさ、手元に金がねぇんだよ」


理由を聞けば、浮気相手にバッグやアクセサリーを貢いだせいで金がないとのこと。

「男なら女に貢ぐくらいの甲斐性があっていいだろ?」と悪びれもせず言う夫に、私は言葉を失いました。


自分の家庭を犠牲にし、妻に生活費の立て替えを強要してまで浮気相手に尽くす。それはもう「遊び」の範疇を超えているものでした。


「……私たち離婚しましょう」

私が静かに告げると、夫はあわてふためきました。いつもと違って、私が本気で離婚に踏み出そうとしているのを感じ取ったのでしょう。

「母さんが許さないぞ!」「両親を悲しませる離婚なんて絶対するもんか」と、いい歳をした大人が母親の存在を盾にして逃げようとします。


「……どうせまたすぐに、お義母さんに泣きつくんでしょう? でも、もう何もかも遅いからね」


夫の顔すらもう見たくない――そう思った私は最低限の荷物をまとめ、すぐに家を出ました。

義母への特大ブーメラン

案の定、すぐに義母からメッセージが届きました。

事情を説明しても、「悪気はないのよ」「許してあげるのがやさしさよ」と同じ言葉を繰り返す義母。しかし、私はもう以前の私ではありませんでした。

義母「息子に悪気はないんだから許して!許すのもやさしさよ!」
私「じゃあお義母さんも許してあげてくださいね♡」
私「督促状が届いても♡」
義母「は?」


私は深呼吸をして、義母に電話をかけました。そして、つい先日つかんだばかりの決定的な事実を突きつけることに。


「実はこの間、夫の部屋の棚を整理していたんです。そうしたら、本棚の奥に隠されていた『督促状』や『契約書』の束を見つけてしまって……。生活費を入れられない理由、やっとわかりました。浮気相手への貢ぎ代だけじゃなかったんです。複数の金融機関やローン会社からの借り入れ……つまり借金が総額で350万円を超えていました」


義母が息を呑む気配が伝わってきます。しかし、本当の地獄はここからです。


「契約書を見て目を疑いました。一番額の大きいローンが連帯保証人付きで、『連帯保証人』の欄に、お義母さんの名前があったんです。弁護士にも確認しました。署名だけじゃなく、印鑑証明まで付いているそうです」


電話の向こうで義母の絶叫が響き渡りました。


「そ、そんな馬鹿な……保証人!? なんで私が!?」


「以前、夫に『ちょっと書類に名前書いて』って頼まれたこと、ありませんか? お義母さん、中身もよく確認せずに署名したんじゃないですか? それ、連帯保証人の承諾書ですよ」と言うと、義母は思い当たる節があったようです。


「あ、いや、それは……たしかに何か書いた気はするけど……。あと急に『印鑑証明が必要』って言われて市役所まで連れて行かれたわね。でもまさか借金なんて……!」

「私は見つけたその日に、全部スマホで撮って無料相談に持って行きました。逃げ道があるか、確認したかったから」

「弁護士に聞いたら、ご自身で署名された以上、『知らなかったでは逃げられない可能性が高い』って言われました。夫ったら、お義母さんを保証人にするなんて……でも、お義母さんはすごいですよね! だって、『悪気がない』なら許してあげられるんですもんね? そうおっしゃってましたよね?」


私は冷静に言葉を紡ぎました。今まで義母が私に強いてきた「我慢」を、今度は義母自身が味わう番です。


「私は離婚して、あなたたちの問題には関わりません。請求は連帯保証人のお義母さんにも真っ先に行きます。どうぞ親子仲良く返済を頑張ってくださいね」

義母は「ちょっと待って! どうか、話し合いを……」とすがりついてきましたが、私は泥船に乗るつもりはありません。

そして、私は義母に一番伝えたかった言葉を突きつけました。

「あなたが『悪気はないから許せ』『男は遊ぶもの』と甘やかして育てた結果が、この借金です。あなたが作った怪物の尻拭いですから、責任を持って返済してくださいね」

その後――。

私と夫は離婚。慰謝料は公正証書にして分割にしました。元夫は私の提示した慰謝料と自身の借金に追われることになり、元義母もまた、溺愛していた息子から「母さんが自分でサインしたんだから、母さんが払えよ!」と責任を押しつけられ、泥沼の親子喧嘩を繰り広げているそうです。


正直に言えば、離婚が成立して新しい部屋で1人になった夜、こみ上げてきたのは「勝った」という喜びよりも、どうしようもない虚無感でした。信じていた夫、慕っていた義母……私が守ろうとした家庭は、最初から脆く崩れ去る運命だったのだと突きつけられたようで、涙が止まりませんでした。


「悪気がない」という言葉が、どれほど人の心をえぐり、尊厳を踏みにじるか――その痛みを知ってしまった傷は、すぐには癒えそうにありません。人間不信になりそうな夜も、まだあります。


それでも、あのとき勇気を出して、理不尽な要求に「NO」を突きつけた自分だけは、信じてあげたいと思うのです。もしあのまま我慢していたら、私は一生、都合の良い人形で終わっていたはずですから……。


今はまだ、心のリハビリの途中です。けれど、これからは誰かの顔色ではなく、自分の心に従って生きられる静かな日常を、少しずつ大切に積み重ねていこうと思います。

【取材時期:2025年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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